5W1H?!7W2H?!知らなくても今の仕事には支障はないよ!!それは今だけのお話しです!!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
「5W1H」は、皆さんご存知だと思います。
ちなみに、「When:いつ」「Where:どこ」「Who:だれ」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」です。
最近では、「7W2H」で、「Which:どれ」「Whom:人の関係」「How Much:いくら」が追加されています。
今後は、「7W2H」にて、お話しを致します。
「7W2H」は、お仕事を任さられる時の確認事項として、漏れがないように「気にするべきポイント」となっています。
しかし、「今のお仕事では、役に立たない」と思われる人は少なくはありません。
今だけを考えるなら、それでも良いのですが、いずれは「自分の立場」が変わるかも知れません。
「自分の立場」が変わった時でも、「気にするべきポイント」に漏れがないように、必要がなくても意識をする必要があります。
7W2Hの復習
はじめに、「7W2H」の復習となります。
「7W2H」は、「気にするべきポイント」となります。
英語を単純に訳した意味ではなく、あくまでも「ニュアンス」である事に注意が必要となります。
また、内容によっては「不要な点」があるので、全てを確認する必要はありませんし、7W2Hの順番についても「お話し」の「流れ」で考えても問題はありません。
「不要な点」とは、「確認をする必要がないポイント」となります。
不明な時は、一度「自分の頭の中で確認」をしてください。
「答えがない」「お話しには関係がない」、そのように考えた時は、その考えに至った「理由」を考えてください。
「理由」があれば、「確認をする必要がないポイント」として判断ができます。
もちろん、「不足」を感じたり「指摘」をされた時は、「不要ではなかった」事となり、考えに誤りがあった事となります。
この場合は気を落とさず、今後に活かす事を考えてください。
「お話しの流れ」については、「予算を重視」するならば、初めに「How Much」のお話しとなりますし、「要件を聞く」のであれば、「What」から始まります。
これは、慣れが必要となりますので、「先輩や上司」から、学ぶ事をオススメします。
それでは、「7W2H」となります。
- When:いつ(日程や期間に関する事)
- Where:どこ(範囲や部分に関する事)
- Who:だれ(担当者や関係者に関する事)
- What:何を(対象や課題に関する事)
- Why:なぜ(目的や理由に関する事)
- Which:どれ(比較や選択肢に関する事)
- Whom:人の関係(立場や関係性に関する事)
- How:どのように(手段や方法に関する事)
- How Much:いくら(予算や金額、量に関する事)
職場で特に規定がないなら、「自分がやりやすい順番」を作っておくのも良い方法です。
「確認するべきポイント」として、テンプレート化をしておきましょう。
立場
「立場」とは、お仕事を行う時の「役割」となります。
お仕事が1人で完結するのなら良いのですが、会社の規模が大きくなる程、「考える事」「おこなう事」が多くなります。
したがって、「役割」を決めて、分担をして作業を行います。
主な「役割」を挙げます。
- 会社を経営する人(経営層)
- 部署を管理する人(管理層)
- 作業を管理する人(作業管理者)
- 作業をする人(作業者)
会社によって、「呼び方」は異なるのですが、大きく分けると、これらの「役割」が存在します。
「会社を経営する人(経営層)」は、「会社を存続させる事」「会社の規模を大きくする事」「会社の業績(売上)を上げる事」を主に考えて対応をします。
「部署を管理する人(管理層)」は、「会社の業績(売上)を上げる事」「部署内で効率よく人を動かす事」を主に考えて対応をします。
「作業を管理する人(作業管理者)」は、「作業の期間」「作業を行う人」「作業を行う手段」を主に考えて対応をします。
そして、最後に「作業をする人(作業者)」ですが、「作業の期間」「作業の内容」「作業の実施」を主に考えて対応をします。
これらの「役割」ですが、兼任する場合もありますし、もっと細かく分けられている場合もあります。
まずは、「今の自分の役割」を確認して頂きたいと思います。
視点の変化
「役割」が変わる事で、「視点」が変わる為、「気にするべきポイント」も変わります。
それぞれの「役割」で「気にするべきポイント」を挙げます。
「会社を経営する人(経営層)」が「気にするポイント」は「お金」と「期間」となります。
- When:いつ(日程や期間に関する事)
- Where:どこ(範囲や部分に関する事)
- Who:だれ(担当者や関係者に関する事)
- What:何を(対象や課題に関する事)
- Why:なぜ(目的や理由に関する事)
- Which:どれ(比較や選択肢に関する事)
- Whom:人の関係(立場や関係性に関する事)
- How:どのように(手段や方法に関する事)
- How Much:いくら(予算や金額、量に関する事)
補足となりますが、「Who:だれ」「Whom:人の関係」が入るのは、人により施策が変わる可能性がある為となります。
「部署を管理する人(管理層)」が「気にするべきポイント」は、「お金」「期間」「作業」となります。
- When:いつ(日程や期間に関する事)
- Where:どこ(範囲や部分に関する事)
- Who:だれ(担当者や関係者に関する事)
- What:何を(対象や課題に関する事)
- Why:なぜ(目的や理由に関する事)
- Which:どれ(比較や選択肢に関する事)
- Whom:人の関係(立場や関係性に関する事)
- How:どのように(手段や方法に関する事)
- How Much:いくら(予算や金額、量に関する事)
「作業を管理する人(作業管理者)」が「気にするべきポイント」は、「期間」と「作業」となります。
- When:いつ(日程や期間に関する事)
- Where:どこ(範囲や部分に関する事)
- Who:だれ(担当者や関係者に関する事)
- What:何を(対象や課題に関する事)
- Why:なぜ(目的や理由に関する事)
- Which:どれ(比較や選択肢に関する事)
- Whom:人の関係(立場や関係性に関する事)
- How:どのように(手段や方法に関する事)
- How Much:いくら(予算や金額、量に関する事)
補足となりますが、「作業を管理する人(作業管理者)」は、「その作業の経緯、対応方法、担当者とのやり取り」など、「円滑に作業を進める為の行動」が主な作業となります。
「How Much:いくら」についても、「作業を管理する人(作業管理者)」が「気にするべきポイント」となる場合もあります。
「作業をする人(作業者)」が「気にするべきポイント」は、「期間」と「作業」となります。
- When:いつ(日程や期間に関する事)
- Where:どこ(範囲や部分に関する事)
- Who:だれ(担当者や関係者に関する事)
- What:何を(対象や課題に関する事)
- Why:なぜ(目的や理由に関する事)
- Which:どれ(比較や選択肢に関する事)
- Whom:人の関係(立場や関係性に関する事)
- How:どのように(手段や方法に関する事)
- How Much:いくら(予算や金額、量に関する事)
補足となりますが、「作業を管理する人(作業管理者)」からの指示にて、作業を行う為、「実際の作業をおこなう行動」が主な作業となります。
このように、「役割」により、「7W2H」での「気にするべきポイント」が変わります。
なお、これらはあくまでも「重要視する部分」であり、「不要な情報」というわけではありません。
各「役割の人」に、お話しをする時、他の情報は「予備情報」として認識をして頂ければと思います。
そして、「役割」に変化があっても、「確認漏れを防ぐ」為に、「癖をつけておく」必要があります。
したがって、「今現在の役割」では「気にするべきポイント」ではなくても、普段から「7W2H」を意識するようにしてください。
普段から意識をする事により、「癖」とする事ができます。
simacatより一言
ここまで、お読みになれば、「7W2H」が、頭にこびり付いたのではないでしょうか?
実際のお仕事で、「気にするべきポイント」として、役立てて頂ければと思います。
ちなみに、「How Much:いくら」は、「7W2H」の全ての結果となります。
どんな方法でも、どれだけの期間をかけても、結局は「お金」となります。
この部分だけは、自分(自社)も相手(お客様)も同じ価値となります。
「安かろう、不味かろう」がないように、十分な配慮をして頂ければと思います。
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