自分に自己暗示で不安を解消?!仕事場では偽りの自分の方が気が楽になる!!
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はじめに
仕事をしていると、どうしても不安になる事があります。
しかし、どの様に不安を感じても、行わなくてはいけない事があります。
不安だからといって、その度につまずいていては、ストレスが溜まるばかりです。
仕事場では自己暗示をかけて、偽りの自分を演じる方が、気持ちは楽になります。
自己暗示を上手く利用して、不安を解消しましょう。
自己暗示とは
自己暗示とは、「思い込み」です。
本来は違う自分ですが、違う自分のイメージを持ち、その様な自分であると思い込む事によって違う自分となる事です。
「アファメーション」とも言われます。
本来の自分を理解
自己暗示をかけるには、本来の自分を知って、理解をしている必要があります。
何故ならば、本来の自分をイメージして自己暗示をかけても、何の変化もなく、意味が無いからです。
「違う自分」をイメージする必要がある為、「本来の自分」を理解する必要があります。
本来の自分と仕事場での自分とのギャップ
本来の自分を理解し、「仕事場での理想の自分」を考えます。
その考えた結果が、あまりにも本来の自分とかけ離れている場合、いくら自己暗示をかけても、イメージ通りの自分となる可能性は低くなります。
本来の自分に、近ければ近いほど、自己暗示はかかりやすくなります。
例えば、「プレゼンが苦手」な人が、多くの人の前でプレゼンをするとします。
「完璧なプレゼンをする」とイメージをしても、完璧にできる事は殆どありません。
これは、「本来の自分」とは大きなギャップがあるからです。
「本来の自分」と、あまりにも掛け離れた自分をイメージしてしまうと、逆にプレッシャーを感じ、緊張により、失敗に繋がってしまいます。
ネガティブな自分をイメージする方が楽
では、どの様なイメージを持ったら良いのか?となります。
それは、「ポジティブな自分をイメージ」するよりも、「ネガティブな自分をイメージ」する事です。
先ほどの、「多くの人の前でプレゼンを行う」ケースでは、「失敗しても良い」とイメージをする事です。
失敗は、「恥をかく」「怒られる」などの結果を想像してしまいがちですが、「恥と思わない」「怒られても仕方がない」、そんな自分をイメージをします。
ネガティブな自分をイメージして、自分はそうであると自己暗示を行う事により、暗示にかかり易くなります。
自己暗示をかけ続けた結果
自己暗示をかけ続けた結果、「本来の自分」から、かけ離れていくかも知れません。
もし、本来の自分を失いたくないのであれば、自己暗示は止めて、元の不安を感じる自分に戻っても良いと思います。
しかし、お仕事を始めて数年もすると、誰でも変化が生まれてきます。
それが、成長なのです。
初めは、自己暗示による偽りの自分であっても、長い期間をかける事で、自分に吸収されていくのです。
自己暗示をかける事は、自分を育てていく事でもあるのです。
自己暗示に向かない人
自己暗示をかけて不安を解消し、お仕事が気楽に行える様になる事が目的なのですが、問題があります。
元々が「ネガティブな性格」の方は、自己暗示がマイナスに働いてしまう可能性があります。
「どうせ出来ないんだから」と普段から考えている人が、ネガティブな考えをすると、余計に落ち込んでしまいます。
本来の自分がネガティブであるならば、自己暗示は控えた方が良いでしょう。
むしろ、そのネガティブな気持ちを武器にする事をおすすめします。
自己暗示に向かない事柄
自己暗示は、自分に対して自己暗示をかける事で、思い通りの結果に繋げる事を目的としていますが、目的の作業の直前に行うべきです。
ダイエットで例えます。
ダイエットを行うには、時間が必要です。
この様な行為に対して、「自分は痩せている」と自己暗示をかけてしまうと、「痩せる為の行動」を怠ってしまう可能性があります。
従って、「目的の達成まで時間を要する事柄」や「中長期的な目標」に自己暗示かける事は逆効果となってしまい、良くない結果を招く事が多くあります。
simacatから一言
「本来の自分」を偽る自己暗示は、悪い事の様に感じる方もいるかも知れません。
確かに様々な考えを持ってしまうと、どの考えが、本来の自分の思いなのかが分からなくなってしまうかも知れません。
その為にも、自己暗示をする前には、「本来の自分を理解する事」が必要なのです。
「本来の自分を理解する事」をしないで、自己暗示を繰り返してしまうと、考えをまとめる事が難しくなってしまいます。
お仕事を気楽に行う事が目的の筈だったのに、逆に混乱してしまう可能性があります。
従って、「お仕事での自分」と「本来の自分」は、分けて考える様にしてください。
難しい様ならば、自己暗示は止めた方が無難です。
また、自分らしさを失ってしまったと思った方は、「現在の自分の本当の考え」を基準にしましょう。
人の考えは変わる物です。
過去の自分がどうであれ、「今の自分」が自分なのです。
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