自意識過剰とは?!ネガティブな自意識過剰は危険です!!
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はじめに
お仕事をおこなっていて、「自分に対するまわりの目」が気になってしまう事はないでしょうか?
たまになら、それほど気にする必要はありません。
しかし、「いつも気になる」「常に意識をしてしまう」という状態が続くと、心が疲れてしまいます。
そして、この状態が「自意識過剰」と言われています。
特に、お仕事の場面では、「自分が自意識過剰になっている事に気がつかない」事が問題となります。
そして、「ネガティブな自意識過剰」になると、精神的に不安定となる可能性があります。
その結果、お仕事はもちろん、私生活にも影響してしまう場合があります。
「ネガティブな自意識過剰の状態とは?」、「ネガティブな自意識過剰を防ぐ為にはどうするか?」について、触れたいと思います。
お心当たりがある場合、「ネガティブな自意識過剰の状態」を止める為の参考にして頂ければと思います。
ネガティブな自意識過剰の状態とは
「ネガティブな自意識過剰の状態」とは、「自分に対する、まわりの人からの見られ方や考え方が、異常なほど、気になり過ぎてしまう状態」です。
つねに、「あの人から、どう見られているのか?」「あの人は、自分の事をどのように考えているのか?」を考えてしまう状態です。
そもそも、なぜ「まわりの人からの見られ方や考え方が、気になり過ぎてしまう状態となるのか?」ですが、これは「緊張や不安」から、「自分が勝手に考えてしまう事」となります。
特に、「自分に自信が持てない人」や「心配性な人」など、ネガティブな考え方の人ほど、この「緊張や不安」を強く感じてしまいます。
また、「疲れている時」や「落ち込んでいる時」も、「緊張や不安」を強く感じる事があります。
それでは、「自意識過剰は悪い事なのか?」というと、そうではありません。
「人から、どのように見られているのか?」「人から、どのように考えられているのか?」を気にする事は、自分とまわりとの「バランス」をとるのに必要な事です。
この「バランス」が取れない人は、「自分勝手な人」や「わがままな人」だと思われてしまいます。
したがって、ある程度の「自意識過剰」は、必要となります。
それでは、「自意識過剰の何が問題となるのか?」となります。
それは、「緊張や不安を感じ続けてしまう事」です。
「緊張や不安」を感じ続けると、「ネガティブな自意識過剰」が止まらなくなり、「考える事」も止まらなくなります。
その結果、お仕事にも集中できなくなり、「冷静に考えられない」「正しい判断ができない」状態となります。
そうすると、「お仕事の進みが遅くなる」「失敗を繰り返してしまう」など、ますます、「緊張や不安」を感じる事となります。
そして、家に帰っても、考え続けてしまう為、夜、眠る事ができなくなり、睡眠不足と疲れから、さらに「緊張や不安」が増えていきます。
これは、うつ症状と似ているのですが、こうした「悪循環」が、「ネガティブな自意識過剰の問題点」となります。
なお、「自慢話」や「上から目線」の「ポジティブな自意識過剰」という人がいます。
これも、原因は「緊張や不安」で、「まわりの人の自分に対する見られ方や考え方が気になる状態」です。
「ネガティブな人の自意識過剰」は「自分を否定する事」となりますが、「ポジティブな人の自意識過剰」は、「まわりの人を利用して、緊張や不安を解消」しようとします。
この「ポジティブな自意識過剰」では、精神的な問題は起こりづらいのですが、まわりの人の考え方に疎くなっている為、「人が離れていく危険性」が高くなります。
孤立してしまわないように、注意をする必要があります。
ネガティブな自意識過剰を防ぐにはどうするか?
ネガティブな自意識過剰を防ぐには、「悪いところは直せば良く、自分を否定する考え方はやめる」必要があります。
「ネガティブな自意識過剰」は、「まわりの人からの見られ方や考え方が、気になり過ぎてしまう状態」です。
とはいえ、自分とまわりとの「バランス」をとる為に、必要な事でもあります。
したがって、「自意識過剰」は、「まわりとのバランスをとる事」を目的とするべきです。
しかし、「ネガティブな自意識過剰」となる時、ほとんどの場合、「自分とまわりを比べて、自分を否定してしまう考え」となってしまいます。
そして、この「否定の考え」が「緊張や不安」を増やしてしまう事となります。
その結果が、「ネガティブな自意識過剰の問題」となります。
もし、「自分に悪い部分」があったとしても、「悪い部分を直せば良いだけ」です。
「自分を否定」するほどの事ではありません。
また、お仕事で「自意識過剰」となった場合、あくまでも「緊張や不安」は、「お仕事での事」となります。
プライベートの「本当の自分を否定」して、「緊張や不安」を家に持ち帰る必要はありません。
このように、「悪いところは直せば良く、自分を否定する考え方はやめる」という割り切った考えをするようにしてください。
ちなみに、「ポジティブな人」の場合でも、「自分を否定する考え」をする必要はなく、「悪い部分を直せば良いだけ」と考えるようにしてください。
simacatより一言
ちなみにですが、「自意識過剰」の反対で、「無意識過剰」という言葉があります。
言葉の通り、「まわりの人からの、見られ方や考え方を気にしない人」となります。
自分の考えのみに従う為、正しい事をしているなら良いのですが、誤った事の場合は、修正する事が非常に難しい人となります。
その点だけを見ると、「自意識過剰」の方が、「まわりの人に対して、優しい考え方」なのではないでしょうか。
「自意識過剰」で、まわりの人を意識する事は、恥ずかしい事でも、ダメな事でもありません。
自分に害がないのであれば、多少の「自意識過剰」も、良いのではないかと思います。
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