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お仕事の安請け合いをしてしまう?!本当に大丈夫?!一旦立ち止まり考えましょう?!

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11129 社会人へのアドバイス
simacat.com

お仕事の安請け合いをしてしまう?!本当に大丈夫?!一旦立ち止まり考えましょう?!

聞き流し用動画(YouTube)

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はじめに

「頼まれると断れない人」がいます。

そして、お仕事では、この「頼まれると断れない人」を利用して、多くのお願いをする人がいます。

その結果、「頼まれると断れない人」のお仕事は、溜まっていく一方となります。

溜まったお仕事を消化する為に、「残業」や「休日出勤」などをおこないます。

「残業」や「休日出勤」をする事により、「プライベートの時間を奪われる」「お仕事の効率が悪いと言われる」など、何かと「損」をします。

頼まれた事を断れずに、安易に引き受けてしまう事を「安請け合い」といいます。

「頼まれると断れない人」の気持ちは分かりますが、「安請け合い」をしても、「損」をするだけとなります。

「安請け合い」を知り、「安請け合い」をしない為に、お仕事を頼まれた時は、一旦立ち止まり、考えて頂ければと思います。

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安請け合いとは

「安請け合い」とは、「考えもせずに簡単に引き受けてしまう事」です。

もう少し、言葉に近づけた解釈をすると、「安い値段で請け負う」というイメージとなります。

例えば、営業担当がお客様に物を売る時、お客様から「値段を下げて欲しい」と、ご要望があったとします。

この「お客様からのご要望」を何の考えもなく、引き受けてしまう事が、「安請け合いの分かりやすい形」となります。

値段は色々な要素によって決められます。

もちろん、戦略的に大幅な値引きをするケースはあるのですが、それは営業担当の個人で決める事ではありません。

それにも関わらず、「お客様のご要望だから」と勝手に値段を下げてしまう事が、「考えもせずに簡単に引き受けてしまう事」となります。

その結果、売上を上げるどころか、売れば売るほど損をしてしまう事となり、「会社に損失を与える事」となります。

営業担当の場合は、「会社に損失を与える結果」となりました。

それでは、「営業とは全く関係のないお仕事をしている人はどうなのか?」となります。

この場合は、「お仕事を簡単に引き受ける事」となります。

「それは、お仕事をしていれば当たり前の事」と思う人も多いでしょう。

確かに、普通ならば、お仕事とは「与えられる物」「要望に答える事」となります。

この考え方に問題はありません。

しかし、「安請け合い」とは、「考えもせずに簡単に引き受けてしまう事」です。

言い換えると、「要望を満たす事ができるのか?」を考えない事となります。

「要望を満たす事ができる」と考えるなら、引き受ける事に問題はありません。

「要望を満たす事ができない」と考えるなら、「断る事」「時間的な猶予をもらう交渉」などが必要となります。

しかし、「考えもせずに簡単に引き受けてしまう事」とは、これらの事を一切考えずに、お仕事を引き受ける事となります。

その結果、「終わらない」「不備がある」など、「要望を満たす事ができない状態」となります。

「要望を満たす事ができない状態」で困るのが、「安請け合いをした本人だけ」なら、問題はありません。

しかし、「要望を満たす事ができない状態」が起きた時、これを「助ける人」や「謝る人」が出てきます。

これは「安請け合いにより迷惑を受ける人」となります。

「安請け合いにより迷惑を受ける人」は、何もしていないのに迷惑を受けてしまう、「被害者」となります。

したがって、この「被害者」を出さない為にも、「安請け合いはするべきではない」となります。

なお、「要望を満たす事ができない状態」で困るのは、本当に「安請け合いをした本人だけなのか?」についても、「考えもせずに簡単に引き受けてしまう事」が「安請け合い」となります。

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立ち止まり考える

「安請け合い」をしない為には、一旦、立ち止まり、考える必要があります。

なにかの「要望」があり、これを「引き受けるか?」を考えた時点で、「安請け合い」ではありません。

「断れない性格」「要望をする人の強力な圧力」など、「安請け合い」には、さまざまな要因があるのも事実です。

しかし、「安請け合い」とは、「考えもせずに簡単に引き受けてしまう事」です。

したがって、「一旦、立ち止まる事」が「安請け合いから逃れる為には必要な事」となります。

そして、この「一旦、立ち止まる事」をして、考えるべき事を挙げます。

  • 時間はあるのか
  • 他に優先するべき事はないのか
  • 自分にできる事なのか(不明ならば自分の能力を打ち明ける)
  • できなかった時の影響(誰にどれだけの迷惑がかかるのか)

ちなみに、これらのうち、自分にしか分からない事は、「自分にできる事なのか」だけとなります。

他は、「上司や管理者も把握している情報」となります。

仮に、上司や管理者から、多くの「要望」があり、それを引き受ける事は、「従う義務がある」為、「安請け合い」とはなりません。

「上司や管理者も把握している情報」があるにも関わらず、お仕事が溜まっていく状態は、「上司や管理者の管理能力の不足」となり、これを指摘できないと、「残業」や「休日出勤」が増えてしまう事となります。

「精神的」「肉体的」に厳しいと感じた時は、「断る事」をしてください。

上司や管理者の中には、残業や休日出勤の実態を知りつつ、「断らないから、できると思っていた」などと言う人もいるので、お気をつけ頂きたいと思います。

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simacatより一言

「すべての安請け合いがいけない」と言う事ではありません。

「時間的にも体力的にも余裕がある」ならば、「安請け合い」は「恩を売るチャンス」でもあります。

肝心なのは、余裕がなくなった時に「断る事」となります。

「断る事」ができるなら、「安請け合い」は、「自分を売り込む為の戦略」となります。

逆に、「断る事」ができないなら、余裕があっても引き受けるべきではありません。

「一回の安請け合い」から、ハマっていく事は珍しい事ではないからです。

特に「頼まれると断れない人」は、注意が必要となります。

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