1年前の自分と比べて成長はしているのか?!お仕事から学ぶ成長の見つけ方!!
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はじめに
社会人になると、日々勉強です。
そして、その努力を日々積み重ねていき、「成長」していきます。
しかし、「成長」は意識をしないと感じる事はできません。
そして、昨日と比較をしても、変化を感じる事はできないでしょう。
感じるとしたら、「ある作業を覚えた」くらいでしょう。
しかし、その積み重ねも「成長」なのです。
日々の振り返り
「初めて行う作業」ならば、教えられ、学び、そして身につきます。
そして、「初めての作業を行う事ができた」と思うでしょう。
しかし、お仕事は「初めて行う作業」ばかりではありません。
昨日、「初めて行った作業」は、今日から「普通に行う作業」となります。
そして、今まで教えられ、学んだ作業も、「普通に行う作業」となっています。
「普通に行う作業」として、何事もなく始めて、何事もなく終わる、毎日「同じ事の繰り返し」となります。
この「同じ事の繰り返し」を何事もなく過ごしてしまうと、お仕事に対して、鈍感となってしまいます。
鈍感とならない為には、振り返りが必要です。
「毎日の作業で、そんなに変化を感じる事ができない」と、思うかも知れません。
しかし、同じ作業であっても、違いはある筈です。
それは「違いを見つける行動」につながります。
また、本当に「同じ作業の繰り返し」ならば、その作業に疑問を抱くべきです。
「毎日、行う必要があるのか?」「他の作業に取り込む事はできないのか?」など、当たり前を疑いましょう。
疑う事で「変化をさせる行動」につながります。
毎日の振り返りで、「違いを見つける行動」と「変化をさせる行動」を身につける事ができます。
1ヶ月の振り返り
毎日の振り返りにて、「違いを見つける行動」と「変化をさせる行動」が身につきました。
「違いを見つける行動」と「変化をさせる行動」で、色々な作業について「現状での不満」を感じる筈です。
不満はいくつ挙げられたか?
不満をいくつ解消できたか?
「挙げられた不満」と「解消できた不満」で、「同じ事の繰り返し」だった作業に、どの様な影響があったのかを振り返りましょう。
「作業時間」「品質」「作業負荷」を評価基準とすると良いでしょう。
解消でき不満に対する評価の例え
作業時間
作業時間0分(作業がなくなった)=10ポイント
作業時間半分=5ポイント
作業時間変化なし=0ポイント
品質
品質が改善=10ポイント
品質に変化なし=0ポイント
作業負荷
楽になった=10ポイント
半分ほど楽になった=5ポイント
前と変わらず=0ポイント
解消できた不満に対して、「作業時間」「品質」「作業負荷」のポイントを算出して成果とします。
なお、「作業時間」「品質」「作業負荷」の一つでも0ポイントが存在する場合、元に戻す必要があるのかは検討が必要です。
この様に、1ヶ月で振り返りを行う事により、「評価をする行動」を身につける事ができます。
半年の振り返り
1ヶ月の振り返りにて、「評価をする行動」が身につきました。
「評価」から得られた情報は作業に対して「行って良かった事」「行っても良くならなかった事」が分かりました。
半年後の振り返りでは、「評価のまとめ」を行います。
半年間で「挙げられた不満」と「解消できた不満」の数を集計します。
そして、「解消できた不満」に対して、「作業時間」「品質」「作業負荷」を基準とした評価を合わせます。
評価のまとめの例え
解消できた不満の数/挙げられた不満の数
作業時間の評価
品質の評価
作業負荷の評価
「評価」をする際に忘れてしまいがちなのですが、「評価をした時点」では、問題が見えなかっただけで、まだ問題は隠れているかも知れません。
従って、「解消できた不満」については、半年後にも再度、評価をしましょう。
「同じ事の繰り返し」の作業に於いて、「変化を感じ」「不満を抱き」「不満を解消し」「評価をし」「評価をまとめる」の一連の作業を行う事により、作業を熟知する事ができます。
そして、作業を熟知している人は「管理」ができる立場となる事ができます。
従って、「作業を管理する行動」が身につきます。
1年後の振り返り
「作業を管理する行動」が身についてから、管理者の視点でお仕事をしていると思います。
各作業は相変わらず、「変化を感じ」「不満を感じ」、そんな日々を過ごしているでしょう。
そして、「不満を解消」したり、「評価」をしたり、「評価のまとめ」をしたり、同じ事を繰り返しているでしょう。
そこです。
今度は自分自身について、「変化」や「不満」を感じなくてはいけません。
そして、「不満に感じる」事は直していかなくてはいけません。
そして日々、努力をし、それが成長につながります。
もちろん、その努力に対しても、必ず「評価」を行うようにして下さい。
しっかりとした「評価」は、自分の成長を理解しやすい物としてくれます。
simacatより一言
社会人の一年は、本当にあっという間に過ぎていきます。
1年で何を学んだのか?については自分以外、誰にも分かりません。
従って、1年間の目標や行った事は、記録に残しておきましょう。
自分の成長は、お仕事に限ったお話しではありません。
従って、趣味なども記録に残しておくと、振り返った時に面白いと感じます。
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