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必要悪とは?!競争や悪役など、たまには必要悪を意識してみよう!!

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6231 ビジネスコラム
simacat.com

必要悪とは?!競争や悪役など、たまには必要悪を意識してみよう!!

聞き流し用動画(YouTube)

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はじめに

「必要悪」という言葉をご存知でしょうか?

「必要悪」は人が生活をする上で、どこにでも必ず存在します。

そして、お仕事の場にも、当然、存在します。

「必要悪」は、「悪い事」「悪い人」なので、本来は「あってはいけない物」なのです。

しかし、人が生きていく上で、生活をしていく上で、必要な事とされています。

だから、その存在が許されています。

「それなら、悪ではないよね?」という意見も、あるかも知れません。

しかし、「悪い事」に変わりはありません。

「必要悪」は、「悪い行いである事」を意識する必要があります。

意識をしないままだと、「悪い事」に対して鈍感となってしまいます。

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必要悪とは

「必要悪」とは、「良い事ではないが、社会や生活の中で、仕方がなく必要である事」となります。

「必要悪」の前に、「悪とは何か?」について、定義をしておきます。

「悪」とは、「善」の逆です。

「善い考え」「善い行い」「善い存在」と言われている物の、反対の「考え」や「行い」や「存在」が「悪」となります。

それでは、「必要悪って、具体的に何があるの?」と、疑問に持たれる方は多いと思います。

実はたくさんあります。

  • タバコ(人体に悪影響)
  • お酒(人体に悪影響)
  • 添加物(人体に悪影響)
  • 農薬(環境破壊、人体に悪影響)
  • 自動車(環境破壊、人体に悪影響)
  • 原子力発電(環境破壊、人体に悪影響)
  • ダム(環境破壊)
  • ギャンブル(依存症など人心に悪影響)
  • 軍事兵器・軍隊(人や物を傷付け壊す物や人の集団)
  • 死刑(人を殺す)
  • 屠殺(トサツ:食用の為に家畜を殺すこと。生き物を殺す)
  • 猟(食用、もしくは嗜好の為に動物を殺す)
  • ニュース・報道(ある事件がさらに他の事件を起こす可能性がある)
  • 市場経済(格差を生む)

他にもたくさんあるのですが、「言われてみれば」と思われる方も、多いのではないでしょうか。

一覧として挙げると、普通の事なのかも知れません。

しかし、これらは「人を心身ともに傷付ける」「生き物を殺す」「自然を壊す」など、「善い」とは言えない事柄となっています。

しかし、「人が生きていく上では仕方がない」とか、「社会を動かすには仕方がない」と考えられ、仕方がなく認められている「悪」となります。

これが「必要悪」となります。

必要悪ー競争

資本社会では「競争」は当たり前の事となっています。

営業のお仕事をしている場合、売上の金額で「競争」をさせる会社は、珍しくありません。

「競争」をさせる事により、他の人よりも頑張り、売上を上げて、一番なら褒められ、認められ、そして、それがモチベーションとなり、さらに、売上をあげる努力に繋がっていきます。

そして、それを見ているまわりの人も、負けない様に頑張る事で、会社全体の売上金額を上げていく狙いがあります。

しかし、その「競争」に勝てない人は、どうなるのでしょうか?

思う様に売上をあげる事ができず、まわりの人からは見下され、上司からは叱責を受けるかも知れません。

その結果、「心を傷付けられる」事となります。

「人の心身を傷付ける行い」は「悪い行い」となります。

しかし、会社の目的が「何かを売る事」であるならば、「売上をあげる事は必須」となり、さらに会社を成長させる為に、「売上を増やす」必要があります。

その為に、「競争」は必要な事となります。

したがって、これが「必要悪」という事となります。

必要悪ー悪役

「悪役」の存在を作る事により、集団を団結をさせる事ができます。

「悪役」は、「悪」が付くくらいなので、「悪い存在」となります。

これは、お仕事の場に限った事ではないのですが、「悪役」を作る事により、集団を団結させる狙いがあります。

例えば、職場に一人、「性格が悪く、仕事をしない人」が存在するとします。

この人を「悪役」とする事で、集団でその人を敵視し、集団で一致団結をして、負けない様に努力をします。

また、「悪役に対する恨みや憎しみ」は、想像以上に、人にパワーを与えます。

そのパワーにより、「難しい問題や、厳しい状況を乗り越える」事ができます。

そして、「悪役」が強大なほど、集団の団結力は上がりますし、パワーもあがります。

「悪役」の存在は、「必要悪」の代表とも言われます。

そして、この「悪役」の存在は、「戦争」や「紛争」などで、集団心理の操作にも利用されています。

たまには必要悪を意識する

「必要悪」であっても、「悪」です。「悪である事を意識」しなくてはいけません。

人は生活をする為に、「自然を破壊したり、動物を殺したり、人に敵意を抱いたり」しています。

これらは「悪い事」ですが、それらを行わないと、生活を送る事ができません。

また、「現状の生活を向上させたい」と考えるのも、成長という観点からは、必要な事です。

「必要悪」は、必要だから存在しています。

しかし、その存在をまったく意識しない事は、「悪」が馴染んでいる事となります。

常に「必要悪」を意識していては生活に支障がでてくると思います。

「食事をする時」「どこかの国の戦争や紛争を知った時」「温暖化などの環境問題に触れた時」などなど、ボンヤリとでも良いので、そこに潜んでいる「悪」を意識するようにしてください。

simacatより一言

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「必要悪」の例えはまだまだありますが、今回は2つほどとさせて頂きます。

一つ、注意をする点があります。

疲れている時、「自分は何で生きているんだろう?」と思ってしまう事があります。

この時、「必要悪」については、考えないでください。

「必要悪」は、生活に必要な事です。

しかし、心が弱っている時は、「自分を責める原因」となる事があります。

「悪」については、自分の体と心が健康な状態の時に、考えるようにして下さい。

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