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【ざっくり解説】ボーナスとは?!賞与とかボーナスは貰えて当たり前ではない!!

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simacat.com

【ざっくり解説】ボーナスとは?!賞与とかボーナスは貰えて当たり前ではない!!

聞き流し用動画(YouTube)

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はじめに

夏のボーナス、冬のボーナスなど、月々のお給料以外に、会社から支給される物があります。

このボーナスを、お家や車のローンの支払いに組み込んでいる方も、少なくはない思います。

それだけ、ボーナスは「確定された収入」と思われがちですが、実際に支給される金額は、「大きくブレが発生する」事があります。

また、「ボーナスが出ない」会社があるのも事実です。

「ボーナス」は当たり前の収入と考える事は危険な事です。

「ボーナス」について考える機会となれば幸いです。

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ボーナスとは

「ボーナス」とは、定期給与とは別に、会社から支給される給与となり、賞与とも呼ばれています。

「ボーナス」「定期賞与」「期末手当」など、呼び方はそれぞれあります。

一般的な会社では、「ボーナス」や「定期賞与」、公務員は「期末手当」と言われています。

いずれにしても、支給は夏と冬となる事が多いようです。

また、成果に応じて支給される「業績賞与」、公務員は「勤勉手当」という物があります。

いわゆる、成果報酬と言われる「ボーナス」となります。

月々のお給料とは別に支給されるものの、年間の収入の一部として、お考えの方も多いと思います。

ボーナスは必ず支給される物では無い

「ボーナス」について、誤解をしている人が多いようですが、「ボーナスは必ず支給される物」ではありません。

これは、「企業側にボーナスの支払義務」は法律上、謳われていない為です。

しかし、企業はなるべく「ボーナス」を支払うべく、月々のお給料の1ヶ月分でも支給ができるように頑張ります。

これは、「労働契約時」、もしくは「就業規則」などで定められているからです。

したがって、会社と雇用関係を結ぶ時、「ボーナス」の支給についても「約束」をしています。

この「約束」にて、「ボーナス」は「労働に対する賃金」に含まれる事となり、「ボーナス」の支給がない場合、「賃金の未払い」として、会社へ請求することが可能となります。

なお、この「ボーナス」の支給額ですが、「労働契約時」や「就業規則」に「業績に応じて支給」とされている場合があります。

この「業績に応じて支給」が明記されていないと、会社がどの様な業績であっても、「ボーナスの金額」は変わりません。

したがって、「ボーナス」の制度がある会社の殆どは、「業績に応じて支給」と明記されています。

この結果、会社の業績に応じて、「ボーナスの支給額」が変動する事となります。

海外のボーナス事情

「海外のボーナス事情」に、簡単に触れてみます。

ちなみに、日本の夏と冬のボーナスの制度は「江戸時代」からはじまったとされ、奉公人が「盆と暮れに、帰省をする際、道中の旅費やお土産代を受け取っていた事からのならわし」とされている説があります。

「ボーナスの制度」は海外にも存在します。

「ボーナス」の支給が規則となっている国もありますし、「業績賞与」となっている国もあります。

もちろん、企業により条件は異なります。

海外でお仕事をされたいと思われている方は、実際に雇用契約を結ぶ際に、「賃金」の確認をするようにしてください。

定期ボーナス

中国:基本給1~2カ月分(年1~2回)

台湾:基本給1~2カ月分(年1~2回)

タイ:基本給1~2カ月分(年1~2回)

ベトナム:基本給1~2カ月分(年1~2回)

インドネシア:基本給1~2カ月分(年1~2回)

インド:基本給1~2カ月分(年1回)

香港:基本給1~4カ月分(年1~2回)、年末手当は基本給1カ月分

シンガポール:基本給の1~2カ月分

フィリピン:業績に関係なく基本給1カ月分

フランス:基本給1カ月分

ドイツ:基本給1カ月分

イタリア:基本給2カ月分

業績賞与

アメリカ:業績に応じて年収の5~10%

基本、なし

カナダ

イギリス(コミッション形式)

ボーナスを頼りにしない生活設計を

ボーナスの支給額は変動する事が殆どのため、「ボーナスを頼りにした生活設計」をするべきではありません。

よく耳にするのが「住宅ローン」です。

お家の購入の際に「ボーナス併用」とした時、会社の業績が悪くなると、ボーナスの支給額は下がり、ローンの支払いが滞ってしまう可能性があります。

これは車の購入の際も同様となります。

「ボーナス」が入った時は、少しの贅沢程度に出費を抑えておき、貯金や投資に回す事を考えた方が良いでしょう。

そして、最近多いのが「非正規雇用」です。

一部を除く、ほとんどの「非正規雇用者」には、ボーナスの制度はありません。

例えば、「普通に働いてはいるものの、毎月の生活で赤字が出てしまい、その赤字をボーナスにより補填をして、なんとか生活をしていた」とします。

この生活は、「ボーナスありき」の生活となっています。

経済状況の悪化により、務めていた会社が倒産したとしたら、収入を得る為には「非正規雇用」であっても、働く必要があります。

この時、「ボーナス」が出ない為、お仕事をしているにも関わらず、生活ができなくなってしまいます。

したがって、今、「ボーナス」を頂いている状況であっても、「それは無い物」と考えて、毎日の生活を送る様にしましょう。

simacatより一言

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「ボーナス」は「会社の経営状態」と「個人の能力(人事考課による査定)」により、支給額が決められます。

したがって、まずは「会社の業績が良い事」が、「ボーナス」の支給の第1条件となります。

この事をあまり考えずに、「ボーナスが少ない」と思われる方もいらっしゃると思います。

どれだけ頑張って、売上に貢献をしたとしても、「会社がダメならダメ」という事となります。

しかし、それは「評価」という形で、残ります。

「今がダメだから」と諦めてしまうと、「評価」は下がってしまいます。

会社の業績が戻り、普通に「ボーナス」が貰えるようにとなった時、過去の頑張りが無駄にならない様に、踏ん張り続ける事が重要となります。

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