空想で現実逃避をしてみよう!?適度な現実逃避は不安を解消してくれる!!
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はじめに
普段、様々なストレスと向き合いながら、生活をしていると思います。
気を抜こうとしても、中々抜く事ができず、頭がモヤモヤしてしまう事もあるでしょう。
「休む時は休む」と決めていても、休む事ができない方もいる様です。
休まなくても頑張れる方は、それでも良いと思うのですが、そうでない方は徐々に「なんの為の仕事なのか?なんの為の生活なのか?」が分からなくなり、「この先、どうなってしまうのか?」と言った不安な気持ちが、芽生えてくるでしょう。
その様な不安な気持ちを持つ前に、「違う事」を考えて「現実逃避」を行いましょう。
少しの間の「現実逃避」ですが、それは精神を健康な状態に維持するのです。
空想とは?
空想とは、「事実にない事」や「現実とは関係のない事」を考える事です。
中には、反社会的な事や、暴力的な事などを考え、信じたりする場合もあります。
思い込みと言い換えても、良いのかも知れません。
一見、マイナス面しかない様に思える空想ですが、発想を支える物が空想なのです。
その時代では誤った事実であっても、空想により研究や実験を行う事で「正しい事実」に変わる事もあるのです。
従って、「空想をする事」を悪とするのは、間違った考えなのです。
現実逃避
目の前の事から逃げてしまう行為を現実逃避と言います。
本来、急いでやらなければいけない事があるのに、ダラダラと作業を行ったり、後に回してしまったりする行為です。
現実逃避は、「結局、問題の解決になっていない」事が重大な問題なのです。
どれだけ逃げても、「やらなくてはいけない事」や「決めなくてはいけない事」は残っているのです。
しかし、人間は追い詰められる事が重なったり、その様な時間が続く事により、「行動や判断」が鈍ってしまいます。
その為にいっとき、現実逃避にてリフレッシュを行い、再度問題と向き合いましょう。
不安ばかりが続くと辛くなる
現実逃避ができない状況が続くと、「行動や判断」が鈍ってきます。
鈍ってくる事により、「疲れ」が溜まって行きます。
そして「疲れ」はさらに、「行動や判断」を鈍らせます。
その様な状態が続く事により、「本来の自分の力」が発揮できず、「自信」が損なわれてきます。
そして、徐々に自分に対して、「自信」が持てなくなり、「不安」を感じる事となるのです。
長い時間、「不安」を抱き続ける事で、「自信」も失われ、疲れしか感じる事のできない、辛い毎日となってしまうのです。
空想による上手な現実逃避
上手に空想をする事で、現実逃避をし、頭を休ませる事ができます。
一見、空想を行う事で頭を使っている様に感じますが、良質な考えは、頭のストレスを解消してくれるのです。
今、貴方の目の前には、「急いでやらなければならない事」があり、精神的に追い詰められているとします。
その環境の中で、できるだけ「身近で実現可能な事」を考えるのです。
例えば、「今の自分が興味がある事」を考えます。
「家に帰ったら、興味のある事を少し調べよう」と考えてみましょう。
無趣味の方は、「今日の晩御飯は肉物にしよう。ステーキが良いな。ミディアムレアが良いな」と考えても良いでしょう。
旅行好きの方は、「景色の良い海で日光浴をしていて、美味しそうな飲み物や食べ物がテーブルにあり、手を伸ばせば届く距離にある」と考えたり。
いずれの考えも、今すぐには行う事のできない事ですので、その場では実現不可能です。
しかし、こうした「自分の為の考え」は幸せな気分となり、「幸せな気分」により頭のストレスが解消されます。
これが「空想による上手な現実逃避」なのです。
そして「空想による上手な現実逃避」を行う事により、「不安」を解消し「自信を維持」する事に繋がるのです。
現実に戻ってくる事が重要
空想を行うにあたり、重要な事があります。
それは、「必ず現実に戻ってくる」事です。
空想は良かれ悪かれ、どうしても自分好みとなります。
従って、中々空想から抜け出せなくなる事があります。
空想はあくまでも、「不安」からの脱出と位置付け、必ず現実に戻ってくる事を前提に行いましょう。
空想の中だけでは、生きていく事はできない事をしっかりと理解してください。
空想と妄想の違い
空想と妄想は同じ事の様に感じますが、違いがあります。
空想は「現実ではない事を考える」事です。
その場では起こりえな事について考える事です。
一方、妄想は「誤った判断や確信を病的に考えたり決めつけている」事です。
まったく根拠がない事を確信し、その考えから逃れる事ができな状態なのです。
simacatから一言
空想、良いですよね。
現実にない事を考えられるのは、人間の最大の特徴でもあります。
空想は自分を守ってくれる最後の砦です。
何かに追い詰められた時、回避をする事ばかりを考えてしまうと、思考がオーバーヒートしてしまいます。
そして、オーバーヒートは「思考の停止」に繋がります。
表現はおかしいのですが、「考える為に考えない」事が時には重要となるのです。
空想する技術を磨いて、健全な考えや心を維持して頂ければと思います。
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