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人を信用したり信頼する事ができない?!無理に治す必要があるのか??

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5934 ビジネスコラム
simacat.com

人を信用したり信頼する事ができない?!無理に治す必要があるのか??

聞き流し用動画(YouTube)

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はじめに

「人が信用できない」「人を信頼できない」、この様な方はいらっしゃると思います。

「信用や信頼」は、「人と関わる上で、そこまで影響する事なのか?」と考えてしまいます。

無理矢理に人を信用し、信頼すれば良いのかと言うと、それは「自分の心への負担」が大きくなり、ストレスを溜めるだけの行為となります。

その様な思いをしてまで、人に対して「信用や信頼」をしなくてはいけないのか?

人間関係でお悩みの方は、これを機会に「信用や信頼」について、お考えを整理して頂ければと思います。

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信用や信頼とは

「信用」とは過去の実績に基づく結果です。

例えば、「ある人にお金を貸した」とすると、「その人がお金を返してくれた」事で、信用は成り立ちます。

一方、信頼は「信用にもとづき、頼ったり、頼られたりする事」となります。

例えば、「以前、ある人がお金を借りて、返してくれた」とします。

そして、「再び、お金を貸して欲しい」と言われました。

「以前、お金を返してくれた為、今回も返してくれるだろう」と考える事が、信用から生まれる信頼となります。

注意したい点が、「あくまでも、期待でしかない点」です。

従って、「信頼したとしても、お金を返してもらえる確約ではない」のです。

これが「信用と信頼」です。

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人の事が信用できない、信頼できない

まずは「対人恐怖」と言い、人が怖いと言う理由から、人との関わりを持ちたくないと考える人がいるでしょう。

この「対人恐怖」は、過去の嫌な出来事がキッカケとなっているケースがほとんどだと思われます。

「誹謗中傷」や「恥ずかしい思いをした」など、「辛い思いをした結果」です。

そして、「特定の人」に対してのみ、「信用や信頼」ができないケースもあります。

これは、「裏切られた経験」や「騙された経験」が原因となります。

この「特定の人」が、自分の生活圏にいなければ影響はないのですが、職場にいると、少々面倒な思いをする事となります。

職場での「信用や信頼」は、お仕事に影響するケースがほとんどの為、お仕事の成果にも影響します。

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信用や信頼は必要なのか?

それでは「信用や信頼」は必要な物なのでしょうか?

「人を信用してはいけない」

「人を信頼すると損をする」

など、耳にする事があります。

この様な言葉がある以上、必要なのか?と聞かれると「必ずしも必要ではない」という答えとなります。

そして、「信用」と「信頼」は分けて考えるべきです。

誰かを信じる事が「信用」で、その誰かに対して、未来を期待する事が「信頼」です。

人を選んで、この人は「信用をしても信頼はしない」、この人は「信用しないが信頼はする」と、使い分けても良いという事です。

信頼する事は危険

「信頼」する事は、未来の出来事に対して、信用すると言う事ですが、その出来事の結果は、自分に影響する事を理解してください。

信頼をして、お金を貸して、戻って来なかった場合は、自分が損をします。

信頼して、お仕事を任せたのに、失敗に終わったら自分の評価が下がります。

従って、自分が「それでも良い」と思う相手に対してのみ、「信頼」をするべきです。

人を「信頼」するという事は、それだけリスクある事なのです。

それでも信用し、信頼する

「信頼」には、リスクがあります。

そして、「信頼」をする理由の一つに「信用」があります。

この「信用と信頼」は、なくても良い筈なのに、人との関わりに大きな影響を及ぼします。

これは、「人に信用される事は、自分も信用を得ている」と感じるからです。

そして、「信用された上で、信頼される事は励みとなる」からです。

「信頼された事に対して結果を出し、さらに信用される事に繋がる」、この循環が人との関わりを強い物にしていきます。

裏切られる事への備え

「信用」に基づき、「信頼」をし、そして裏切られた時は、大抵の人は落ち込みます。

そして、「人への不信感」が湧いてきて、人を信じる事のできない「対人恐怖」が芽生えます。

もし、そうなる事が分かっていたら、どの様に対応しますか?

その対応が、「裏切らる事への備え」となります。

「100%の信頼」は存在しませんし、「100%の信用」は、自分を傷付けてしまうだけとなります。

全く「信用や信頼」をしない事は問題がありますが、過度に「信用や信頼」をする事は、危険と考えるべきです。

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simacatから一言

お仕事では、常に「疑う事」をしています。

どの様に問題がないと言われても、必ず自分で確認をする様にしています。

これは「信用」ができないのではなく、「疑う事」で「信頼性」を高めたいからなのですが、疑われた人は良い気分ではないと思います。

しかし、「信用や信頼」を続けるには、こうした確認を何回も挟む必要があり、問題が起こらなければ、「信用や信頼」はさらに深まり、最終的に関係性は高まって行きます。

「信用する事」「信頼する事」は自分で考えて、決める事です。

なぜならば、裏切られた場合は、自分にも責任があるからです。

しかし、自分にも責任があると考えるからこそ、「信用や信頼」は人との関係を深める物となります。

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