知らないお仕事を任される?!やり方が分からない?!でもやるしかない?!心配・不安・怖い?!
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はじめに
お仕事には、たくさんの作業があります。
そして、その作業をおこなう為に「やり方」が存在します。
基本的には、この「やり方」を教えてもらい作業をおこないます。
そうしないと「失敗をする可能性が高くなる為」です。
お仕事での「失敗」とは、そのまま「損失」となります。
これは「機会損失の発生」なのかも知れませんし、「無駄な経費の発生」なのかも知れません。
どちらにしても「会社に損失をもたらす結果」となります。
とはいえ、「人手が不足している」「経験者がいない」などの理由で「やり方」が分からないまま、お仕事を任される事があります。
今回は「知らないお仕事を任される事」について触れたいと思います。
「知らないお仕事」について、前向きにおこなえている間は問題ありません。
しかし、「知らないお仕事」をするという事は「失敗に対する不安を感じ続ける事」でもあります。
それが原因で「お仕事が怖い」と思った時の対処方法として、参考にして頂きたいと思います。
知らないお仕事を任される
「知らないお仕事を任される」とは、どのような状態なのかを確認します。
その前に、「お仕事を知らない状態でおこなう」事は非常に危険な行為となります。
これは先ほどの「会社への損失」もそうですが、職種によっては「人命に関わる事柄」「健康被害をおよぼす事柄」もあります。
そして、「この責任は誰が取るのか?」という問題が発生します。
「お仕事を知らない状態でおこなう」とは、この「責任を問われた時に何も答えられない状態」という事です。
これは、一般的に「無責任」と呼ばれます。
よって、「お仕事を知らない状態でおこなう」事は避けるべきとなります。
そして、「お仕事を知らない状態でおこなう」事についてとなります。
誰も好き好んで「お仕事を知らない状態でおこなう」事はしません。
しかし、「お仕事を知らない状態でもおこなう」事があります。
これは通常の職場であれば、「誰かの指示による為」となります。
「誰かの指示」とは「現場のリーダー」かも知れませんし、「管理者や上司」かも知れませんし、「お客様」の可能性もあります。
いずれにしても、「嫌でもやらなくてはいけない」「仕方がなく引き受ける」という状態となります。
そして、この状態では「不安や恐怖を感じる事」となります。
では、なぜ「不安や恐怖を感じるのか?」ですが、これは前述の「失敗に対する責任」が存在している為です。
「責任感が強い人」ほど、「責任を取る事ができない」と強く感じる事となります。
そして、「責任感の強い人」ほど「指示をした人」からの「なんで失敗したんだ!」「どうしてできないんだ!」などの叱責をまともに聞いてしまいます。
しかし、そもそも「知らないお仕事」「分からないお仕事」です。
冷静に考える事ができるなら、「失敗をしない方がおかしい」となります。
とはいえ、それでも「やらなくてはいけない」というのが実態となります。
どうしても「やらなくてはいけない」のであれば、「責任から逃れる」ようにしてください。
「責任から逃れる」事ができるなら、これは「勉強」となり、「知らない事を知る良い機会」と考えて、作業をおこなう事ができます。
責任から逃れる方法
それでは、「責任から逃れる方法」となります。
この為には「指示をする人」との対話が必要となります。
そして、「指示をする人のタイプ」は大きく分けて2種類あります。
- 対話ができない人
- 対話ができる人
「指示をする人のタイプ別に責任から逃れる方法」となります。
対話ができない人
「なんでも良いから手を動かせ」という人の場合は、聞く耳を持たない為、対話をする事ができません。
この場合はできるだけ「遅く」作業をおこない、できるだけ早く「失敗」をしてください。
この時に「怒られる事に対する不安や恐怖」を感じて、「やれるだけやる」と考える人が多くいます。
その結果、確かにそれなりに作業は進みます。
しかし、「お仕事を知らない状態」なので、「失敗をする可能性」もありますし、「それまでの作業に誤りがある可能性」もあります。
そして、「失敗」や「誤り」があれば、結局怒られる事となります。
さらに、最悪「それまでの作業が無駄になる」という事態になる可能性もあります。
よって、できるだけ遅く「作業」をして、できるだけ早く「失敗」をするようにしてください。
逆に、早々に「失敗」をしたほうが「やり方」を教えてもらえる可能性があります。
なお、この対応は「自分の評価を下げる可能性」があります。
しかし、無理をしてもさらに「不安や恐怖を感じる事」となります。
また、「お仕事が遅い」「お仕事を失敗する」という理由でも「評価」は下がります。
「評価と引き換えになる可能性」はあるのですが、「自分に負担がかからないお仕事のやり方」として、お考えいただきたいと思います。
対話ができる人
対話ができる人ならば、「失敗を受け入れる覚悟をもって指示をしているのか?」を確認してください。
「分からないお仕事をする事となりますので、作業が遅くなったり失敗をする可能性があります」と「指示をする人」に伝えられれば十分です。
これで、「責任から逃れる」事ができます。
とはいえ、それでも「自分にできる事」はおこなわなくてはいけません。
その為にも「自分にできる事」を「自分自身で理解をしておく必要」があります。
「できるのにやらない」と「できないからやれない」とでは大きな違いがあります。
そして、「自分にできる事」と「自分にできない事」が分からないと、これを判断する事もできません。
「自分にできる事」を精一杯しているのならば、あとは「開き直り」となり、失敗をしても「指示をした人に責任がある」と考える事ができます。
以上、「指示をする人のタイプ別の責任から逃れる方法」となります。
「知らないお仕事」「分からないお仕事」をするのは非常に「怖い事」「不安な事」です。
だからこそ、できるだけ「自分に負担がかからないお仕事のやり方を考えるべき」となります。
simacatより一言
「知らないお仕事」をする時、「自分の能力を疑われる可能性に対する不安」があります。
「他の人はできている!」「できないのはお前だけ!」などと言われる事もあるかも知れません。
そして落ち込んでしまい、「自分はダメなんだ」「自分は使えない奴なんだ」と考えてしまいます。
これが「自己否定」と言われている物で、ここから「自信喪失」となり、「お仕事が怖い」と感じる元凶となります。
しかし、「知らないお仕事」である以上、「できないのは当たり前」です。
とはいえ、「できるようになりたい」と考える必要はあります。
その為にも「悔しさ」を感じてください。
この「悔しさ」は「自分の能力の向上」に役立つ物となります。
逆に「悔しさ」を感じないと「諦める」事となり、ここから「自分はダメなんだ」という「自己否定」の考えが生まれてしまいます。
「悔しさ」という気持ちを持つ事で「自分の能力向上の為の行動」に対する集中力が維持できるようになります。
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