噂やデマに踊らされない為にできる事とは?!信じた理由を説明できますか??
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
「SNSの情報」や「聞いたお話し」の中には、「真実ではない事」があります。
しかし、「あそこで言っていたから」「あの人が言っていたから」、このような理由で、「真実だと思い込む事」があります。
「真実だと思い込む事」が悪いのではなく、それが原因で「パニックになる事」や「何かに被害を与える事」が「問題」となります。
「問題」が起きた以上、「原因」を究明し、「責任」を追求する必要があります。
しかし、「信じた人」は、「発信者が、そう言っていたから」と言うでしょうし、「発信者」は、「信じた人の自己責任」と言うでしょう。
「誰の責任なのか?」が分からないと、「反省するべき人」「反省させるべき人」が分からなくなります。
とはいえ、現在では、「行き過ぎた内容」については、「発信者の責任」が問われるようですが、それでも「信じた人」に、まったく「責任がない」ワケではありません。
なぜなら、「パニックになる事」も「被害を与える事」も、「信じた人がおこなった行為」だからです。
したがって、「他人に責任がある」と言う事が、そもそもの間違いとなります。
「発信者」が、どこであろうと、誰であろうと、「信じたのは自分」となり、「他人の責任」を問い詰める前に、「自分の責任を認める」必要があります。
「自分の責任を認める」為には、「信じる為の理由を持つ事」が必要となります。
これは、「なぜ、信じたのか?」となります。
「信じる為の理由を持つ事」により、「信じた理由を説明できる」事となります。
もし、「責任」を問われた場合でも、この「理由を説明できる事」で、「反省するべき人」や「反省するべき点」が、見つけやすくなります。
「信じる為の理由を持つ」事は、「噂やデマ」に対する備えとなり、騙される事を防ぐ事にも、つながります。
噂やデマ
「噂やデマ」とは、「真実か分からない事」「正確ではない事」となります。
もちろん、「噂やデマ」の中には、「真実の事」「正確な事」はあります。
しかし、「真実の事」「正確な事」が、証明されていない為、「真実ではない可能性がある事」となります。
「真実の事」も、「真実ではない事」も、信じる事により、それが「自分の知識」となります。
もし、「真実ではない事」だった場合でも、それが「自分の知識になっている事」となります。
この「自分の知識」を、他人に伝える事で、その「他人も真実ではない事を信じる」可能性があります。
そして、「真実ではない事を信じる」事が、多くの人に広まってしまう可能性があります。
仮に、「真実ではない事」が判明した時、「自分の知識」に誤りがあった事が分かります。
「自分の知識の誤り」ならば、「自分だけの問題」で済みます。
しかし、多くの人に広まってしまった場合、「自分だけの問題」ではなくなります。
多くの人に広まってしまった誤りを訂正する事は、ほぼ不可能となります。
ここで、「風評被害」という言葉を挙げます。
これは、「評判や噂」の為に、関係する「人」「会社」「地域」などが、「被害を受ける事」です。
「噂やデマ」などから、「真実ではない事を信じる事」で、それを広めてしまう事は、「被害を与える事」につながる可能性があります。
そして、「真実ではない事」を広めてしまった自分自身も、「他人からの信頼をなくす事」となります。
意見と事実
「噂やデマ」を聞くときは、「意見と事実」に分ける必要があります。
「意見」とは、「ある事柄に対する、主張や考え」となります。
学者や医師などの肩書きを持つ、「権威のある人の意見」は、そのまま「自分の知識」に取り込んでしまいがちです。
これは、「権威のある人の意見」なので、「教わっている」と考えてしまうからです。
そして、この「教わっている」の怖い所が、「テレビ番組やメディアなどでの意見」となります。
この「テレビ番組やメディアなどでの意見」には、「根拠となる物」が何も示されていない場合があります。
「なぜ、そう主張するのか?」「なぜ、そう考えたのか?」が何もないのに、「教わっている」ので、どんどん「自分の知識」として、取り込まれていきます。
しかし、「意見」はあくまでも「意見」です。
「意見」とは、「ある事柄に対する、主張や考え」なので、倫理的な問題はありますが、それが「真実ではない事」であっても、問題はありません。
「権威のある人の意見」なので、「真実なのか分からない事」でも、「自分の知識に取り込んでしまう事」が、怖い所となります。
「真実なのか分からない事」は、「真実ではない可能性がある」という事です。
したがって、「真実なのか分からない事」は、「自分の知識に取り込むべきではない」と考えるべきです。
それでは、「自分の知識に取り込める物は、どのように決めるのか?」となります。
これが「信じる為の理由を持つ事」となります。
そして、この「理由」には、「事実」を利用してください。
「意見」をそのまま、「自分の知識」とするのではなく、「なぜ、そう主張するのか?」「なぜ、そう考えたのか?」の「根拠」を確認してください。
そして、その「根拠」は、「事実を元にしているのか?」となります。
この「事実」は、「意見をいう人の一方的な物」だけではなく、「他の人の事実」も、参考としてください。
特に、「意見をいう人」に対して、「反対を主張している人」の「事実」は、重要となります。
「どちらが正しいのか?」を考えてしまいがちですが、「同じポイント」を探してください。
「同じポイント」は「真実である可能性が高い」為、このポイントを「自分の知識」に取り込むべきとなります。
このような「考え方や行動」が、「信じる為の理由を持つ為の動き」となります。
もちろん、「噂やデマ」を信じる事がなくなるワケではありませんが、少なくても「踊らされる事」は減る事となります。
simacatより一言
「噂やデマ」は、色々な所に潜んでいます。
特にお仕事の場面での「噂やデマ」が、もし「真実ではない事」だった時、「成果」に影響を与える可能性があります。
また、人間関係でも、この「噂やデマ」は、厄介な存在となります。
いずれにしても、「噂やデマ」を耳にした時は、必ず「事実の確認」をおこなってください。
「信じるか信じないか?」の判断は、「事実の確認」の後でも、遅くはありません。
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