リーダーはどの様な存在??理想のリーダーの条件と本当にいるダメなリーダーの特徴!!
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はじめに
職場では、その職域でメンバーをまとめる「リーダー」という人がいます。
「リーダー」といった役職名がなくても、「あの人に聞いたら分かる」とか「あの人が頼りだから」といわれている人は、自分は、そのつもりがなくても、まわりが「リーダー」として、認めている人となります。
「リーダー」は、必ず慕われている人とは限りません。
特別、仲が良いわけでも、関わりがなくても、何故かメンバーがついて来る「リーダー」も存在します。
「持って生まれて来た素質」なのかも知れませんが、できるなら「スキル」として意識をして、身に付けたい能力です。
今回は「リーダー」について、投稿いたします。
今はその立場にない人も、参考にして頂き、メンバーを引っ張って行く立場となって頂ければ幸いです。
そして、「ダメなリーダー」を知り、「ダメなリーダー」にならないように、意識をしてください。
リーダーの役割
「リーダー」の役割は、メンバーと共に成果を出す事です。
作業をする時に指示を出し、メンバーはその指示通りに動く事で、良い結果に導きます。
時には問題が発生するかも知れません。
その様な時でも、メンバーと考え、答えを出して行く、まとめ役を担います。
自分勝手に何かを決めたり、大きな態度で何かを強いる事が、「リーダー」の役割ではありません。
「本当の自分の気持ち」を押さえて、メンバーの意見に耳を傾ける事を心掛ける立場となります。
リーダーの素質
「リーダー」に向いている人ですが、実は誰でも素質があります。
「人の話しを親身に聞く人」や「誰かの為に何かをしたいと考えている人」、「行動力のある人」などが、「リーダーの素質」があると思われがちですが、実はそうでもありません。
ある作業を長い期間に渡り経験をしている人は、その作業について熟知しています。
これを経験の浅い人に伝え、早期に作業に慣れさせる事ができれば、これは立派な「リーダーの素質」となります。
では、「経験の浅い人が、リーダーとなるのは難しい事なのか?」となります。
「リーダー」となる為に必要な事とは、なんでしょう?
理想のリーダーとなる為の条件とは?
コミュニケーション
早期に「リーダー」を目指す為には、「コミュニケーション力」を磨く必要があります。
立場の上下に関係なく、考えを理解し、発信する能力となります。
これは、作業に問題が発生しないように進める為に、必要な事となります。
誤った方向に進まないように、しっかりとメンバーに自分の考えを伝え、どのようにメンバーが理解をしたのか、確認します。
作業を行なっている間に、トラブルが発生するかも知れません。
そのような事態であっても、メンバーが報告し易いように、精神的に近い距離を保つ必要があります。
よく、誤解をされている人がいるのですが、「気の利いた事を言える人」が、ここでいう「必要なコミュニケーション力」ではありません。
話題は仕事の事でも構わないので、メンバーとの精神的な距離を縮める会話ができれば、それで良いのです。
全体を見渡す
例えば、暑い季節だと脱水症状、寒い季節だと風邪など、体調に異変をきたす季節があります。
このような時期、まわりの状況に目を向けていないと、メンバーの体調不良により、作業が滞ってしまう事があります。
特に、風邪などは周りへの感染や、最悪、自分も含めて、メンバー全員が病気に侵される危険性もあります。
そうならない為に、まわりの状況に目を向け、メンバーを観察し、体調不良の度合いによっては、早退をさせたり、休ませたりする判断をする必要があります。
滞ってしまった作業については、他のメンバーに割り当てを行い、残ったメンバーでフォローをする計画を立てます。
自分の作業が増えてしまう事に、不満を持つメンバーがいるかも知れません。
その様な場面でも、冷静に説得をする必要がありますが、それも「リーダーの素質」の一つとなります。
気遣い
メンバー、一人一人の事情を理解する事が、気遣いとなります。
例えば、お子様を保育園などに預けているメンバーも、いるかも知れません。
例えば、心の病気を患っているメンバーも、いるかも知れません。
メンバーも人なので、それぞれの事情があります。
それを否定する様な言動や行動は、控えなくてはいけません。
逆に「活かす為にはどうするべきか?」を考えるべきです。
本人の希望と、現在の作業の状況を整理して、できる範囲の調整をする事により、メンバーのケアをします。
気遣いを行う事は、メンバーとの信頼関係の向上につながります。
ダメなリーダーの特徴
一人で黙々と作業
メンバーを気にせずに、黙々と自分の作業をしている人は、「リーダー」とは言えません。
すぐに、改善をする必要があります。
メンバー同士で、終わりの見えない議論となっていたり、一方的に責められている状況を目にした場合は、仲裁に入り、収拾させるのが「リーダー」の役割です。
言葉使いが悪い
メンバーに対して、言葉使いが悪い「リーダー」もいます。
「バカ」など、平気で口にする人です。
「リーダー」は、メンバーの力を十分に発揮させる必要がありますが、この様な「罵倒の中」では、メンバーは「怒られるのが嫌だから作業をしている、奴隷気質」となり、100%の力を発揮する事ができなくなります。
心当たりのある「リーダー」は、改善をするべきです。
ちなみに、これは完全に「パワーハラスメント」となります。
メンバーを追い込む
作業の質問や遅延の報告をメンバーが行なった時、原因や状況をまくし立てて聞く「リーダー」がいます。
このように、執拗に問いただしてしまうと、メンバーは質問や報告をする事に対して、苦手意識が芽生えてしまいます。
「リーダー」の立場として、状況を理解する必要がある事も理解はできますが、必ず逃げ道を残すように心掛けてください。
逃げ道とは、「リーダーも悪かった」という事です。
この気持ちが有るか無いかでは、メンバーとの心の距離が大きく変わります。
simacatから一言
「リーダー」と「マネージャー」を勘違いされている人がいますが、「リーダー」は実際に、現場を動かす人となります。
「リーダー」は「マネージャー」に、「現場は現在、どの様に動いているのか」を報告します。
この報告により、「マネージャーは計画通りに動いている事」を確認し、「予定通り」に作業が進んでいる事を確認します。
「マネージャー」が「予定通り」の確認をする理由ですが、「お金の管理」をしているからです。
「リーダー」は、作業の進み具合を意識しますが、「マネージャー」は「お金の出費」を意識しています。
例えば、作業が遅延すると、遅延した分だけ、「お金の出費」となります。
従って、「お金の出費」を抑える為に、「マネージャー」と「リーダー」が協議を行いながら、作業は進められていきます。
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