会話が苦手?!会話が続かない?!会話の流れは気持ちの動き?!テンプレを作って備えましょう?!
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はじめに
お仕事をしていると、社内の人やお客様など、「人と接する事」を避ける事はできません。
なぜならば、「お仕事に必要」だからです。
お仕事は、「任す事」「任される事」で成り立ちます。
「任す事」「任される事」ができる情報が、「信用や信頼」となります。
そして、「信用や信頼」をする為には、「人の個性」や「実績」を確認する事ができる、「関係性」が必要となります。
「関係性がない状態」とは、「信用や信頼ができない状態」です。
この時、「関係性」を築くツールが、「会話」となります。
「会話」をしないと、「最低限の関係性」を築く事ができず、「信用や信頼」が得られない状態となります。
その為に、苦手であっても、ある程度、「人との会話」をする必要があります。
会話が苦手
「会話が苦手」と言う人は、人と話す事に「苦痛」を感じます。
これは、「何を話せば良いのか?」「相手が不愉快に感じていないか?」「自分は失礼な事をしていないか?」などなど、様々な思いが頭をめぐり、「焦り」を感じるからとなります。
そして、その「焦り」により、さらに混乱をして、結局、一言も話せないまま、うつむいてしまう事もあります。
「焦り」を感じるのは、仕方がないのですが、この「焦り」を軽減させないと、「人」と接するたびに混乱する為、「恐怖」を感じる事となります。
「恐怖」を感じてしまうと、「人が怖い」、だから「苦手」となります。
とはいえ、「恐怖」を感じてまで、無理にお話しをする必要はないと思う人もいますが、それでは、「信用や信頼」を得るまでに、時間がかかる事となります。
したがって、「恐怖」を感じる前に、「焦り」を軽減させる必要があります。
「焦りを軽減させる」、一番の方法は「慣れる事」となります。
もちろん、急に変わる事はできません。
時間をかけて、「徐々に慣れていく事」となります。
慣れる為の方法として、「会話の流れのテンプレ」を作り、慣れるまでは、それにしたがって会話をするようにしましょう。
会話の流れは気持ちの動き
「会話の流れのテンプレ」は、「自分で考えて作る」必要があります。
これは、「自分で考えて作る」事により、「自分の考え方や現在の状況が、組み込まれるから」となります。
書籍やインターネットなどで、「会話のコツ」などを見かけます。
これらには、分かりやすいように、いくつかの「例」が、書かれています。
しかし、これらの「例」は、あくまでも「テンプレ」となっています。
この「テンプレ」通りに会話をしても、会話は長続きしません。
なぜならば、そこには「自分の考え方や状況が、存在しないから」です。
「会話の流れのテンプレ」を作る時は、必ず自分で考えて、「自分の考え方や現在の状況」を組み込むようにしてください。
そして、「会話の流れのテンプレ」として意識するのは、「相手に言われた事に対する自分の気持ち」「自分が言った事に対する相手の気持ち」となります。
「言葉」ではなく、「気持ちを想像」して、「テンプレ」を作ってください。
したがって、「会話の流れのテンプレ」とは、「会話による気持ちの動きを想像する事」となります。
「なぜ、言葉ではなく、気持ちを想像するのか?」となります。
「言葉」は、人の数だけ存在する為、台本のような「一言一句」を考えても、利用する事ができません。
例えば、「相手が共感してくれた場合」「相手が不快に感じた場合」など、「大雑把なケース」で考えてください。
そして、よくある間違いが、「ネタを準備する」となります。
「ネタを準備する」とは、「自分が言う事」だけに絞った物となります。
これでは、自分が言いっ放しで、会話が終わってしまいます。
「会話が続かない」と悩んでいる人は、大抵、このパターンとなります。
「ネタを準備する」のも良いのですが、その後の「相手の気持ち」も想定しておく必要があります。
なお、「初対面の人に対しての会話」として、最低限、伝えなくてはいけない事があります。
それは「自分の紹介」です。
「お仕事の関係性」には様々な形がありますが、その「関係性に沿った自分の紹介」となります。
これは、どのような「会話の流れのテンプレ」を考えたとしても、「一番初めに組み込む」ようにしてください。
会話は、「お互いの存在の理解」をしてから、おこなうようにしてください。
続ける事よりも終わり方を考える
「会話が続かない」と思っている人は、「続ける事よりも終わり方を考える」事をおすすめします。
「会話を続ける事を考える」のは、「会話の終わり方が分からない」とも言えます。
「上手に会話を終える事」ができれば、そもそも、会話を続ける必要がありません。
自分も相手も、「目的」が達成されたら、「会話」は終了させるべきです。
しかし、無理に「会話」を終わらせても、なんとなく「気まずい雰囲気」となります。
これが、「会話の終わり方」となります。
「会話の終わり方」のポイントは、「次回がある事を期待させる事」となります。
その次回が、数秒後かも知れませんし、数年後かも知れません。
しかし、「次回」がある事により、「その場の会話が終わっても、また会話ができる」と思う事ができます。
例えば、「また、よろしく」「何かあったら、いつでもどうぞ」などの言葉となります。
「会話の終わり方」が身につく事により、「会話を続ける圧力」からも解放されます。
「会話を続ける圧力」から解放される事により、「焦る事」も「気負う事」もなく、リラックスして、会話を楽しめるようになります。
simacatより一言
「お仕事の場面の会話」を想定していましたが、プライベートでも、当然「会話」は存在します。
「会話を続けたい人」に対して、「会話」が続かずに、残念な気持ちになる事があります。
「プライベートでは、誰と話すのかは自由」です。
これが、「お仕事の場面の会話」との、最大の違いとなっています。
これは、「相手に聞く気持ち」がないと、「会話を続ける事が不可能な状態」という事です。
もし、それでも何とかしたい場合は、「少しずつ」を意識してください。
会話をするチャンスができた時、一言ずつ、声をかけるようにしてください。
そして、自分が話す以上に、相手の話しを聞き、相手の気持ちを理解する努力をしてください。
絶対とは言えませんが、「会話を続ける事が不可能な状態」から、わずかでも好転する可能性があります。
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