お仕事の数値化?!目標や能力も数値化できる?!数値化すると比べる事が楽になります!?
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
お仕事をしていると、「比べる事」はよくあります。
「能力の比較」「仕事量の比較」などをはじめ、「どちらの方が、都合が良いのか?」「どちらの方が、効率が良いのか?」も、「比べる事」となります。
この為に必要なのが、「数値化」となります。
「数値化」をしておけば、「比べる事」が楽になります。
これは、単純に「数値」を見れば良いだけとなる為です。
お仕事は人がおこなう部分もあるので、こうした考えに異議を唱える人もいます。
とはいえ、一つの考え方、一つの技術なので、知っていて損はないと思います。
今回は「お仕事の数値化」について触れたいと思います。
お仕事の効率化に、役立てて頂ければ幸いです。
数値化とは
「数値化」とは、「数値として表す事」となります。
すごく分かりやすいのが、学生時代のテストとなります。
授業の内容の「理解度」を数値として表した物が、「テストの点数」となります。
これにより、「理解度」を知る事ができます。
もし、「理解度」に不足があれば、「補習」や「追試」など、補う行動が取れるようになっています。
お仕事の中でも、「数値化」はおこなわれています。
例えば、「お仕事全体に対して、どれくらい終了したのか?」「ある作業にかかる時間」などがあります。
「数値化」する事で、これらの「状況」を知る事ができますし、「能力」も知る事ができます。
そして、「数値化」の利点は、「表やグラフとして、表現をする事ができる点」となります。
「数値化」により、比べる事は楽になりましたが、あくまでも「数値の羅列」です。
これを「人が見やすい形」とした物が、「表やグラフ」となります。
「人が見やすい形」とする事は、「視認性」を高めて、「理解度の向上」に役立つ事となります。
このように、「数値化」をおこなう事により、「視認性の向上」となり、「比較が楽」となります。
そして、自分の目標を「数値化」する事もできます。
この「数値化」により、「目標の達成具合の把握」が、おこなえるようになります。
この「目標の達成具合」を見て、足りていない事が分かれば、それが「努力をする対象」となります。
色々な事を「数値化」する事で、「結論を出すスピード」や「行動をするタイミング」を早くする事ができるようになります。
数値化する為に
「数値化」の例えについて、「目標の数値化」の工夫を考えます。
すでに「数値化」が可能ならば、特に「数値化」を考える必要はありません。
例えば、学生時代でお馴染みの「テスト」があります。
これは企業では、「コンプライアンスの理解度確認テスト」などがありますし、国家資格などの「資格試験」もあります。
「目標の数値化」としては、この点数を「目標」とするなどが、一般的となっています。
しかし、お仕事の中には「数値化が難しい事柄」があります。
例えば、「人の性質」の部分で、「協調性」や「主体性」などとなります。
また、「組織力」なども、非常に「数値化」が難しい物となります。
この場合は、「数値化する為の工夫」が必要となります。
この「数値化する為の工夫」ですが、「何が目的なのか?」を考える事となります。
「数値化」する時、どうしても「仕事に関係する技術レベルや知識レベル」を考えてしまいます。
その結果、「数値化」できず、「技術レベルや知識レベルも不明のまま」となります。
例えば、「協調性」にしても「主体性」にしても「組織力」にしても、「それがなぜ、必要なのか?」を考えるようにしてください。
この「必要な事」を実際のお仕事での行動や作業に落としこみをおこないます。
その結果、「必要な事の数」が求められます。
これが「数値化」となります。
この中には、結果として「協調性」や「主体性」や「組織力」に影響する事柄が含まれるはずです。
もし、含まれていないならば、「お仕事では不要な事柄」となります。
これは、別の言い方をすると「業務経歴」のような物となるのですが、「全体に必要な事」に対して、「対応した数」や「対応できる数」の把握が可能となります。
これは、「何ができて、何ができないのか?」が分かる物となります。
また、目標となる「対応できるようになりたい数」も知る事ができます。
「数値化」が難しい場合は、このような工夫をしてみるのも良いと思います。
「数値化」は会社レベルで考えがちですが、個人レベルで考え、「数値化の癖」をつけて頂き、「目標管理」に役立てて頂きたいと思います。
とはいえ、「数値化」にアレルギーを持つ人もいるので、その点には注意が必要となります。
「個人レベルの数値化」では、「自分の考えで数値を付ける」事となります。
この場合、「重要な事や大切な事」には数値を大きくします。
その結果、「優先度」を知る事ができますし、「優先度」が大きい事を対応すると、それだけ「重要な事」を習得できた事となります。
こうして「個人レベルの数値化」をした後は、必ず「見る仕組み」を考えて下さい。
特に、「表やグラフ」などを利用できるようしておくと、実際のお仕事に役立てる事ができます。
simacatより一言
「数値化」で必ず必要なのが、「見える化」となります。
「数値化」をしても、状況の把握や判断に良い影響を出す為には、「数値を見えるようにする」事が必要となります。
数値をどのように集め、どのように表現するのかはセンスとなりますが、このセンスを磨く事は表現力の向上となります。
ぜひ、身につけて頂きたいと思います。
お話しは変わりますが、社会人に成り立ての頃、所属部署で「目標管理」を設定するように言われていました。
一応、考えて上司に提出したのですが、作成した目標は、「数値化」ができていませんでした。
したがって、上司からは「数値化」をするように、ご指導を頂いたのですが、「どうすれば良いですか?」の質問に対する回答を得る事はできませんでした。
これは「数値化できる事柄しか、目標にする事ができない」事を意味しています。
お仕事には色々な要素があります。
当然、「数値化できない事柄」も存在します。
それをどのように「数値化するのか?」を考えてアドバイスをするのが、上司の役目となります。
ぜひ、同じような事で悩んでる部下を持った時は、最適なアドバイスをして頂ければと思います。
コメント