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狂気の沙汰とは?!正気の沙汰ではない?!狂気的?!猟奇的?!どういう意味?!

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11604 ビジネスコラム
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狂気の沙汰とは?!正気の沙汰ではない?!狂気的?!猟奇的?!どういう意味?!

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はじめに

「狂気の沙汰」という言葉をご存知でしょうか?

かなり危なげな言葉に感じます。

実際に「良い言葉ではない」ので、乱用は控えて頂きたいと思います。

とはいえ、良い言葉ではないなら、なおさら意味を理解する必要があります。

たまには、悪い言葉についても触れてみたいと思います。

そして、「正気の沙汰ではない」という言葉があります。

「狂気」なのか「正気」なのか、良くわからなくなります。

また、「狂気」と同じような意味となりますが、「猟奇」という言葉があります。

かなり悪い言葉のオンパレードとなっていますが、これらの言葉の意味についても、触れたいと思います。

言葉の意味を知り、利用する場面がある時は、十分に気を付けて頂きたいと思います。

と、言いますか、できれば、この言葉の使用は控えて頂き、忘れてしまう事をおすすめ致します。

狂気の沙汰

「狂気の沙汰」とは、「狂気」と「沙汰」が組み合わされた言葉となっています。

先に「沙汰(サタ)」の意味となります。

「沙汰」とは、「判断や決定」「物事を論じて定めた結果」「善悪が問われる行為」など、色々な意味があります。

「音沙汰がない」「警察沙汰になる」など、耳にすると思います。

しかし、「狂気の沙汰」で利用する場合は、「常軌を逸した行動」となります。

「常軌を逸した」とは、「普通と違っている」「常識から外れている」などの意味となります。

「狂気の沙汰」という言葉は、この「沙汰」の時点で「異常行動」を匂わす意味となっています。

次が「狂気(キョウキ)」となります。

「狂気」とは、「異常な精神状態」「気が狂っている」という意味となります。

一言でいうと、「まともではない状態」となります。

この、「まともではない状態」の「狂気」と、「異常行動」の「沙汰」が組み合わされて、「狂気の沙汰」となっています。

従って、「あの人の行動は、狂気の沙汰だ」など、人に対して使用して良い言葉ではありません。

そして、「狂気的」という言葉があります。

これも基本的には、「狂気」と同じ意味となりますが、「狂気的」には行動が伴いません。

あくまでも、「心の状態」をあらわした言葉となっています。

この「狂気的」に行動が伴った言葉が、「猟奇(リョウキ)的」となります。

「猟奇的」とは、「奇怪な物を探し求めるさま」となります。

もう少し言葉を足すと、「残忍な物や残酷な物で心を満たす歪んだ感性を持ち、追い求めるさま」となります。

一般的に使われる「狂気的」ですが、この言葉を利用する場面では、「猟奇的」が正しい使われ方となります。

とはいえ、使う事がないように、普段より「違う言葉」「代わりとなる言葉」を探しておいて頂きたいと思います。

正気の沙汰ではない

「狂気の沙汰」を使用するなら、「正気の沙汰ではない」を使用してください。

こちらも、「沙汰」は同じ意味となります。

「正気」とは、「異常がない精神状態」「通常の状態」という意味となります。

「正気を失う」とは、「普通の精神状態ではなくなる」という意味となります。

これは怒ったり、泣いたりする事で、「精神状態が異常となる」事です。

そして、「正気に戻る」とは、「普通の精神状態になる」という意味となります。

これは、怒ったり、泣いたりしていた状態から、普通の状態と戻る事となります。

そして、「正気の沙汰ではない」となります。

「正気の沙汰」とは、「普通の精神状態で判断や決断がされ、行動している」という意味となります。

「正気の沙汰ではない」は、この否定となるので、「通常の精神状態で判断や決断がされておらず、行動がおかしい」という意味となります。

意味としては、まさに「狂気の沙汰」となります。

したがって、誰かを指して、「狂気」を使用すると、「元から異常な人」となり、これはその人に対する非難となります。

しかし、「正気」を使用すると、「元々は正常な人」となります。

「正気の沙汰ではない」は、「正常な人」が、「正気を失っている為、誤った決断や行動をしている」という指摘となります。

したがって、どちらにしても良い言葉ではないのですが、どちらか利用するならば、「正気の沙汰ではない」の方が、まだマシな言葉となります。

simacatより一言

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「狂気の沙汰だ」や「正気の沙汰ではない」は、お仕事をする現場での利用は控えてください。

「忘れてしまっても良い言葉」だとも思います。

理由は、この言葉で「人を傷付ける可能性がある」為です。

これは「正気の沙汰ではない」行動であっても、本人は真剣におこなっている可能性がある為となります。

本人が真剣におこなっている場合、「正気の沙汰ではない」という言葉は、「異常行動」をあらわしている為、深く傷付けてしまう言葉となります。

したがって、「正気の沙汰ではない」と感じた時は、「なぜ、そのような行動をしているのか?」「改める気持ちはあるのか?」を先に確認する必要があります。

とはいえ、このような「人を傷付ける可能性のある言葉」は覚えないのに、越した事はありません。

もし、どうしても利用する場合は、この言葉の意味を利用してください。

「通常ではない精神状態」「通常の決断や判断」「通常の行動」、これらのどの部分に問題があるのか、理由を説明するようにしてください。

その時は、もちろん、「正気」である必要があります。

「正気」でなくなった時点で「狂気」となり、そこからの行動のすべてが「狂気の沙汰」となってしまいます。

「狂気の沙汰」とならないように、お気を付けください。

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