行儀が良い?!行儀が悪い?!お仕事では礼儀や作法やマナーの事?!悪くなければ問題なし?!
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はじめに
「お行儀が良い」「お行儀が悪い」、このように言われた事はないでしょうか?
子供の頃に耳が痛くなるほど、親に言われた事のある人もいるかと思います。
大人になって、お仕事をするようになると、この「行儀」はとても重要な事となります。
「行儀」により、どのような人物なのかを判断される場面が多くなる為です。
「お仕事をする」とは「会社に所属する事」、もしくは「どこかの会社との関係を持つ事」です。
これは、超巨大企業でも個人事業主でも、同じです。
そして、一人が「行儀が悪い」と、その会社に所属している全て人が「行儀が悪い」と思われ、「会社のイメージを損なう事」となります。
したがって、お仕事をしている時はもちろん、プライベートでも「行儀」については、意識をする必要があります。
今回は「行儀」と「社会人としての基本の行儀」について触れたいと思います。
あくまでも「基本の行儀」となります。
「行儀」については、「会社の慣習」や「業界のならわし」などにより、さまざまな物があります。
しかし、どの「行儀」も、「社会人としての基本の行儀が良い事」が前提となります。
「行儀には自信がある」という人も、一定の期間で自分を振り返って頂きたいと思います。
行儀とは
「行儀」とは、「立ち居振る舞い」「作法」「礼儀」と言われている物です。
「行(ギョウ)」は「おこなう」、「儀(ギ)」は「手本や法則」という意味となります。
したがって「行儀」とは、「おこなう時に見習うべき手本や法則」となります。
「作法」とは、「決まったやり方やしきたり」という意味となります。
そして、「礼儀」は「人間関係や社会活動において秩序を維持する為に守るべき行動の形」となります。
「作法」や「礼儀」は全て、「おこなう時」に必要な事となる為、全てをあわせて「行儀」となります。
「行儀」は「良い」か「悪い」かで、決まる事となります。
しかし「行儀」が良くても、あまり指摘をされる事はなく、基本的には「悪い点の指摘」となります。
したがって、「行儀」については「悪い点の指摘」がなければ、「行儀が良い」と解釈する事ができます。
「行儀」については、「良くしなければいけない」と考えてしまうと思います。
しかし「悪くなければ、良い」と考える方が、「悪い点の指摘を受ける頻度」は減ります。
「悪い点の指摘を受ける頻度」が減る事により、「行儀が良い人」と思われる事となります。
もし、「行儀」について悩んでしまった時は、「良い点を増やす」よりも「悪い点を減らす」と考えるべきです。
これは「悪い点の指摘」をされているので、「問題点」が分かっている為です。
「行儀」は「礼儀」や「作法」となりますが、同じ意味で「マナー」という言葉もあります。
これは英語の「Manner」となります。
こまかな違いはあるのですが、日本で一般的に使用するのであれば、「行儀」を「マナー」と言っても、問題はありません。
ちなみに「マナー」も「良い」「悪い」で判断されます。
「行儀」は、いろいろな場面ごとに細かな事柄があります。
そして、場所が変われば「良い事」でも「悪い事」となる場合があります。
行儀は非常に難しい事柄なのですが、お仕事をする時の「基本の行儀」については、どこでも同じ考えが浸透しています。
「お仕事での基本の行儀」を知り、「悪い点の指摘」を受けないようにして頂ければと思います。
社会人としての基本の行儀
「社会人としての基本の行儀」となります。
「ビジネスマナー」などと呼ばれる事もあります。
前述の通り、「行儀」については、「会社の慣習」や「業界のならわし」があります。
また、それを「指摘する人」にも色々な考え方があります。
これからご紹介するのは、「社会人としての基本の行儀」となります。
「これができていれば怒られない程度」となり、逆に「できていない事が問題」と思われる事柄となります。
「社会人としての基本の行儀」を挙げます。
- あいさつや受け答えはハッキリとする
- 時間を厳守する
- 報連相(報告、連絡、相談)をしっかりとおこなう
- 丁寧な言葉や姿勢で受け答えをする
- 身だしなみに気を付ける
- 身の回りの整理整頓を心掛ける
- いつでも人に見られている、聞かれている事を意識する
- 人に不快感を与えない
- 悪い指摘はなおす
以上が、「社会人としての基本の行儀」ですが、これらができていないと「悪い指摘」を受ける事となります。
そして、これらは「ほんの一部」であり、あくまでも「基本的な事柄」となります。
お仕事を続けていると、いろいろな「行儀」を知る機会があります。
「新しい行儀」もあれば、「行儀が間違っていた」などもあります。
大切なのは、その「行儀を更新していく事」となります。
この考え方があれば、「会社の慣習」や「業界のならわし」にも、対応していく事ができます。
「行儀の悪い事をしない」という意識を持ち、「行儀が悪い」と指摘される事がないように、日頃より「自分の行儀」について見直し、そして「行儀の更新」を怠らないようにしてください。
simacatより一言
わたくし事で恐縮ですが、実はお仕事で「悪い点の指摘を受ける頻度」が多かったので、自分の常識について悩む時期もありました。
しかし、「行儀」は「人が評価する事柄」なので、悩んでいても仕方がありません。
ある時期から、言われた事を素直に聞く事にしました。
はじめの頃はイライラしたりしていましたが、慣れると、それほど苦痛ではなくなりました。
また、確実に「悪い点の指摘を受ける頻度」は減りました。
現在、「行儀が悪い」とお悩みの人は、「自分の行儀」について悩むより、「悪い点の指摘を素直に受けとめる」事を試しては如何でしょうか。
それで「行儀が良くなる」のかは分かりませんが、「悪い点を指摘する人」は、「行儀が良くなった」と感じるはずです。
そして、「自分の常識」について悩んでしまった時は、「悪い点を指摘する人の常識」や「会社の常識」ではなく、「社会の常識」と「自分の常識」を照らし合わせるようにしてください。
「行儀」には「礼儀」があり、「礼儀」は「人間関係や社会活動において秩序を維持する為に守るべき行動の形」です。
「人間関係や社会活動における秩序」から外れた「行儀」は、できるだけ身につけないようにするべきです。
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