お仕事で使えないやつと言われました?!本当に使えないやつなのか?!使えるやつになる為には?!
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はじめに
お仕事をしていて、上司や先輩、同僚などから「使えないやつ」と言われた事はないでしょうか?
「失礼な言葉」「悪い言葉」です。
言われた方は、傷つきます。
この言葉が原因で、お仕事に向き合えなくなる人もいます。
したがって、本来は「使用してはいけない言葉」となります。
とはいえ、自己防衛は必要となります。
「使えないやつ」と言われた時、傷ついて、お仕事に向き合えなくなる事がないように、備えて頂ければと思います。
使えないやつの特徴
はじめに、「お仕事の場面で使えないやつ」と言われる人の特徴を挙げます。
- 納期を守らない、約束を守らない
- 人の話しを聞かない、理解をしようとしない
- 作業のスピードが遅い
- 同じ事を何度も言われる
- やる気がない、やる気が感じられない
- ミスや失敗を他人のせいにする
- 否定的な事ばかりを口にする
- すぐに忘れる
かなり目立つ特徴なので、心当たりのある人も、少なくはないと思います。
そして、これらの特徴は、「いつもの状態」となります。
「いつも、納期を守らない」「いつも、同じ事を何度も言わせる」などとなります。
この特徴があると、「お仕事の品質」「お仕事の完遂」に疑問が出てしまう為、「使えないやつ」となります。
また、「使えないやつ」には、「重要なお仕事」が任されなくなります。
これは、「信用ができない為」となります。
「信用ができない」為、「誰にでもできる簡単で単純なお仕事」「成果を気にしないお仕事」が、与えられ続ける事となります。
しかし、このお仕事についても、「お仕事の品質」や「お仕事の完遂」には疑問を持たれ、「ミスがある事を前提に成果が見られる事」となります。
とはいえ、「使えないやつ」と言われた時、冷静に考えて頂きたい事があります。
これは、そもそも「できないお仕事を任されている」可能性がある為です。
「まわりの人はできているから」など、「できる根拠が乏しい」場合があります。
また、「教育の欠陥」など、「知識や技術が不足している」場合もあります。
このように、「できないお仕事を任せた」にも関わらず、「使えないやつ」と言われた場合、自分の責任をそこまで感じる必要はありません。
逆に「無理な事は無理」「できない事はできない」と伝え、「教育の場」を設けて頂く必要があります。
また、「状況により誤解を与えてしまう」場合があります。
例えば、自分が経理部から人事部へ移動したとします。
人事部のお仕事の経験がない為、「新しい作業」「新しい言葉」など、「覚えることに必死」となっています。
「覚えることに必死」となっている為、「お仕事の場面で使えないやつ」と言われる人の特徴が、出てしまう事があります。
その特徴を、もともと人事部にいる人たちが見てしまった時、「使えないやつ」となってしまいます。
この「誤解を避ける方法」ですが、「必死な状態である事」をまわりの人に知って頂く事となります。
部署の異動により、一刻も早く「使えるやつ」になるように努力をするのは良い事です。
しかし、その結果が「誤解」となっています。
したがって、まずは「人間関係の構築」からはじめます。
「人間関係の構築」をおこない、まわりの人に、自分が「必死な状態である事」を知って頂く必要があります。
なお、「使えないやつ」と思ってしまう時があるとします。
この場合、「どこが使えないのか?」を出来るだけ細かく、具体的に考えてください。
そして、その考えを「使えないやつ」に伝えて下さい。
これは、「使えないやつを使えるやつにする方法」となります。
そして、考えを伝える時は「押し付け」とならない様にして下さい。
「相手のできる範囲を知り、自分が求めている事を伝える事」が第一歩となります。
そして、「相手だけに無理をさせるのではなく、自分も妥協できる点を見つける」事を忘れないで下さい。
これらをやらずに、ただ「使えないやつ」と口にするだけであれば、それは「使えないやつ」と言われる人の特徴のあらわれとなります。
使えないやつと言われた時
「使えないやつ」と言われた時、落ち込む前に「できる事」を考えてください。
「できる事」とは、「使えない」を「使える」にする為の努力となります。
まず、やるべき事は「使えないやつ」といった人と、「直し方の相談」となります。
「何について、使えないのか?」は、言った人にしか分かりません。
「直し方の相談」をして、直接、確認をした方が、時間の節約になります。
残念ながら、「そんな事は自分で考えろ」という人がいます。
これでは、「何について、使えないのか?」が分かりません。
この場合は、「お仕事の場面で使えないやつ」と言われてしまう人の特徴を確認してください。
一つ一つ、チェックをして、「当てはまる事を直していく」事となります。
もちろん、「何について、使えないのか?」が分からない状態なので、事あるごとに「使えないやつ」と、言われ続けてしまう可能性があります。
嫌な気持ちとなるかもしれませんが、その都度、同じように「直し方の相談」をお願いしてください。
ちなみに、「直し方の相談」もせず、ひたすら「使えないやつ」と言い続けるのは、ハラスメント行為となる可能性があります。
simacatより一言
「使えないやつ」と言う人に対して、「使われたい」とは誰も思いません。
逆に、「この人に使って欲しい」と思うと、頑張って「使えるやつ」を目指します。
そして、「使えるやつ」となった時、「この人に使って欲しい」と思われます。
こうした好循環が、本来、理想となります。
たしかに、人それぞれの「能力の問題」はあります。
しかし、「さまざまな能力をできる限り使う努力ができる人」が、「使えるやつ」です。
「使えないやつ」と言う人は、「さまざまな能力を使う努力を諦めてしまった人」となり、これも「使えないやつ」となります。
「使えないやつ」と言われた時、落ちこんでしまうかも知れません。
しかし、諦めないで、その落ち込んだ経験も活かして、「使えるやつ」を目指して頂ければと思います。
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