スマホ依存症?!重症化すると抜け出せない?!お仕事に影響が出る前に対策をしませんか?!
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はじめに
「スマホ依存症」という言葉を最近、よく耳にします。
「スマホが手元にあり、いつでも画面が見られないと落ち着かない」などを想像します。
本当の「スマホ依存症」は、「落ち着かない」では済まないようです。
今回は「スマホ依存症」と「スマホ依存症から抜け出す方法」について触れたいと思います。
スマホは便利なアイテムです。
しかし、それに頼らないと生活ができない事は問題となります。
アイテムはアイテムとして利用し、自分の生活が脅かされないようにする必要があります。
スマホ依存症とは
「スマホ依存症」とは、「スマホがないと落ち着かない」「スマホがないと不安になる」など、「生活の中でスマホに依存する時間が長くなる事」です。
「SNSやゲーム」などをおこなう為に、「スマホが手元にある状態」が当たり前となります。
その結果、「スマホが手元にない状態」が「落ち着かない」「不安になる」と感じます。
とくに「SNS」を利用する事により、色々な人とのつながりが生まれます。
これにより、「自分は一人ではない」と感じる事ができます。
「SNSなどの確認と返信」は、なるべく投稿された直後におこなうようにしている人が多くいます。
これは、自分が投稿した時、時間の経過と共に「不安を感じた経験」がある為です。
したがって、投稿された時間からなるべく早く「確認と返信」をする事で、「好意をあらわす」事ができます。
これが、「スマホを手元に置く理由」となり、いつでも「確認」し「返信」ができる状態が「落ち着く状態」となります。
また、「ゲーム」などでも「スマホ」は利用されます。
「寝る前に少しだけのつもりが、徹夜をしてしまった」などというお話しは良く聞きます。
「スマホ依存症」は、ただ「スマホを手元に置いておく」という事が問題となっているわけではありません。
「スマホを長時間にわたり利用する」事により、心身に悪影響がある事が問題として指摘されています。
肉体面に対する主なもので「不眠症」「視力低下」をはじめ、「ストレートネック」になる事などがあります。
「ストレートネック」とは、頚椎(首の骨)の湾曲がなくなってしまう症状です。
頚椎(首の骨)は通常、前側に30度ほど湾曲しています。
しかし、手元のスマホを見る為には、下を見る事となるので、頭を前部に倒す事となります。
この為に、頚椎の前側への湾曲が徐々に直線的となってしまいます。
前側への湾曲が、ほぼなくなった状態が「ストレートネック」と呼ばれています。
この結果、首から肩の筋肉が硬直状態となり、血行が悪くなり、「肩こり」となります。
ちなみに、長時間にわたり、パソコンや事務作業などをおこなっている場合でも同様の状態となる可能性があります。
しかし、これが「スマホ依存症」により、小さい子供にまで起きている事が問題となっています。
そして、精神面に対する主なものは、「イライラ」「不安」「無感情」「攻撃的」などがあります。
これらは、「依存症」には付きものの症状となります。
「スマホ依存症」は、心身に対して影響があるのは確かなのですが、お仕事をおこなう上でも影響があります。
もちろん、集中力の低下はあります。
「スマホが気になって、お仕事に集中できない」「スマホをいじっていて、お仕事の進みが悪くなる」などがあります。
また、職場によっては、情報漏洩の観点から、「スマホの持ち込み禁止」というルールがあります。
このようなルールがある場合、「重度のスマホ依存症」となっていると、お仕事をおこなう事ができなくなります。
したがって、お仕事に影響する前に、「スマホ依存症」から抜け出す必要があります。
スマホ依存症から抜け出す方法
「スマホ依存症から抜け出す方法」となりますが、「やめる」しかありません。
「タバコ」でも「お酒」でも、「依存」から逃れる為には、「依存しない状態に慣れる」必要があります。
急には難しいと思いますが、できる範囲で「スマホを遠ざける努力」をするようにしてください。
とくに「SNS」にて、人との交流を主な目的で利用している場合があります。
この場合、非常に心苦しいとは思うのですが、事情を打ち明けて、「できる範囲での交流」に切り替えるようにしてください。
この時間を減らさないと、「スマホ依存症」から抜け出せなくなります。
また、「ゲーム」も同様となります。
「ゲーム」は、「課金」などをおこない、それなりのお金をかけている場合もあると思います。
しかし、今後、お仕事で手にするお金と比較すれば、答えは出せると思います。
こちらも「苦渋の決断」となると思います。
そして、「ゲーム」の場合は、止めると決めたら、「完全に止める事」をおすすめします。
「少しの時間なら」と思ってやってしまうと、やり続けてしまいます。
ちなみに「スマホ依存症を克服する方法」を挙げます。
- ながらスマホはしない
- SNSの通知機能はOFFにする
- お仕事中は移動中も含め、スマホはカバンにしまう
- 寝る場所にスマホは置かない
- 寝る前にスマホは触らない
- スマホを利用しない趣味を見つける
- スマホに触らない日を作る
なお、「スマホ」には電話の機能があります。
お仕事中に急ぎの連絡があるかも知れません。
このような時に備えて、「スマートウォッチ」をご活用ください。
ちなみに、高機能なものはダメです。
高機能なものでは、SNSや簡単なゲームができてしまいます。
どうしても高機能なスマートウォッチにするのであれば、「SNSの通知はOFF」「ゲームは入れない」などの工夫をするようにしてください。
できるだけ、電話の通知機能に特化したものを選び、「スマホ依存症」から抜け出して頂きたいと思います。
simacatより一言
「スマホの利用時間」を計測するアプリもあるようですが、「スマホ」が手元にある以上、意味があるとは思えません。
とはいえ、「スマホを利用する事」は悪い事ではありません。
これは、「連絡手段」はもちろんですが、「写真や動画の撮影での利用」「音楽プレーヤーとしての利用」「調べ物やメモをする時の利用」などにおいて、「非常に強力なアイテム」となる為です。
問題なのは、「使いすぎ」「依存のし過ぎ」により、自分の肉体や精神、そして生活に「悪影響が出てしまう事」です。
そして、「依存症」なので、「悪影響が出たからといって、すぐにやめる事」ができません。
「スマホ依存症」を実感していなくても、日頃から適度に利用を控える事で「依存症の予防」をする事ができます。
1週間に一度くらいは、「緊急時以外のスマホの利用を控える日」を作るのも、よろしいかと思います。
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