余計な事を言わないのもテクニック?!沈黙は金なりという言葉を知っていますか??

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余計な事を言わないのもテクニック?!沈黙は金なりという言葉を知っていますか??

はじめに

お仕事の場でもプライベートの場でも、人と話しをしていて、「余計な事を言ってしまった」という事があります。

「余計な事」を言ったばかりに、人を傷付けてしまった。

「余計な事」を言わなければ、事態の悪化を避ける事ができていた。

誰でも、この様な体験はあると思います。

実際に体験をして、「苦い思い」をして、それが学びとなって、「余計な事」を覚えていきます。

それが、「成長」という物なのかも知れませんが、できれば「苦い思い」はしたくありません。

「沈黙」を利用して、「余計な事」を言う場面を減らしていきましょう。

沈黙は金なり

「沈黙は金(キン)なり」という言葉をご存知でしょうか?

余談ですが、この「金」は「カネ」ではなく「キン」と読んでください。

「時は金(カネ)なり」と混同しないように注意してください。

「沈黙は金なり」とは、「沈黙は金、雄弁は銀」という、ことわざからを一文を用いています。

「沈黙」とは、なにも言わずに黙っている事、もしくはその様子となります。

「雄弁」とは、言葉使いや語気を巧みに操り、誰にでも受け入れられ、理解をされるように話す事、もしくはその様子となります。

この「沈黙は金、雄弁は銀」の意味ですが、2つほど説があります。

1つ目は、昔は「金」よりも「銀」の方が価値があったので、「沈黙の金」よりも「雄弁の銀」を重んじるという事で、「黙っているより、しっかりと話した方が良い」という意味の説となります。

2つ目は、「雄弁の銀」よりも「沈黙の金」を重んじるという事で、「余計な事を言うよりも、黙っている方が良い」という意味の説となります。

実はこのことわざ、もともと「英語」で、「Speech is silver, silence is golden.」が訳された物となっています。

イギリスの思想家の言葉で、意味は2つ目の「余計な事を言うよりも、黙っている方が良い」という意味のようなので、使い方としては、こちらが正しいと思われます。

同じ様な意味で使われるのが、「言わぬが花」となります。

いいわけ

「沈黙は金なり」を考える時、「いいわけ」をする場面を想像して下さい。

お仕事で失敗をした時、「失敗をしたショック」や「なんとか切り抜けたいと思う焦り」などで、普通の状態ではなくなります。

その中で、上司や先輩から、失敗について叱責を受けた時に、思うがままに言葉を発してしまうと、「いいわけ」と受け取られてしまいます。

その結果、反省をしていないと受け取られ、余計に叱責を受ける事となります。

「いいわけ」をする前に、あえて「沈黙」をし、上司や先輩の叱責を受け止める事で、それ以上の事態になる事を避けるようにしましょう。

人を怒らせてしまった時

「人を怒らせてしまった時」、あえて何も言わない事で、それ以上の怒りを買う事を避ける事ができます。

プライベートでも、お仕事の場でも、人を怒らせてしまう場面はあります。

この時、さらに言葉を浴びせてしまうと、余計に怒りを買ってしまい、ますます怒らせてしまう結果となります。

親子関係や友人関係の場合、自分が何も感じなければ、放置をしておいても良いでしょう。

しかし、これがお仕事の場合、放置する事により、自分の立場が危うくなります。

例えば、お客様を怒らせてしまった時、放置する事により、会社にクレームが入ったり、取引が停止となったりします。

その結果、怒られたり、何らかの罰を与えられるかも知れません。

そうならない為にも、怒らせてしまった時は、「その怒りを気の済むまでぶつけて貰う」しかありません。

なるべく早く、怒りをおさめてもらう為にも、余計な事をは言わず、「沈黙は金」と考え、黙って耐える必要があります。

沈黙の圧力

「沈黙は金」は、「自分が耐えるだけ」と受け取りがちですが、人に「圧力」をかける手段として、用いる事があります。

友人とのお話しでも、商談でも、「自分が敢えて話さない事で、相手に考える時間を与える」事ができます。

今まで、お話しをしていた筈が、こちらが何も言わなくなると、相手は不安になります。

その不安から逃げる為に、ふさわしい言葉や行動を考えます。

これが「沈黙の圧力」です。

例えば、商談の場で、今まで雄弁をふるっていた人が、契約を決める時、なにも話さなくなります。

これは、「沈黙の圧力」を使ったテクニックとなっています。

それまでが雄弁であればあるほど、「大きな圧力」となります。

この「圧力」により、「一刻も早く、この空気から逃れたい」と考えてしまう為、契約に結びつく可能性が高くなります。

考えているふり

「沈黙」を利用しやすい場面で一番多いのが、「考えているふり」となるでしょう。

なにも言わない事により、周りからは「何かを考えている」と思われます。

これは、権威性の高い人であればあるほど、その傾向にあります。

そして、長い沈黙の末に口にした言葉は、誰もが納得をするでしょう。

しかし、その言葉について考えてみると、あまり大した事を言っていない事が殆どです。

「何も言わなくても良い」と感じる場面では、「沈黙」を用いて、「考えているふり」をするのも良いと思います。

しかし、これが日常化してしまうと、「何も考えていない事」がバレてしまうので、注意が必要です。

simacatより一言

「沈黙は金、雄弁は銀」という言葉をご紹介しましたが、どちらも臨機応変に使い分ける事ができるのに、越した事はありません。

これは、「口下手」でもダメ、「口が達者」なだけでもダメと言う事です。

バランス良く、使い分ける事が会話のテクニック、コミュニケーション能力の向上につながります。

とは言え、「口下手」の場合は、決めゼリフの一つだけあれば、良いと思います。

「口が達者」の場合は、言いたい事を我慢する忍耐力があれば、良いと思います。

補える何かで、不足を補えれば、それで良いのです。

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