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お仕事での自己責任?!お仕事では自己管理のイメージの方が近い?!責任の放棄にはご注意を?!

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お仕事での自己責任?!お仕事では自己管理のイメージの方が近い?!責任の放棄にはご注意を?!

聞き流し用動画(YouTube)

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はじめに

最近、「自己責任」という言葉をよく耳にします。

なんでもかんでも「自己責任」で、「自己責任」が濫用されている気もします。

とはいえ、「自己責任」は人が生活をする上で大切な考えでもあります。

その為にも「自己責任」について、改めて意識をして頂きたいと思います。

今回は「自己責任とは」と「お仕事での自己責任」について触れたいと思います。

特に「お仕事での自己責任」については、少し考え方を変えた方が理解がしやすいので、参考にして頂きたいと思います。

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自己責任とは

「自己責任」とは、「自分の行動に対する責任」となります。

例えば、自分の行動により「自分にとって良い事」があった時、この良い事は「自分の物」となります。

逆に、自分の行動により「自分にとって悪い事」があった時、この悪い事も「自分の物」となります。

自分の行動に「利益」がある事ばかりなら良いのですが、「損失」があるのも事実です。

この「損失も自分の行動の結果として自分が引き受ける」事が「自己責任」となります。

日本では「人権」が認められ、日本人には日本国内での「自由権」が与えられています。

この「自由権」は「国家から制約や強制を受けず、自由に考え行動できる権利」となります。

しかし、見方を変えると、「日本人の行動を日本という国が制限できない」事を意味しています。

その結果、日本人ジャーナリストが海外へ取材に行き、テロ組織に誘拐されてしまった事件もありました。

もちろん、誘拐されただけではなく、色々な辛い目にあったと思います。

しかし、これが「自己責任」で「損失も自分の行動の結果として自分が引き受ける」事であるともいえます。

とはいえ、日本国政府は何もしなかったわけではなく、邦人救出へ向けた努力はおこなっていたようです。

「自己責任」とは「行動の制限や制約はしないので好きに考えてやりなさい」「だけど自分で責任は持ちなさい」という考え方となります。

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お仕事での自己責任

「お仕事での自己責任」とは、「自己管理」と考えたほうが、理解がしやすくなります。

本来の「自己責任」は「損失も自分の行動の結果として自分が引き受ける」事でした。

しかし、お仕事は「会社でおこなわれる事」です。

どこの会社も「損失は避けるべき」という考えがあります。

したがって、お仕事では、そこで働くすべての人に対して「会社に利益がでるような行動」を求めます。

その為に「体調や知識や技術など働く人が自分自身で整えて向上させるように自分自身を管理して欲しい」という事で、「自己管理」となります。

とはいえ、会社であっても、日本に籍がある以上、日本の憲法や法律に従う必要があります。

よって「自由権」がある為、「会社が強制的に体調や知識や技術の向上をさせるわけにはいかない」からとも言えます。

「自己管理」とは「自分を管理する事」です。

そして、この「自己管理」により「会社に利益がでるような行動」を考える事となります。

「自分の体調や知識や技術」などは、自分自身の事なので自分なりに管理をする事は可能となります。

しかし、他人の事は分かりません。

本来ならば、「自己責任」なので、「他人」は関係ないのですが、「会社に利益がでるような行動を考える必要がある」事から、「自己管理の範疇」となってしまいます。

よって「他人の損失を自分がフォローする事」も「自分の体調や知識や技術を向上させる要素」となり、「自己管理」と考える事ができます。

このように「お仕事での自己責任」は「自己管理」というニュアンスの方が近くなります。

しかし、ここで「教育」の問題があります。

前述の通り、「会社に利益がでるような行動」を目指して、「自己管理」をおこなう事により、そこで働くすべての人は「自分の体調や知識や技術の向上の努力」をおこなっています。

しかし、「自己責任」を「自己管理」と認識する事により「教育が疎かとなる」場合があります。

よく耳にするのが、「上司や目上の人間による自己責任を理由に自分の責任を放棄するケース」となります。

本来、「上司や目上の人間」が「部下や目下の人間」に教育をするのは「責任」です。

だから、その立場となっています。

しかし、その「部下や目下の人間」に対して「自己責任」の一言で「責任の放棄」をして、「教育を疎かにしてしまうケース」が多くなっています。

これは「上司や目上の人間の能力に問題がある」のかも知れませんし、「社風に問題がある」のかも知れません。

とはいえ、相手が「上司や目上の人間」なので、「責任の放棄」と訴えるのも難しい事だと思います。

しかし、そのままにしていると、「上司や目上の人間」から「自己責任についての悪い評価」を受けてしまう可能性があります。

もし、悪い評価を受けてしまった時は、「上司や目上の人間」にその理由を確認してください。

そして、「悪い評価」を改善する為の対策、特に「やり方や考え方」については、しっかりと聞いて理解をするようにしてください。

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simacatより一言

お仕事をしている時、職場の人から「自己責任でお願いします」と言われる事があります。

正直、ピンときません。

なぜなら、「お仕事での損失は少なからず会社を巻き込む為」となります。

したがって、「自己責任」とするならば、会社の損失も補填する必要があるのですが、そこまで考えての発言なのかは疑問となります。

実際に損失を補填しろと言われてもできませんし、サービス残業は「法令違反」となります。

個人的な考え方となりますが、少なくとも社用で何かをしている時は「自己責任」ではなく、普通に「責任感」を使用するべきで、「責任感を持ってお仕事をして下さい」が正しい使い方だと思います。

ちなみに職場の面談などで「あなたにとっての自己責任とはなんですか?」と聞かれる事があると思います。

よくよく考えると、職場の人に答える必要があるとも思えないメチャクチャな質問ではあるのですが、あえて答えるとしたら「自分の責任において、自分の体調や知識や技術の向上にむけた努力をする事」が無難なような気がします。

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