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精神的優位?!心理的優位?!優位ってなんですか?!お仕事で役に立ちますか?!

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12517 社会人へのアドバイス
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精神的優位?!心理的優位?!優位ってなんですか?!お仕事で役に立ちますか?!

聞き流し用動画(YouTube)

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はじめに

「精神的優位」や「心理的優位」という言葉をご存知でしょうか?

なんとなく、「良い感じ」な雰囲気があります。

お仕事をおこなっている時、この「優位に立っている」と感じられる時は、充実した気持ちを感じられるかも知れません。

今回は、「優位」について触れたいと思います。

お仕事をおこなう時、できる限り「自分が優位な立場」となるように、考えて行動をして頂ければと思います。

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優位とは

「優位(ユウイ)」とは、「相手より有利な位置や立場にいる状況」となります。

これは、「相手(対象)」がいて、「自分(自分側)」があり、これを比べた結果となります。

「相手」より「自分」が「有利な状況」となっている時が「優位」となります。

逆に、「相手」より「自分」が「不利な状況」となっている時は「劣位(レツイ)」となります。

同じような意味の言葉で、「優位」が「優勢(ユウセイ)」、「劣位」が「劣勢(レッセイ)」などがあります。

「精神的優位」や「心理的優位」という言葉を耳にします。

実は「精神」と「心理」は別の物で、しっかりとした定義があります。

細かな説明は割愛しますが、「精神」とは「知性や理念に支えられる物」、「心理」とは「心の動きや感情など」となります。

「精神」は、人の考えの元となっているので、あまり変化をする事はありません。

逆に「心理」は、「心の動き」や「感情」となっているので、その時の状況により変化をする物となります。

「優位」について、簡単に言い換えると、「自分が精神的優位に立つ」とは、「自分の知性や理念に支えられる物が強い」という意味合いとなります。

「自分が心理的優位に立つ」とは、「自分の心の動きや感情が相手に優っている」という意味合いとなります。

お仕事では、「部下や後輩に対して精神的優位に立つ」、「同僚やお客さま、そしてライバルの会社に対して心理的優位に立つ」と表現をすると、考え方が整理できます。

この「自分が精神的優位に立つ」事で、「相手の知性や理念に支えられる物」をコントロールできる可能性があります。

また「自分が心理的優位に立つ」事で、「相手の心の動きや感情」をコントロールできる可能性があります。

この、「コントロールできる可能性」とは、「自分の考えを通す」という意味です。

本来、お仕事では「相手が完全に自分の考えを理解する」事で、「同意や承諾をする事」が理想となります。

しかし、全ての状況で「相手が完全に自分の考えを理解する」事ができるわけではありません。

そして、「相手が完全に自分の考えを理解していない状態」では、「同意や承諾」を得られる可能性は低くなります。

ここで、「自分が精神的優位に立っている状態」、もしくは「自分が心理的優位に立っている状態」の時、「相手が完全に自分の考えを理解していない状態でも、同意や承諾を得られる可能性が高くなる」という事となります。

「自分が優位に立っている状態」では、「自分の意志が尊重される可能性を高められる」事となります。

お仕事で「自分の意思が尊重される」事は、「やり易いと感じる環境」です。

そして、「やり易いと感じる環境」では、お仕事を楽しく感じる事ができます。

したがって、できるだけ「自分が優位な立場」でお仕事ができるように考えて行動をするべきとなります。

優位の悪用

「自分が優位に立っている状態」は「自分の意志」が尊重されやすいのですが、これが問題行動の原因となる場面があります。

これが「優位(優位性)の悪用」となり、「パワハラ」や「マウント(マウンティング)」という行為となります。

パワハラ

これは「自分が優位に立っている状態」を利用して、「一般的には」、上司や先輩などの立場の強い人が、後輩や派遣社員などの立場の弱い人に対して、「精神的、もしくは肉体的に苦痛を与える行為」をおこなう事です。

「一般的には」としている部分ですが、上司や先輩などではなくても、「優位に立っている状態の人による行為」も存在している為となります。

これが、「いじめ」などと言われています。

「優位」が存在する事により、「劣位」が存在する事となり、その「劣位に立たされている人」が被害を被る事となります。

お仕事では、できる限り「自分が優位に立っている状態」が望ましいのですが、それを悪用する事は、何かの形で「優位」を失う事となります。

「優位」を利用し続ける為には、それに相応しい人間であり続ける必要があります。

マウント(マウンティング)

「マウンティング」とは、動物が自分の優位をしめす為に、相手の上に乗る行動を指しています。

「マウント」は、この「マウンティング」に由来しています。

「マウントを取る」とは、「自分が優位に立っている状態」を相手や周囲に知らせる行為となり、「自分が上である事のアピール」となります。

お仕事で、「マウントを取る」とは、「自分のほうが能力がある、自分のほうが正しい、だから従いなさい」という意味で理解をすると分かり易いと思います。

ただし、この「自分のほうが能力がある、自分のほうが正しい」という考えには、なんの根拠もない場合が多くあります。

そして、根拠がない為、ミスや失敗が起きた時、責任を取る事ができません。

その結果、「責任逃れ」がおこります。

「自分の考えには従わせる」のですが、「責任は取らない」という、かなり身勝手な行動が多く見られます。

お仕事には、必ず「責任」が存在します。

したがって、「自分のほうが能力がある、自分のほうが正しい、だから従いなさい」は良いのですが、「責任を持つ事」も約束させるべきとなります。

まとめ

「自分が優位に立っている状態」は「自分の意志」が尊重されやすいのですが、これが問題行動とならないように、自分自身で意識をする必要があります。

simacatより一言

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本来、「優位」とは良い言葉なのですが、残念ながら、それを悪いほうに利用する人が多いようです。

前述の通り、「優位」を利用し続ける為には、それに相応しい人間であり続ける必要があります。

これは、自分自身との戦いとなるかも知れません。

しかし、それに相応しい人間であり続ける事は、自分の存在価値を上げる事となります。

そして、「自分が優位に立っている状態」は、お仕事を楽しくさせてくれます。

お仕事が楽しい、だから「優位」を維持し続ける事ができる。

このような考えを持つ事ができれば、「優位の悪用」は避けられるはずです。

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