【新卒の就活】企業側の視点でアドバイス?!企業側も色々と大変なんですよ!!
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はじめに
学生の皆さんが就職活動をする際、「いつから始めて良いのか分からない」と言った言葉を耳にします。
また、「周りの友人が動くまで活動をしない」と言われる方もいらっしゃいます。
「いつから始めて良いか分からない」のであれば、すぐに動くべきです。
「周りの友人」に振り回されていると、就職の機会を逃してしまうかも知れません。
自分のペースで良いので、就職に向けて行動をしましょう。
各企業は様々な工夫を凝らして、学生の皆さんに振り向いて頂ける様に活動をしています。
今回は、そんな企業の活動について、ご紹介致します。
企業側の動き
企業側には目標数がある
企業側にも、入社をして頂く人数の目標値があります。
これは、適当に決められた数値ではなく、「定年を迎え退職をされる方」や「自己都合などで退職をされる方」など、一定数の退職者の数や、今後の企業の成長などを吟味して求められた値なのです。
従って、その人数に入社して頂かないと、今後の会社の運営に問題が生じてしまう危険性があるのです。
目標の数の皆様に入社をして頂く為に、様々な努力を行なっています。
スペシャリストを雇う
どの世界にも、スペシャリストは存在します。
就職活動をしている皆さんに、企業の説明をする事を生業にされている方々です。
お話しが上手で、聞いていると引き込まれてしまいます。
当然、この様なスペシャリストにお願いをすると、報酬が発生します。
就職活動をされる皆さんに対して、社内の人間を割当てる事が出来ない時に利用する企業があります。
もちろん、スペシャリストを雇わない企業もあります。
この場合、人事や総務を担当している方々が、担当をするケースが多くなります。
スペシャリストの方々も、人事や総務の方々も、実際のお仕事の現場を知らない方が各企業の説明をします。
お金を払ってイベントへ参加
就職活動を行なっている方を対象にした「合同企業説明会」などのイベントを耳にした事はないでしょうか?
このイベントは、企業側がお金を払って参加しています。
出入り口の近くであったり、より広いブースは、多くの料金を支払っています。
この様な企業は、学生の皆さんの採用に力を入れている企業となります。
皆さんの学校で自社をアピール
皆さんの学校へ企業が赴き、自社のアピールをするイベントがあります。
学校側は、学生の皆さんが安心して働く事のできる企業の情報を収集し紹介をしています。
従って、皆さんの学校で説明をしている企業は「信用できる企業」である必要があります。
その「信用できる企業」とは、学校の就職担当の先生が、1年を通して企業とコミュニケーションを取り、企業規模や経営状況の把握はし、「信用できる企業」であるのか?をチェックしているのです。
就職活動を行う皆さんは、1年間だけのお話しかも知れませんが、学校も企業も、この様な事を繰り返し、お互いに信頼関係を築いているのです。
技術的なスキルより内面を尊重
様々な企業の宣伝文句に、「初心でも大丈夫」と言うキーワードを見かけると思います。
就職活動をされている皆さんも「本当に大丈夫なの?」と思いますよね。
もちろん、それなりの技術力があった方が良いですが、本当に即戦力が欲しいなら、経験者を採用します。中途採用と言う物ですね。
従って、「初心者でも大丈夫」と書いてあったら、それを素直に信じても良いでしょう。
何も知らないので、出来ないのは当たり前なのですから。
それよりも「しっかり敬語を使えるのか?」や「反社会的な思想を持っていないか?」など規律的な部分を重視します。
社会人としての振舞いが出来ない方は、企業のイメージを損なう恐れがあるからです。
内定辞退は本人から理由を聞かせて欲しい
最近は内定辞退率が高いです。売り手市場だからでしょうか?
折角、内定承諾書をかわして目標数をクリアしても、内定辞退と言う壁が待っているのです。
各企業も、ある程度の辞退数は予定に入れているのですが、ここ2・3年は予想を超える辞退率の様子です。
内定辞退は厳しいのですが、ご本人の事情もあると思います。
しかし、「辞退の理由が特にない」とか、「親が辞退してくる」などは、何ともやり切れない気持ちになります。
就職活動をしてきた皆さんも時間をかけ、スーツ代や交通費にお金をかけてきたと思いますが、企業側も皆さんに対してお金を費やしているのです。
内定はまだ、正式に雇用関係が結ばれていないので、内定辞退は就職活動をされてきた皆さんの権利でもあり、内定辞退の否定は出来ないのですが、せめて責任のある説明と行動をして頂ければと思います。
simacatから一言
就職活動は、様々な企業を覗けるチャンスでもあります。
辛いと思って企業を回るよりも、好奇心を持って回る方が気持ちも楽になります。
皆様が良い企業を巡り合える事をお祈りしております。
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