お仕事で自己表現と自己主張は必要ですか??自分の存在意義や存在価値を得る為には必要です!!
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はじめに
「自己表現」や「自己主張」は得意ですか?
お仕事の場面でやり過ぎると、「変な人」や「面倒な人」と思われてしまいそうで、「ちょっと苦手」と思う人もいます。
たしかに、あまりにも「熱い」と「引かれる存在」となります。
しかし、お仕事の場面では「自己表現」や「自己主張」は、必要な能力です。
「自己表現」や「自己主張」が苦手という人は、ゆっくりでも良いので慣れて頂き、お仕事に役立てて頂ければと思います。
自己表現と自己主張
お仕事では、「自己表現」も「自己主張」も、必要な能力となります。
「自己表現」とは、「自分の中にある事を別の形にして、自分の外に表現をする事」となります。
これは、「自分の考え」や「自分の思い」などを、「言葉や物などであらわす事」となります。
「書籍」「音楽」「絵画」「彫刻」などの芸術作品などは、「自己表現の代表」ですが、「自己表現」は芸術家だけの特別な能力ではありません。
自分が「好きだ」と感じる事に近づく事。
自分が「嫌だ」と感じる事を遠ざける事。
これらは、「自分の考え」や「自分の思い」を表現している事となり、これらも「自己表現」となります。
一方、「自己主張」という言葉があります。
「自己主張」は、「自分の考えを相手に伝える行為」となるのですが、「自分の考えを押し付ける」「人のお話しは受け入れない」というイメージがあります。
「自己表現」と「自己主張」の違いとなりますが、「自己表現」は、あくまでも「自分の考えや自分の思いの表現」となります。
したがって、「伝える事が目的ではない」ので、理解されなくても問題はありません。
しかし、「自己主張」は「自分の考えや自分の思いを伝える事」が目的となります。
「自己主張」は、「自分の考え」や「自分の思い」が伝わるまで、続く事となります。
「自己主張」も「自己表現」のひとつなのかも知れませんが、それぞれ「目的に違いがある」点について、理解をしておく必要があります。
ちなみに、「自己主張」は、イメージが良くないのですが、いけない事ではありません。
これは、「自己主張が必要な場面が、存在するから」となります。
どうしても、「自分の考え」や「自分の思い」を伝える必要がある時は、「自己主張をおこなうべき」となります。
とはいえ、「自己主張」には、「過ぎた自己主張」という、問題があります。
「過ぎた自己主張」とは、「相手の事」や「まわりの事」を考えずに、ただ「自分の考え」や「自分の思い」を主張し続ける事です。
「自己主張」をする時には、まず「相手の事」や「まわりの事」を考えください。
それが、「過ぎた自己主張」を回避する方法となります。
なお、「自分に存在意義がない」「自分に存在価値がない」と、悩む人がいます。
もし、「存在意義を得たい」「存在価値を上げたい」と思うなら、まずは「自分が認識される事」について、努力をしてください。
「自己表現」にしても、「自己主張」にしても、「自分の存在」をアピールする事となります。
「自分の存在」をアピールする事で、「自分が認識される」事となります。
自分が認識されていないと、何をしても、「自分の存在意義や存在価値」には、結びつきません。
「自分が認識される事」が積み重なる事で、「自分の存在意義や存在価値」が、変化をしていきます。
自己表現も自己主張も要らない場面
お仕事では、「自己表現も自己主張も必要がない場面」が存在します。
例えば、「お仕事のやり方」となります。
ある程度、やり方が決まっている事に対して、「自己表現」や「自己主張」をおこなうと、それは「邪魔な行為」となる可能性があります。
「自己表現」や「自己主張」は、「自分の考え」や「自分の思い」となります。
すでに、「品質やスピード」など、申し分のないお仕事に対して、「自分の考え」や「自分の思い」を取り入れると、「品質やスピードの低下」となる場合があります。
この、「品質やスピードの低下」が「邪魔な行為」となります。
もし、お仕事に対して、「自分の考え」や「自分の思い」を取り入れるならば、しっかりと「調査」をおこなう必要があります。
なお、「調査」をおこない、必ず「品質やスピードが向上する」事が判明した場合でも、勝手に「お仕事のやり方」に取り入れないでください。
お仕事には、責任者や監督者など、「管理をしている人」が存在します。
その「管理をしている人」に対して、「自己表現」や「自己主張」をおこない、「お仕事のやり方」に取り入れて頂けるような行動をしてください。
もう一つの例えとなりますが、「お客様のご要望」となります。
お仕事では「お客様のご要望」は優先されるべき事柄です。
なぜならば、「お客様が対価を支払うから」となります。
お仕事では、「お客様のご要望」を聞いて、そこに「自分の考え」や「自分の思い」を取り入れます。
これは、正しい形です。
しかし、「自分の考え」や「自分の思い」が強過ぎてしまうと、「その方が良い」と決めつけてしまう事があります。
もちろん、「お客様に本当に良い事」ならば問題はありません。
しかし、「価格の上昇」「納期の延長」など、「お客様に本当に良い事とならない可能性」もあります。
これを回避する為にも、「お客様に本当に良い事」であっても、「お客様との合意」が必要となります。
「お客様との合意」をして、お仕事を進め、その結果、お客様が満足した時、「自己表現」や「自己主張」が、「価値のある物」となります。
simacatより一言
「自己表現」や「自己主張」が上手な人は、「デキる人」というイメージを持ちます。
実際に、「デキる人」だと思います。
「自己表現」にしても「自己主張」にしても、「考えを表現して伝える事」はすごい能力だと思います。
「自分には無理」と思うかも知れません。
もし、「自分には無理」と思う場合、隠れてでも良いので、「デキる人」のマネをして下さい。
マネをする事で、身につく事が必ずあります。
あと、「自己啓発本などの書籍」に頼るのも良いと思いますが、これも「著者のマネ」となります。
「職場のデキる人」のマネをした方が、「職場のトレンド」にも敏感になれるので、メリットがあると思います。
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