成功例から学べる事と失敗例から学べる事を理解して自分を成長させる!!
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はじめに
お仕事をしていると今までの苦労が報われる「成功例」と、今までの苦労が無駄となる「失敗例」があります。
「成功例」と「失敗例」は、「名誉」と「汚名」と言う大きな違いがある様に感じますが、どちらもしっかりと振り返りを行う事で、自分の成長に繋げる事が出来ます。
「成功」したからお終い、「失敗」したからお終い、と結果が出たからと終わりにしないで、次の目的に向けて振り返りを行う事が重要です。
「成功」も「失敗」も、学べる事がたくさんあるのです。
成功例から学べる事
「成功例」とは、目的に向けて今まで行なってきた事について、成果をあげる事が出来た状態です。
また、周りから感謝をされる事もあるかも知れません。
そして、「成功例」は自分に自信に繋がります。
それは、苦労すればする程、強い物となります。
「成功例」から学べる事は、「目的に向けて行なってきた事が正しかった」と言う事の証明となります。
しかし、ここで忘れてはいけない事があります。
それは「無駄がなかったのか?」と言う事です。
結果的に「成功を収めた」のですが、もっと工夫をしていたら、「時間の短縮に繋がっていたかも知れない」、もしくは「もっと品質が高くなっていたかも知れない」と思う事です。
「成功」は、1回では終わりません。
1回の「成功」が終われば、また次の目的が現れて、「成功」を期待されます。
この為、「成功例」の一つ一つを振り返り、もっと良い「成功例」とする為に、工夫をし続ける必要があります。
失敗例から学べる事
「失敗例」とは、頑張って行なってきたのですが、残念ながら、目的を果たせずに終わってしまう事です。
「失敗」は、周りからの視線が厳しい物となる可能性がありますし、辛い思いをするかも知れません。
「失敗」は、自分の能力に疑問を持ってしまったり、落胆してしまったりと、良い事が無いように感じます。
しかし、「失敗例」で学べる事はたくさんあります。
「失敗」は、誰にでもある事です。
大切な事は、行って来た物のどの部分が「失敗に至ったのか?」を考える事です。
そして、「失敗した事」は辛い思い出となる為、記憶への刷り込みも十分に行われので、同じ事の失敗には敏感となります。
「失敗をしない様にする為には?」を考えて、それに備える為には、「失敗」をする事は重要な経験となるのです。
成功例よりも失敗例が参考となる
実は、「成功例」よりも「失敗例」の方が参考となります。
「失敗」は、能力のある人はしないと思いがちですが、そうとは限りません。
何故ならば、目的に対して、全てを理解している人はいませんし、全てを見通せる人もいないからです。
「知らなかった事」や「気付かなかった事」が原因で「失敗」に繋がるケースがあります。
また、「予期する事」ができない事が「失敗」に繋がるケースもあります。
その「失敗」の一つ一つを経験として蓄積して、「失敗を回避する」事ができる様になります。
そして、「失敗を回避する事」が、「成功を続ける事」に繋がるのです。
Q&Aは失敗例の積み上げ
Q&Aと言うものをご存知の事と思います。
現代風に言うと、「困った時にお読みください」的な、説明書の末文に記載されている一覧表です。
困った時に利用される為、大抵の方はじっくりと読む事は無いでしょう。
しかし、一度じっくりと読んで見て頂きたいと思います。
通常、「そんな使い方はしないだろう」と思われる事が書かれているのです。
実はこれが重要なのです。
あらゆる使い方を想定する為には、数々の「失敗」が必要です。
「そんな使い方はしないだろう」という固定観念に縛られていては、Q&Aの発想が出来ないのです。
様々な使い方を実際に行い、失敗をして、その度に「正しい使い方」や「直し方」を調べます。
Q&Aは、商品化を行った方々の「失敗と対応策」を記録し、一覧化をしているのです。
成功例も失敗例も共有する事が重要
Q&Aでは「失敗例」の一覧化について触れましたが、もちろん「成功例」も一覧化をするべきです。
「成功例」も「失敗例」も一覧化をする事より、How-Toが出来上がります。
How-Toにより、
ある目的に向けて、どの様に動けば良いのか?
どの点に注意をしなければいけないのか?
を意識する事が出来ます。
そして、How-Toを同じ書式で描いて纏めておき、誰もが読んで理解をできる状態にしておく事により、誰もが「成功」をする事ができる様になるのです。
それは、「成功例」を続ける事ができる「ベストプラクティス」と言われる最良の手順が記載された物となります。
simacatから一言
「失敗」をしたからと言って、落ち込む必要はありませんが、もしベストプラクティスを守らなかったのであれば話しは変わって来ます。
もしベストプラクティスがあるなら、まずはそれを理解しましょう。
何故ならば、それが「成功」も「失敗」も経験を積み上げて来た結果だからです。
自分が経験していなくても、ベストプラクティスより経験を得る事ができるのです。
従って、もしベストプラクティスが存在しない場合は、作成する事をお勧めします。
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