自分に逃げ癖がある!?逃げ癖のある人の特徴とは??逃げ癖を直したい!!
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はじめに
お仕事でも何でも、「やりたくない事」はあります。
とにかく、「やりたくない事」に対しては、「やりたくない」と考えてしまいます。
その為に、いろいろな「いいわけ」を考えます。
時には、「嘘」をつく事もあります。
これは、何かを行う事に対して、「逃げ癖」がついていると考えられます。
ある意味、「逃げ癖」は呪いかも知れません。
「逃げ癖」とはどういう物なのか?
「逃げ癖のある人の特徴」や「逃げ癖の直し方」について、触れてみたいと思います。
逃げ癖とは
「逃げ癖」とは、「やろうとしている事」や「やらなければいけない事」から、いろいろと理由をつけて、「逃げ出してしまう事が癖となっている状態」です。
誰でも、「気持ちが優れない時」がありますし、「体調が悪い時」もあります。
そして、「やろうとしている事」や「やらなければいけない事」が、どうしても、行えない時があります。
このような時に無理に行っても、「良い結果」や「納得ができる成果」を得る可能性は低くるので、気分転換をしたり、体調を整えるなど、少し時間をおいてから、「やろうとしている事」や「やらなければいけない事」を行うのが、普通の行動となります。
しかし、「逃げ癖」がついてしまうと、「やろうとしている事」や「やらなければいけない事」を目の前にした時、「気持ちが優れない」、「体調が悪い」など、様々な考えが浮かび、そして行動する事ができません。
実際に「逃げ癖」が、「心」や「体調」に対して、悪い影響が出てしまう人もいます。
確かに、「嫌な事」を無理やり行うのは、「心に大きな負担」をかける行為です。
しかし、お仕事の場面では、「やろうとしている事」や「やらなければいけない事」を行う事ができない事は、致命的となります。
同僚はもちろん、多くの人の助けが必要となり、そして、多くの人に迷惑をかけてしまう事となります。
逃げ癖がある人の特徴と考え方
「逃げ癖のある可能性がある人の特徴とその考え方」を挙げます。
- 自分に自信がない人:「自分には知識も技術もない」「自分には才能がない」、だから「自分にはできない」と考える。
- 完璧主義な人:「失敗はしたくない」「失敗は恥ずかしい」、だから「自分にはできない」と考える。
- 責任感がない人:「面倒な事は後でやれば良い」「面倒な事は他の誰かがやれば良い」、だから「自分にはできない」と考える。
- 飽きっぽい人:「もう、できない」「これ以上は無理・無駄」、だから「自分にはできない」と考える。
- 自己中心的な人:「ここまではやるけど、これ以上は自分には難しい」、だから「自分にはできない」と考える。
- 向上心がない人:「自分には新しい知識や技術は必要ない」、だから「自分にはできない」と考える。
- すぐに悩む人:「本当に正しいのか分からない」「他に方法があるかも知れない」だから「自分にはできない」と考える。
あくまでも、「逃げ癖のある可能性がある人の特徴と考え方」となります。
これらの特徴を多く持っている人ほど、「逃げ癖」が強くなる傾向があります。
理由は、それだけ多くの「考え方」を持っており、それだけ多くの「いいわけ」を考える事ができるからです。
しかし、「逃げ癖は、本当にダメな事なの?」と聞かれると、「ダメ」と即答する事はできません。
確かに、「逃げ癖」のある同僚がいると、関わっている人は、苦労をすると思います。
「お仕事をしない」「屁理屈を言われる」など、不満に感じている人もいるかも知れません。
しかし、「逃げる為のいいわけ」には、「お仕事をより良くするヒント」が隠れているかも知れません。
「アレが面倒」なら、「アレ」を改善すれば、作業効率が良くなるかも知れません。
「アレを行う意味が分からない」なら、「アレ」が本当に今の作業に必要なのか、もし不要なら、廃止をする事ができるかも知れません。
改善や作業の廃止を行う事で、お仕事が行いやすくなります。
また、そうする事は、「逃げ癖」のある人に、お仕事させる為の環境作りとなります。
もし、「自分には逃げ癖がある」と思っている人は、「逃げるいいわけ」を改善の提案にする事を考えて頂きたいと思います。
逃げ癖を直すには
「逃げ癖」を直す為の考え方を挙げます。
- まず、行動する事を考える
- 最後までやりとげる事を考える
- どんな些細な事も自分の成長につながると考える
- 成長の為には失敗はつきものと考える。
「逃げ癖」を直す為には、「前向きな考え」が必要となります。
時間がかかっても良いので、「考え方」を変えるようにしてください。
少しでも「逃げ癖」を弱める事ができた時は、自分を褒めて、自分の成長を実感するようにしてください。
そして、忘れていけない事があります。
自分の「逃げ癖」のせいで、苦労をさせている人がいる事です。
自分の「逃げ癖」が直せたとしても、その事実を消す事はできません。
従って、「自分には逃げ癖がある」と思っている場合、まずはまわりの人に対して、「逃げ癖のある自分と向き合ってくれている事」に、「感謝」をしてください。
その「感謝」があれば、「思いやり」の気持ちが生まれます。
「感謝」と「思いやり」を持つ事で、「まわりの人の事を考える」事ができるようになります。
これが、「前向きな考え」となります。
その「前向きな考え」は、「逃げ癖」を防ぐ事となります。
simacatより一言
もし、特定の事のみ、「逃げ癖」がある場合、それは「苦手な事」なのかも知れません。
人と話したり、文章を書いたり、人には「向き不向き」があります。
そして、ほとんどのお仕事は、ルーチンワークとなっている為、同じ事を繰り返す事となります。
その「同じ事」が「苦手な事」で、やりたくないと考える事が「逃げ癖」だと思うのなら、それは違います。
「逃げる事」と「苦手な事」をしっかりと認識するようにしてください。
認識をする為には「逃げたい」と思った時、「なぜ、逃げたいのか?」を考えてください。
「理由」がある場合、業務の変更などを申請する事で、「逃げる必要がなくなる」かも知れません。
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