お仕事を頑張っても報われない?!頑張るだけ損をする?!でも頑張る事を止めても損をする?!
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はじめに
お仕事をしていて、「いくら頑張っても報われない」と感じる事はないでしょうか?
これを感じてしまうと、「知識や技術を身につけてもムダ」「残業をして、プライベートの時間を削ってもムダ」という考えになってしまいます。
そして、この「ムダ」という考えから、「いくら頑張っても報われない」「頑張るだけ損」となります。
これは、一般的に「モチベーションが低下している」「やる気がない」と言われている状態です。
この状態が続くと、「行動」にあらわれます。
具体的には、「考えない」「動かない」「責任を果たさない」などとなります。
そうすると、「お仕事をおこなう上での信用」を失ってしまう事となります。
もともと「報われない状態」だったのですが、それが、さらに「悪い状態」になります。
そして、この「悪い状態」が続く事は「心に負担をかける事」となります。
また、最悪、「懲戒解雇となる可能性」もあります。
「いくら頑張っても報われない」と感じ、「やる気」がなくなってしまうのは仕方のない事です。
しかし、頑張る事を止めても、結局、お仕事をおこなう上での信用を失い、「自分を追い詰める結果」となってしまいます。
「頑張るだけ損をする」と考えてしまった時は、「何を頑張っていたのか?」を振り返って頂ければと思います。
そして、「本当に全てが報われていないのか?」を考えるようにしてください。
何を頑張っていたのか理解をする
「報われない」と感じた時、「何を頑張っていたのか?」を考え、そして理解をする必要があります。
もし、「頑張っていた事柄」がたくさんある場合は、書き出しておくと整理がしやすくなります。
「頑張っていた事柄」には、必ず「要望や欲求」などの、「目的」があります。
「目的」がなければ、頑張る必要はありません。
「目的があるから頑張る事をおこなう」事となります。
そして、この「目的」に向けて、「頑張る事がたくさんできる」「頑張る事を深掘りする」など、普通は「複数の努力」が発生します。
したがって、一つの「頑張っていた事柄」に対して、「努力をした事柄」も明確にするようにしてください。
そして、この「複数の努力」は、「労力を使う事」となります。
「報われない」と感じるのは、「目的が満たされていない状態」で、さらに「労力が無駄となったと感じる事」が原因となります。
したがって、まずは「頑張っていた事柄」「努力をした事柄」について、自分自身で認識して、理解をしてください。
そして、「報われる可能性が低い事柄」については、「頑張る前」「努力をする前」に、しっかりと認識をしておく必要があります。
「報われる可能性が低い事柄」を認識する事で、「挑戦をする事」となります。
「挑戦をする事」なので、「報われないのは当たり前」という考え方になります。
本当に報われなかったのか
「労力が無駄となる事」で、「損をした」「やるべきではなかった」と考えてしまいます。
これが「報われないと思う原因」となります。
しかし、本当に「すべての頑張りが無駄だったのか?」「報われる事は一つもなかったのか?」を考えてください。
「頑張っていた事柄」の中で、「労力を使った部分」について、「本当に何も得る物がなかったのか?」となります。
例えば、「ある作業を深く知る事ができた」「人間関係が広がった」「今まで知らなかった知識や技術を得られた」などがあったとします。
「目的を満たす事」はできなくても、これらのような「得る物」があったのならば、「損をした」事にはなりません。
「得る物」があったのならば、「やるべきではなかった」ではなく、「やって良かった」となります。
「頑張ってきた事柄」「複数の努力」と照らし合わせて、「本当に何も得る物がなかったのか?」を確認してください。
そして、「報われないと思う」時、「目的」についても確認をする必要があります。
これは、「その目的は、本当に満たす事ができる事柄だったのか?」となります。
例えば、「自分の能力をはるかに超えている事柄」「他人の考えや気持ちを変える事柄」などがあります。
これらを「目的」とするのは良いのですが、はじめから「報われる可能性が低い事柄」となります。
もちろん、「頑張る事」も「努力をする事」も、間違った事ではありません。
ただ、「報われる可能性が低い事柄」に対して、過度に期待をしてしまうと、「報われないと思う」事となる可能性が高くなるので、注意が必要となります。
simacatより一言
お仕事で「報われない」と思う時は、「良い評価を受けていない時」だと思います。
例えば、自分のお仕事をこなしている上で、お仕事ができない人のカバーをしているのに、「良い評価」とならない場合などがあります。
もちろん、「正当な評価」は必要なのですが、この「正当の考え方」が、「自分の考え方」と「評価をする人の考え方」で、異なっている場合があります。
そして、この努力は、「他人の考えや気持ちを変える事柄」となるので、理解をされるのも厳しいと思われます。
「評価」は「お給料」などに直結する事です。
たとえ、「得る事」があっても、「見返り」に影響しないと、本当に残念に思います。
そして、それが続くと、「頑張るだけ無駄」と考える事となります。
冒頭でもお伝えしましたが、「頑張るだけ損をする」という考え方は、行動にあらわれてしまいます。
したがって、「報われない」と思った時こそ、「努力する事」を探して、「行動にあらわれない工夫」をするようにしてください。
そして、できれば「報われていない事」については、「管理者や上司」などと共有をするようにしてください。
伝えるだけでも、気持ちは楽になります。
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