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営業マンと技術者はいつも対立!役割を意識して仕事を楽しもう!!

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2034 ビジネスコラム
simacat.com

営業マンと技術者はいつも対立!役割を理解して仕事を楽しもう!!

聞き流し用動画(YouTube)

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はじめに

営業マンと技術者の間では、時々意見の相違が発生します。

営業マンは、お客様目線でお話しをし、技術者は、自社目線でお話しをする為です。

これを言い換えると、営業マンは理想で物を語り、技術者は現実で物を語ると言う形となります。

売上が大きければ大きいほど、お話しを一致させる事は難しくなります。

同じ会社でありながら、何故か対立してしまうのですが、お互いの考えを理解し、上手に立ち振る舞う事で、気持ち良くお仕事をする事が出来る様になります。

営業マンのやる事

前述の通り、営業マンはお客様の立場で理想を語ります。

「なるだけ安く、そして高品質で、なるべく早く納品して欲しい」

営業マンの第1の条件は、お客様に好かれる事です。

その為には、お客様のご要望をなるべく取り込む必要があります。

そしてその結果、次の注文に繋がるのです。

現実的に無理だからと言って、門前払いをする様な営業マンは、お客様から良くは思われない為、むしろ営業マン失格なのです。

よって、なるべくお客様と、良い関係を保てる様に努力をしているのです。

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技術者のやる事

技術者は、自社の製品をより良い品質で、お客様にお届けする事を目的としています。

その為に、普段より技術力を磨き、自社の製品の研究をしています。

そして、営業マンより注文があった時、その注文に沿った形となる様に、自社の製品を改修し、お客様のご要望通りとなる様に工夫をする事で、高品質な物になる様に努力をします。

技術者が、お客様のご要望通りの商品を提供できない場合、それは高品質の物を提供する事ができなかった事となります。

それは、お客様に対して自社の商品の魅力が低いと判断されてしまう可能性が出てくる為、時間を頂き、丁寧に自社製品の改修を行うのです。

対立が起こる問題とは何か?

起きている問題

営業マンは、お客様のご要望を聞くのですが、大抵は「QCD」の良化を求めます。

  • Q:Quality=品質
  • C:Cost=費用
  • D:Delivery=納期

の3つです。

厳密には違いますが、「Qualityは高品質、Costは低予算、Deliveryは納期短縮」と理解をして頂いて構いません。

この「QCD」をお客様から求めらると、営業マンはそのまま技術者へ伝えます。

しかし、この「QCD」は非常に矛盾をした発想なのです。

品質を高める為には費用もかかりますし、納期の時間もかかります。

しかし、納期の短縮を行う事で、費用の短縮は行えるのですが、品質は落ちてしまうのです。

会社としては、信用問題にも繋がりますので、費用は残業と言う形で会社が持つ事となり、技術者は残業をする事で、品質の向上を行うと共に、納期の短縮を行うのです。

見方によって、営業マンがお客様に良い顔をしたい為に、勝手に「QCD」を約束し、その苦労は営業マン自身が負うのではなく、技術者に矛先が向き、負担をかけている様に見えてしまうのです。

問題を解決するには

営業マンと技術者の考えを整理すると

営業マンは

自社の売上の為にお客様にご要望を聞き、お客様が納得できる形で商品をお届けしたい。

そして、自社の商品をお客様に気に入って頂き、継続した取引をしたい。

技術者は

自社の売上の為にお客様の要望に沿った商品を高品質な形で届けたい。

そして、お客様に自社の商品を気に入って頂き、継続した取引を続けたい。

実は営業マンも技術者も、自社とお客様の事を考えて商品を提供し、継続した取引を望んでいるのです。

営業マンと技術者との対立が酷い場合、この事を確認する事が重要です。

そして、両者は以下の2つを理解できる様に、話しあう機会を設ける必要があります。

  • 営業マンは「技術者の考え方や作業手順」を理解する事。
  • 技術者は「営業マンのお客様とのお付き合いの厳しさ」を理解する事。

営業マンがいきなり技術的な事はできませんし、同じ様に技術者は営業マンの様なお付き合いはできません。

お互いの長所を組み合わせる事で、会社の売上アップに繋げるのです。

会社の売上が上がれば、評価やお給料のアップに繋がり、やがては自分に返ってくるのです。

simacatから一言

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経験が不足している営業マンは、自分の事で精一杯となります。

これは周りも仕方が無いと思っていると思うのですが、営業マンだからこそ、技術側の仕事を経験させるべきです。

逆に、技術者側も営業マンの経験をさせるべきでもあります。

お互いの苦労を理解するには、その立場になるのが一番の近道なのです。

技術者の中には、お客様と直接、お話しをする機会が多いからといって、営業もできると勘違いをしている方がいる様ですが、技術者が思っている以上に、営業マンは精神衛生は良くありません。

そして、営業マンが技術者になると、大雑把過ぎて他の技術者の負担が大きくなるでしょう。

職歴が長くなればなるほど、この違いは大きくなります。

今のお仕事を納得して続けるべきと、お伝えしたい訳では御座いません。

この投稿を通して、両者のお仕事を理解し、尊重しあう事ができたら、今までよりも楽しくお仕事を行えるのではないかと思います。

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