お仕事で否定をされた?!腹が立つ?!悲しい?!感情に流されない為の考えかたや行動とは?!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
お仕事をしていると、「そのやりかたではうまくいかない!」「なんでそんな考えかたになるんだ?」など自分の行動や考えかたを否定される事があります。
正直、「良い気持ち」ではありません。
「良い気持ち」どころか、「腹が立つ」事もありますし、「悲しい気持ち」となる事もあります。
今回は「お仕事で否定をされた時の考えかたや行動」について触れたいと思います。
「腹をたてる」「悲しくなる」などは、集中力が削られてしまう為、お仕事をおこなう上では邪魔な気持ちとなります。
できる限り、このような気持ちを抑えてお仕事の集中力を維持するようにして頂きたいと思います。
否定とは
「否定」とは、「打ち消す事」「認めない事」をおこなう行為となります。
「否定」は「自分自身」に対しても「他人」に対してもおこなう行為です。
例えば、自分がアクシデントを起こしてしまった時、「そんなつもりはない」「わざとではない」というのは「自分自身に対する否定」です。
他人の考えかたや行動に対して、「それはおかしい」「そのような事はゆるされない」というのは「他人に対する否定」です。
もちろん、「否定」には「良い事に対する否定」もあれば「悪い事に対する否定」もあります。
いずれにしても、「打ち消す事」「認めない事」が「否定」となります。
とはいえ、「悪い事に対する否定」は「悪い事を止める為の注意や説教」という理解になる為、表現さえ気をつければ問題になる事はなりません。
問題なのは「良い事に対する否定」となります。
基本的に、「良い事に対する否定」は「自分が他人に対しておこなうか?」「他人が自分に対しておこなうのか?」となります。
そして、この「良い事に対する否定」は「人格否定」となる可能性があります。
「否定される側」が「人格否定」と受け取ってしまうと、「怒りによる問題行動」「悲しみによる心のダメージ」など悪い状況にむかってしまう恐れがあります。
よって、「良い事に対する否定」をする時は「しっかりとした根拠を持ち、丁寧な説明を心がける」必要があります。
また、「良い事に対する否定」をされる時は「何が問題だったのか?」「どうすれば良かったのか?」を冷静に確認する必要があります。
それでは、「お仕事での否定」となります。
基本的に「お仕事」をおこなう時は「お仕事が問題なく終わるようにしている」為、「悪い事」はおこなっていません。
よって、「お仕事での否定」は「良い事に対する否定」となります。
とはいえ、「お仕事のやりかたや考えかた」に「誤り」がある場合があり、この「否定」については「自分で気が付く事ができなかった結果」となります。
そして、「誤り」である以上、正しくする必要がある為、「自分が否定される」事となります。
しかし、この「否定」が「悪い事に対する否定」となってしまう時があります。
理由は「良い事に対する否定」にも関わらず、「しっかりとした根拠を持ち、丁寧な説明を心がける事がなされていない」為です。
「否定」をされないと「誤りを正す事」ができません。
よって、「お仕事での否定」は「必要な事」となります。
そして、「何が問題だったのか?」「どうすれば良かったのか?」を「否定される側が理解をする」必要があります。
これを意識せずに、ただ「お仕事の否定」をするだけでは、「人格否定と受け取られる可能性」が高くなります。
お仕事で否定をされた時の考えかたや行動
「お仕事で否定をされた時の考えかたや行動」についてとなります。
- 否定の理由や根拠を冷静にきく
- 不明な点は確認をする
- 相手の考えや行動の否定はしない
- 最後は「ありがとう」で締めくくる
一つ一つ掘り下げます。
否定の理由や根拠を冷静にきく
これは「なぜ否定をしたのか?」、「理由や根拠の確認」となります。
簡単な言葉にすると「何が悪いのか?」「どうすれば良いのか?」となります。
この「理由や根拠が不明」なままだと、「改善する事」ができない為、同じ事を繰り返してしまいます。
そして、「冷静にきく」の部分ですが、「否定」をされると、どうしても「感情的」になります。
「感情的」になると、頭の働きが「怒り」や「悲しみ」に使用され、「理由や根拠の理解」がにぶくなってしまいます。
よって、「冷静にきく」必要があります。
どうしても「冷静になれない」という場合は、一旦、頭を冷やす時間をもらうようにしてください。
そして、「理由や根拠」についてはメモをとり、記録に残し、あとから確認をおこなえるようにしてください。
不明な点は確認をする
自分の考えかたや行動について「不明な点」があったら、その場で確認をしてください。
なんとなく「ボンヤリしている点」も「不明な点」となります。
時々、「今までの自分の考えかたや行動が正しい」という場合があります。
これは「否定をした人の考えかたや行動の誤り」となります。
それにも関わらず「否定」をされた場合、考えがまとまらない為、この部分が「不明な点」となります。
このような点については、明確にしないと何度も「否定」をされる事となります。
相手の考えかたや行動の否定はしない
「否定」をされた時、「感情的」になる人が多くいます。
それは「否定をした人」も同様です。
お互いが「否定」をしあってしまうと、「感情のぶつけ合い」となり、収拾がつかなくなってしまいます。
そのような事は「社会人」がおこなう事ではありません。
よって、できる限り避けるようにしてください。
もし、「相手に対する否定」が必要な場合は、「確認」という形をとってください。
「分からないから教えて欲しい」ならば、「否定」になりません。
最後は「ありがとう」で締めくくる
「否定」をされたら「アドバイス」として受け取り、それに対する「感謝」を伝えてください。
形はどうであれ、「否定」は「誤りの指摘」です。
相手の労力に対して、ねぎらいの言葉をかけてください。
「否定をするのは子供」「感謝を伝えられるのが大人」という考えかたです。
これに慣れると、「精神的なマウント」を取ることができます。
以上、「お仕事で否定をされた時の考えかたや行動」でした。
「否定される事」は「気持ちの良い事」ではありませんが、できるだけ「心に波風」を立てないように、「考えかたや行動をテンプレ化する事」をおすすめいたします。
simacatより一言
一生懸命に考えた事を「否定」されると、つらいです。
そして、お仕事で「否定」される事が続いてしまうと、考える事をやめてしまいたくなります。
わかります。
そのような時こそ、「お仕事で否定をされた時の考えかたや行動」を参考にしてください。
とはいえ、これが役に立たないケースがあります。
それは「否定をした人が否定をした内容を忘れてしまっている」場合です。
これは、お仕事の現場ではよくある事です。
これが酷すぎる場合は、記録に残し、「否定された事一覧」を作成してください。
「否定されて、なおした事に対して否定される」事があると、笑いが出ます。
このような「理不尽さ」に楽しみを見つけるのも、気持ちを楽にさせる手段となります。
念の為、無駄でも「否定されて、なおした事に対して否定された」点については、確認をするようにしてください。
コメント