スポンサーリンク

仕事で人が動くと工数が発生する!!工数とは??工数を理解して仕事を行う!!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
5784 社会人へのアドバイス
simacat.com

仕事で人が動くと工数が発生する!!工数とは??工数を理解して仕事を行う!!

聞き流し用動画(YouTube)

スポンサーリンク

はじめに

「工数」といきなり言われても、分かりませんよね。

しかし、工数はお仕事をする全ての人に関わる事なのです。

例えば「本日、行った作業を纏めておいて欲しい」「打ち合わせの議事録を作成しておいて欲しい」などにも、工数は発生します。

工数を意識する事で、自分の1日の作業時間の割り振りを行い、効率的に業務をこなしましょう。

スポンサーリンク

工数とは

お仕事を初めて間もない頃は耳慣れないかも知れませんが、お仕事の単位として、「工数」と言う言葉があります。

これは、本来は「ある作業を終えるのに、どれくらいの工程や段階を必要とするのか?」と言う意味となります。

例えば、2000文字の手書きの文章を電子データに変換する為に、10個の工程を必要とするとします。

「この作業にかかる工数は、どれくらいですか?」と聞かれたら、「工数は10」となります。

しかし、現在、多くの会社で用いられる「工数」の意味合いは「ある工程に対して、どれくらいの時間がかかるのか?」となっています。

従って、工数とは「作業時間」を問われている事と同じ意味となります。

工数に対する回答の単位

それでは、「この作業はどれくらい工数が発生するのか?」と聞かれるとします。

答えは「1人の作業者が1日で終了」する場合は「1人日(イチ・ニンニチ)」となります。

もし、「2人の作業者で1日掛ければ終了」となる場合は「2人日(ニ・ニンニチ)」となります。

「1人の作業者が半日で終わる」場合は「0.5人日(レイ テン ゴ・ニンニチ)」となります。

ここまでは感覚的に理解して頂けると思います。

それでは「20人日(ニジュウ・ニンニチ)」では如何でしょうか?

これは、会社により変わる場合があります。

週に5日の稼働日を想定している場合、「20人日」は1ヶ月と想定され、「1人月(イチ・ニンゲツ)」と言う単位となります。

1人月とは、「作業者1人が、1ヶ月間、その作業に付きっきりにならないと終了しない作業」となります。

もし、3人月(サン・ニンゲツ)の作業を1ヶ月以内に終わらせなければいけない場合は、「作業者は3人」必要となります。

作業難易度を平均化する工夫

工数と人日(人月)のお話しをしましたが、お仕事の内容がなんであれ、作業者が動く際は必ず工数が発生します。

そして、工数に対する時間ですが、人によって変わってしまう事があります。

慣れていれば「1人日」で終了となる作業も、不慣れな人が行うと「2人日」掛かってしまう事もあるのです。

従って、様々な作業を「マニュアル化」したり「簡略化」する事により、誰でも同じ様な時間で作業が終了できるように、工夫を行う必要があるのです。

予定工数により人の配置を考える

工数により、工程の作業がどれくらいの期間を必要とするのかが分かると、今度は1ヶ月で、どれくらいの作業が行えるのかが分かります。

これが「工数の見積もり」となります。

ほとんどの会社では、1ヶ月以上の単位で人を雇用しているので、各事業所が必要としている1ヶ月の工数に対して、人を割り当てていきます。

まだ、作業前ですので、工数はあくまでも予定でしかありませんので、これを「予定工数」と言います。

実際に作業が始った時、暇だったり、残業が多かったりする場合は、この「予定工数の見積もりが間違っている」と言う事となります。

暇な場合は仕事量に対して、「予定工数が多く用意」され、残業が多い場合は仕事量に対して、「予定工数が少なく」見積もりがされていると言う事となります。

暇な時間が多いと、「給与額に見合った働きが出来ていない」事となりますし、残業が多いと「残業代が多くなる為、多くの費用がかかる」事となります。

予定工数を見積もる方法

作業者に100%のお仕事をして頂く為には、正しい予定工数にて、見積りを行う事が必要です。

例えば、一番作業の早い作業者を基準とすると、「予定工数は少なく」見積りが行われます。

逆に、一番作業の遅い作業者を基準とすると、「予定工数は多く」見積りが行われてしまいます。

この為、会社や業界では、見積もりを作成する際の基準を設けています。

どの様な見積もりの基準があるのかは、ここでは割愛致しますが、その基準に従い、おおよその予測をもとに予定工数の見積もりを行っています。

予定工数はあくまでも予測

注意をしたいのが、「予定工数はあくまでも予測」でしかありません。

作業者が、病気や事故にあうかも知れませんし、他の問題で作業が滞ってしまう場合もあります。

従って、「リスク工数」を予め予定工数に加える事により、なるべく予定工数にブレが無いようにします。

リスク工数についても、会社により様々な考え方や係数がありますが、見積もり基準同様にここでは割愛致します。

simacatから一言

スポンサーリンク

工数について、かなりざっくりとした説明となってしまいましたが、おおよそは、ご理解頂けたと思います。

良くある工数の勘違いに、「2人月だから2人が担当すれば、1ヶ月で終わるよね」などと言われる事があります。

答えは、「終わる場合もあれば、終わらない場合もある」となります。

「2人同時に作業が可能」な場合は、1ヶ月で終わります。

しかし「1人の作業者しか行えない工程があるならば、2人で同時に作業を行う事は不可能」となる為、1ヶ月で終わる事は出来ません。

ちなみに、これは「作業工数」と「作業期間」を混同している例となります。

「2人月とは、2人分の作業者の費用が掛かります」と言う意味ですが、「1ヶ月で終わるよね」は作業期間のお話しとなっています。

「工数」と「期間」は分けて考え、過度な作業負担がない様に、また適切な費用となる様に、心掛けて作業計画を立てましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました