お仕事で考えが足りないと怒られたけどピンとこない?!考え方を知り、足りない部分をおぎなう事で人は成長する!!
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はじめに
お仕事で、失敗をしてしまった時など、「考えが足りない」と言われ、怒られる事があります。
自分の「知識不足や能力不足」を実感するのですが、それでも、自分なりに一生懸命、考えているのです。
では、「どの部分の考えが足りなかったのか?」を聞いてみて、「理解ができた」のなら、それを今後に活かしていけば問題はありません。
しかし、「理解ができなかった時」は、少々面倒な事となります。
その場では「分かったフリ」をしても、いずれ、また同じ失敗をして、同じように怒られるだけとなります。
したがって、その場で「分かったフリ」をせずに、「どこが足りなかったのか?」を理解して、足りなかった部分をおぎなう必要があります。
どこが足りないのかを聞いてもピンとこない
「どこが足りないのか?」を聞いても、「ピンとこない」時があります。
自分が「理解」できるまで、お話しを聞いていても、相手がイライラしている様子をみてしまうと、「気持ちが引いてしまう」かも知れません。
ここで、「気持ちが引いてしまい」、「分かったフリ」をしてしまうと、「どこが足りないのか?」が分からないままとなるので、また同じ失敗を繰り返す事となります。
「考え方」には、色々あります。
初めに「結果」を想定してから、「そこまでの手段」を考える人もいますし、「結果」に向けて、「一つずつ手段」を考える人もいます。
そして、この「考え方」に合わせてお話しをしないと、「重要なお話しのポイント」がズレてしまう事となります。
したがって、お話しを聞く時は「考え方」を統一させる必要があります。
「考え方」を統一させる事により、「重要なお話しのポイント」を逃さないようにする事ができる為、理解がしやすくなります。
余談となりますが、「どこが足りないのか?」を聞いてもピンとこない原因は他にもあります。
まずは「知識や技術の不足」となります。
これは、当たり前の事なのですが、「考えの中にない事」を考える事はできません。
したがって、「考える前」に「必要な情報を収集する」必要があります。
そして、やはり「理解力の不足」があります。
どうしても、会話だけで「理解」をするのは、限界があります。
「資料」があったとしても、文字ばかりでは、「理解」をする事が難しくなります。
「絵」や「表」を使用して、「理解」をする努力が必要となります。
考え方の方法の理解
「考え方」には、いくつか方法があります。
- だとしたら?から考える(仮説思考・・・ロジカルシンキング)
- 全体から考える(トップダウン)
- 単純にして考える
- 否定しながら考える(クリティカルシンキング)
となります。
一つ一つ、簡単に解説をしますが、分かりやすいように、「目的」があり、「目的に向けた手段や行動」を考える場合を想定します。
「1.だとしたら?から考える(仮説思考・・・ロジカルシンキング)」についてです。
この考え方が、「一般的な考え方」となり、「目的」について、色々な「手段」を想定して、「目的にむけた行動」を考える方法です。
次は、「2.全体から考える(トップダウン)」についてとなります。
ある「目的」について、その「目的」に関係する事柄の全てをとらえて、「全体像」をみながら考えます。
「全体像」から考え、「全体像」から外れないような「手段」で、「目的に向けた行動」を考えます。
次は「3.単純にして考える」です。
「目的」について、余計な事柄を削ぎ落として、本当に必要な事のみについて考えます。
「目的」を「必要最小限の事柄」に絞り込み、その事柄について「手段」を想定し、「目的に向けた行動」を考えます。
次が「4.否定しながら考える(クリティカルシンキング)」です。
考えた事とは別の手段を想定し、複数の考え方の中から最善を選ぶ考え方となります。
「目的」について、「手段」を想定し、「目的に向けた行動」を考えます。
そして、一度考えた事について、「否定」をして、別の「手段」を想定し、「目的に向けた行動」を考えます。
そして、いくつかの「目的に向けた行動」について、最善と思える「考え」を選択します。
4種類ほどの「考え方」を挙げましたが、お話しをする際は「どの考え方を利用しているのか?」を知る事で、お話しの流れや展開を先読みする事ができます。
また、できるならば、なるべく「自分の考え方」にあわせて、お話しをして頂く事で理解がしやすくなります。
どこが足りなかったのか?を知る
「考えが足りない」と言われた時、「どこが足りなかったのか?」を知る必要があります。
「考え方」を合わせる事で、理解ができたのならば、問題はありません。
もし、まだ「ピンとこない」ならば、どのポイントが「ピンとこない」のかを知る必要があります。
「考えが足りない」と言われるポイントは、大きく分けて、「目的の理解」「目的に向けた行動」「問題点と解決方法」となります。
「ピンとこない」ポイントは「目的」でしょうか?
この場合、「目的を理解していない」事となります。
「目的を理解していない」ならば、「目的の再確認」をしてください。
もし、「目的の再確認」をしても、「ピンとこない」ならば、「自分の理解力が不足している」か「相手の話し方に問題がある」となります。
これは、お話しをする時に「図や絵を利用して、理解を深める」ようにしてください。
「ピンとこない」ポイントは「目的に向けた行動」でしょうか?
この場合、「知識や技術の不足」が原因となります。
「どこが足りなかったのか?」のお話しの中で、「自分に不足している部分を伝える」事で、不足している部分を習得してください。
「ピンとこない」ポイントは「問題点と解決方法」でしょうか?
この場合、「思い込み」や「気がまわらない」事が原因となります。
ちなみに、「考えが足りない」と言われるのは、ほぼこのポイントではないでしょうか。
これは、「経験」「技術」「知識」の不足となります。
ただし、これは誰にでもある事ですので、実は、それほど大した問題ではありません。
「相談」する機会を増やしてください。
「問題点の解決方法」を考えるには、「目的」や「目的に向けた行動」をしっかりと理解している必要がありますが、「相談」により、「目的」や「目的に向けた行動」について、「理解」を深める事ができます。
実はこの繰り返しが成長
「考えが足りない」と言われ、その「足りない部分を補う」事の繰り返しが「成長」となります。
「考えが足りない」と言われた時、「考えの不足が原因」となりますが、この「考え」には「考え方の不足」「理解の不足」「知識や技術の不足」などの「不足している事柄」が挙げられます。
そして、これらの「不足している事柄」を補う事が、「成長」となります。
したがって、「考えが足りない」と言われる事は問題ではありません。
その時は、凹んでしまうかも知れませんが、「不足している部分を見つけてくれた」「これで、もう一段階、成長できる」と思うようにしてください。
simacatより一言
「考えが足りない」と言う人には、「気をつけなければいけない人」がいます。
「早ければ良い」という人もいれば、「遅くても丁寧に」という人もいますので、こればかりは、「言う人」に従うしかありません。
しかし、この中には「毎回、言う事が違う人」がいます。
この「毎回、言う事が違う人」が、「気をつけなければいけない人」となります。
もし、「毎回、言う事が違う人」を相手にしてしまった時は、「考える」という行為が無駄となります。
したがって、考える必要がないように、「マニュアル」を作ってもらいましょう。
そして、その「マニュアル」に沿って、お仕事をすれば、「考えが足りない」と言われる事はなくなります。
もし、それでも言われたら、「マニュアル」を修正して頂きましょう。
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