あの人の癖が気になる?!どうしても気になるなら思い込みで気をそらそう!!
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はじめに
「気になってしまう癖」を持った人と、お仕事をした経験は誰にでもあると思います。
気にしなければ良いのですが、一度、気にしてしまうと、どうしても見てしまいます。
その結果、お仕事に集中ができずに、作業が遅れてしまう事もあります。
誰かに相談をしても、共感を得られる事はあっても、「気にならなくなる方法」を得られる事は稀でしょう。
そして、「気になってしまう癖」には、少々気になる事があります。
それは、その「癖」がキッカケで、その人を嫌いになってしまう事です。
そして、「嫌い」と思っている間は良いのですが、「苦痛」を感じるようになると、「その場に居るのがイヤ」「その場所に行きたくない」と考えてしまうようになります。
「癖」が気になり、「お仕事に集中できない状態」ならまだ良いのですが、「気になってしまう癖の人」が原因で、「お仕事に行けなくなる」事は問題です。
「人の癖」が気になる前に、「人の癖」について考え方を決めておき、「思い込みで気をそらす」ように、準備をしておきましょう。
人の癖
「人の癖」には多くの物があります。
そして、「良い癖」と「悪い癖」が存在します。
しかし、「良い癖だから気にならない」「悪い癖だから気になる」といった事でもなく、どちらも「気になる癖」となったり、「苦手」と感じる可能性はあります。
ただ、「悪い癖」の方が圧倒的に「気になる癖」となる可能性が高く、「苦手」と感じる可能性も高くなります。
ちなみに「悪い癖」の例を挙げます。
- 舌打ち
- 貧乏ゆすり
- 独り言
- 口癖
- 咀嚼音(ソシャクオン:何か食べている時のクチャクチャとした音)
- 行動音(パソコンのタイピング音や机の引き出しの開け閉めの音)
- ため息
- 匂いを嗅ぐ(手や爪など)
- 鼻や耳をほじくる
- 指をなめる
- 笑う時に手を叩く
例えば、「良い癖」と言われている物で、「礼儀・作法・マナー」などがあり、これらは「気になる」ことはあっても、「苦手」と感じる事は少ないと思います。
しかし、「悪い癖」は、「その行動が不快」と感じる事が多く、だから「気になる事柄」となります。
そして、「苦手だから嫌い」「嫌いだから近づきくない」と、考えるようになります。
気になってしまう癖
どうしても「気になってしまう癖」がある時、気にしない方法はあるのでしょうか?
「苦手」や「嫌い」と感じてしまった時点で、「気にしない事」は非常に難しくなります。
なぜならば、「人は常に、良い環境に身を置く事を考えている」からです。
「良い環境」に対して、「苦手」や「嫌い」は、「良い影響」を与える事はありません。
したがって、「気になってしまう癖」を「無くさなくてはいけない問題点」として、認識し続ける事となります。
それでは、「どうする事もできないのか?」「ずっと気になり、不快は続くのか?」となります。
「完全に気にしない事」はできないかも知れませんが、「気をそらす事」は可能です。
もちろん、「気になってしまう癖の人」と距離をとれば、「無くさなくてはいけない問題点」は解消されます。
それが可能であれば、そうした方が良いのは、言うまでもありません。
しかし、「気になってしまう癖の人」と距離をとる事ができず、「無くさなくてはいけない問題点」が残ってしまう場合は、「気にしない事」を考えるよりも、「気をそらす事」を考えて、「苦手」や「嫌い」と感じる気持ちを抑えるようにしましょう。
その方が、現実的で、かつ、楽な方法といえます。
気をそらす方法
「気をそらす」為には、「思い込み」が必要となります。
どのような思い込みをするか、3つほど、ご紹介します。
1つ目は、「気になってしまう癖の人」は「人間ではない」と思い込む事となります。
「同じ人間」と考えているから、気になるのです。
「同じ人間だから、常識も同じ」と、自然に考えてしまうのです。
言葉も生態も違えば、「表現が変わる」のは当たり前となります。
カエルの鳴き方に文句を言っても、仕方がありません。
ミミズの動きを正せと言っても、正すのは不可能です。
だから「仕方がない」と、諦める方法となります。
2つ目は、「気になってしまう癖の人」を「人間として格下」と思い込む事です。
同じ人間でも、「格上」とか「同格」と考えているので、自然に「自分と比較」をしてしまいます。
「自分よりも格下の人間」と考える事により、「苦手」や「嫌い」と感じても、「許す」という発想が生まれます。
赤ちゃんが指をしゃぶっていても、泣いていても、「不快」と思うかも知れませんが、それ以上の気持ちになる事はないでしょう。
そんな赤ちゃんと、同程度と思う事です。
「同情」と言い換えても良いのですが、「可哀想な人」と思う事で、諦める方法となります。
3つ目は、「気になってしまう癖の人」を「教えてくれる人」と思い込む事です。
これは、「反面教師の考え方」となります。
「自分が不快に思う事」は、「他の人も同じように思う」と考えましょう。
自分も「同じ癖」を持つ事により、他の人に「苦手」や「嫌い」と、思われてしまうかも知れません。
それを防ぐ為に、「同じ癖」に、気をつける事ができるようになります。
これが、「教え」となります。
自分が他の人から、「苦手」や「嫌い」と思われる事柄を「教えてくれる人」と思う方法となります。
3つほど、「気をそらす方法」をご紹介しましたが、他にも色々と、方法や考え方はあります。
「人の癖」に自分が追い込まれないように、色々な考え方を持って、「苦手」や「嫌い」と感じた時は、「思い込み」で感じ方を変えて頂ければと思います。
simacatより一言
人それぞれ、「気になる癖」はあります。
そして、もちろん、自分自身にも「癖」はあります。
「癖」は「個性」と言い換えても良く、全てを否定する事は、その人を否定する事となります。
しかし、人が見ていて気持ちの良くない、「悪い癖」は直すべきです。
「気をそらす」事も良いのですが、もし、指摘ができる関係であれば、指摘をしてあげてください。
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