テンションの下げ方を知っておこう?!ハイテンションが問題行動になるなら冷静になる必要がある!!
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はじめに
「失敗をする気がしない」とか、「やる気が止まらない」など、このような気持ちになった事はないでしょうか?
これは、自分が「テンションが上がっている状態」で「ハイテンションの状態」となります。
テンションを上げる事は、悪い事ではないのですが、「ハイテンションの状態」が、「上がりすぎ」たり、「長すぎ」たりすると、まわりの人から、白い目で見られる結果となります。
したがって、「ハイテンション」は「自分の中だけ」にしまっておき、必要な時にテンションを上げ、「自分のやる気の向上」に繋げられる事が、正解となります。
しかし、「ハイテンション」は「自分で制御しずらい状態」ともいえます。
そして、「ハイテンションの状態」は、「問題行動」に繋がる恐れがあります。
「ハイテンションの状態」となった時、テンションを下げる事で、「自分の制御を取り戻す」事ができます。
「テンション」の「制御(コントロール)」を身につけて、上手に「ハイテンション」を利用しましょう。
ハイテンションの状態とは
「ハイテンションの状態」とは、「テンション」が高い状態で、「気持ちの高揚」や「興奮状態」とも言われています。
具体的な「ハイテンションの状態」の例を挙げます。
- 一晩中しゃべり続ける
- 人の話しを聞かない
- 誰にでも、やたらと話しかける
- 言い合いになった時、暴言をはく
- ほとんど眠らなくても平気
- 自分は何でもできると思う
- 非常に行動的となる
- 根拠のない自信に満ち溢れる
- 高額な買い物を簡単にする
- ギャンブルに高額をつぎこむ
- 次々と(自分にとって)良いアイデアが浮かぶ
- 考えて行った事が長続きしない
- 注意力が下がる
- イライラする
「気分の高まり」を抑える事ができない状態です。
誰にでも、一つくらいは経験があるかと思います。
しかし、このような状態が目立ってしまったり、長く続いてしまうと、「問題行動」となります。
「問題行動」とは、「法律や規則、常識やマナーなどの社会規範から、外れた行動」です。
この行動の結果は、「自分で自分を苦しめる」、「人に迷惑をかける」など、良い状態になる事はありません。
この「問題行動」を防ぐ為にも、「ハイテンション」の状態から抜け出し、「通常の自分」を取り戻す必要があります。
余談となりますが、脳の病気に「双極性(ソウキョクセイ)障害」というものがあります。
これは、「ハイテンションの状態」が「躁(ソウ)状態」と言われ、「落ち込む状態」が「うつ状態」といわれ、これが交互にあらわれる病気です。
気分の「上がり」と「下がり」の振れ幅が大きい為、心への負荷も大きく、「躁状態」で頑張り、そしてエネルギー切れで寝込み、「うつ状態」となり、これを繰り返します。
言い換えると、「常にハイテンション」の状態は、「脳の病気」である可能性があります。
そして、「ハイテンションの状態」が続き、エネルギー切れとなった時、「うつ症状」がおこる可能性がある事に、注意が必要です。
テンションを下げる方法
「ハイテンションの状態」から抜け出す為に、「テンションを下げる方法」をいくつか挙げます。
- 深呼吸をする
- 静かなところへ行く
- なにかする事をやめる
- 自分自信を見つめ直し、人と比較をする
- 人からの否定に耳を傾ける
- 自分が接する人の視点・気持ち・考えを意識する
「心を落ち着かせる」事が、一番となります。
どうしても、「心が落ちつかない」場合、まわりの人をみて、自分と比較をします。
まわりの人と自分を客観的に比較する事で、「自分の状態」を確認する事ができます。
「メタ認知」という言葉をご存知でしょうか?
「メタ認知」とは、自分の「考え方」「感じ方」「覚え方・知り方」「判断基準」を客観的に見て、「自分が自分をどのようにコントロールしているのかを知る」事です。
「メタ認知」にて、いつもと違う自分に気付き、「ハイテンションの状態」から、抜け出せるのであれば、それで問題はありません。
もし、「ハイテンションの状態」から抜け出せないなら、「メタ認知」と同じ手順で、まわりの人を知り、そして自分と比較を行い、正常な状態なのかを確認してください。
もし、まわりの人とズレがあるならば、まわりの人の状態に自分を合わせれば良いだけとなります。
なお、「問題行為」とならない「ハイテンション」は、やる気につながる可能性があります。
「ハイテンションの状態」でも、「間違いや問題が起こらない」、「まわりの人に迷惑をかけない」ならば、無理に抑える必要はありません。
simacatより一言
モチベーションの向上の役に立つ「ハイテンション」なら悪くないのですが、ほとんどは「興奮」などに変わり、「暴言や暴力」といった「問題行動」につながってしまいます。
「問題行動」となってしまっては、せっかくの「やる気」も水の泡となります。
自分にしろ、まわりの誰かにしろ、「ハイテンション」による「興奮」「活気」「高揚」など、気持ちのたかぶりを感じた時は、一旦、冷静になる時間を作るようにしましょう。
冷静になる事ができれば、自分が傷付いたり、人を傷つけたりする機会を、確実に減らす事ができます。
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