お仕事の場面での決断とは?!決断をする時は経緯や根拠が重要!!
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はじめに
お仕事の場面では「決めなくてはいけない事」が、たくさんあります。
これは、「決めないと物事が進まない」からです。
「何を求めているのか?何を実現させたいのか?」から、お仕事は始まります。
そして、「求めている事」を実現させる為には、「どのような事柄が必要で、どのような行動が必要なのか?」といった、様々な疑問が生まれます。
それらの一つ一つを解消していく事は、「求めている事の実現」に近づいてる事となります。
しかし、その中では「反対意見」や「不確定な要素」など、「考えや行動を迷わす」事が多く生まれます。
「考えや行動を変える」事も、選択肢としては必要ですが、常に「考えや行動を変える」事は、「求めている事の実現」が遠ざかってしまう原因となります。
時には、思い切って「決断」をして、どのような「反対意見」や「不確定な要素」も、跳ねのける必要があります。
決断とは
「決断」とは、「決める事」と「断ずる事」で成り立っています。
「決める事」は、「選ぶ事」で、「この考えを動かさない」という意味となります。
「断ずる事」は、「判断をする事」で、「迷いを断ち切る」という意味となります。
「決断」とは、「選んだ事を変えず、他の選択肢への迷いを断ち切る」という意味となります。
例えば、「来週に、東京から大阪へ行く」という、「期日の決まった目的」があります。
この時、「早く到着したい」「安く行きたい」「楽に行きたい」など、様々な「考え」が頭をよぎります。
また、「飛行機で行く」「電車で行く」「船で行く」など、「行動」や「手段」についても、多くの選択肢があります。
そして、「どの会社の飛行機や電車や船を利用するのか?」など、さらに多くの「選択肢」が発生します。
しかし、「来週に行く」という「期日」がある以上、ずっと迷ってはいられません。
したがって、多くの「選択肢」から、「ある一つ」を選ぶ事となります。
それならば、「早く着きたいので、ある会社の飛行機」を使って行くと決めます。
しかし、その後に「船の方が個室の部屋もあるし、シャワーもついているし、楽なのではないか?」とか、「新幹線の方が乗り換えが楽なのではないか?」など、「迷う事」があります。
「迷う事」は、無駄ではないのですが、考えてばかりで「行動する事」の妨げとなります。
その結果、「期日の決まった目的」を果たす事ができなくなってしまいます。
したがって、他の「迷う事」は捨てて、「決めた事を変えない」行為が「決断」となります。
一度「決断」をした事柄については、「不安」や「懸念事項」などの「迷い」が生まれるかも知れませんが、「決めた事の方向性を変えない考え」が重要となります。
決断をする為には「経緯や根拠」が重要
決断をする為には「経緯や根拠」が重要となります。
「決断」は、「迷い」を生まない為の行為です。
しかし、明確な「経緯や根拠」がないと、「なぜ、決断をしたのか?」といった「迷い」が生まれます。
特に、お仕事の場面では、様々な人が「決断」をした事柄について、疑問を投げかけてきます。
その都度、「決断」をした理由を説明するのですが、あまりにも多く、疑問を投げかけられると、「自分の考え方」が徐々に「ブレ」てしまいます。
そして、「なんで、こんな決断をしたんだろう?」と、「迷い」が生まれます。
これを防ぐ為に、「決断」に至った「経緯や根拠」にて、「自分の考え」が「ブレ」ないようにします。
なお、特にお仕事の場面では、「決断」をした後に、疑問を投げかけられないように、関係する人達に、「経緯や根拠」を予め理解させておく事が、ポイントとなります。
決断した事が正しいとは限らない
「決断」した事が、すべて正しいとは限りません。
「失敗」は、誰にでもある事です。
「決断」の結果が、「失敗」とった時でも、しっかりとした「経緯や根拠」があれば、「振り返り」をおこなう事ができます。
そして「振り返り」は、「決断」の結果が「成功」しても行うべきです。
「経緯や根拠」について、「不足を感じた確認ポイント」「知識や技術」「関係者」など、「振り返り」には、多くの学びがあります。
学びを「決断」に取り入れる事で、「より良い決断」を増やし、「決断の失敗」を減らす事ができます。
社歴やポジションにより、「重要な決断」を迫られる事があります。
その時に重要となるのが、それまでの「決断」となります。
それまでの、一つ一つの「決断」で、どれだけの学びを取り入れ、「視野が広く、考えが深い、経緯や根拠」を手に入れる事ができたのかが、問われる事となります。
simacatより一言
「決断」という行為は、緊張します。
これは、「決断」が間違っていた時、「決めた事」を変える必要がある為です。
そして、それは関係する人が、多くなればなるほど、「影響する範囲」が広がります。。
もし、自分が影響を受ける立場なら、「コロコロと考えを変えないで欲しい」と思います。
しかし、「決断」をする人も人間ですので、間違える事はあります。
したがって、2回目までは許してあげましょう。
3回目は流石に、「決断」に至った「経緯や根拠」が緩いかと思われます。
自分の学びの為にも、「どのような経緯や根拠」で「決断」に至ったのかを確認してください。
失敗例も、貴重な情報です。
悪い手本として、自分が「決断」をする時の、参考としてください。
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