やらなきゃいけないのは分かってる?!でもやる気が出ないから困ってる?!
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はじめに
お仕事の中でも、生活の中でも、「やなくてはいけない事」という物があります。
「やらなくてはいけない事」なのですが、どうしても、やる気が出ない時もあります。
「ダルい」
「今じゃなくても」
「明日やれば良い」
など、「やる気」が出ないと、「やらなくてはいけない事」から「逃げる事」を考えます。
「逃げる事」を否定するつもりはありませんし、「逃げる事」も必要な時があります。
ただ、それは「やらなくてはいけない事」以外のお話しです。
「やらなくてはいけない事」は、「やらなくてはいけない事」なのです。
そして、いつか必ず行うのであれば、それが今でも、数時間後でも、違いはありません。
なんとか、「やる気」をふり絞り、「やらなくてはいけない事」を行いましょう。
やる気がおきない原因
どうして「やる気がおきないのか?」、その原因を知る事ができれば、それに越した事はありません。
はじめに自分の状態で考えます。
- 疲れている
- 悩みがある
- 体調が悪い
この場合、「やる気」をおこす為には、「疲れを癒す」「悩みを解消する」「体調を整える」といった対処をする必要があります。
「やらなくてはいけない事」の緊急度にもよりますが、もし緊急性が高い事柄でないなら、無理に行う必要はありません。
体や心を癒す事で、自然に「やる気」が復活してくるでしょう。
次に、「やらなくてはいけない事」で考えます。
- 自分に必要がない
- 他人の為に行う
- 行う事に疑問がある
- そもそも、「やらなくてはいけない事」が嫌い
これらの場合、「やる気」を出す為には、考え方を変化させる必要があります。
「やらなくてはいけない事」とはいえ、「自分には不要で、自分の為にならず、疑問を感じながら、嫌いな事を行う」という事に「やる気」が出るわけがありません。
しかし、その様な状態であっても、「やらなくてはいけない事」です。
「自分には不要で、自分の為にならず、疑問を感じながら行う」といった気持ちは、「自分が決めつけている気持ち」です。
今は不要な物でも、明日には必要となるかも知れません。
今は自分の為にならない事でも、明日には為になるかも知れません。
今は疑問を感じていても、明日には疑問が解消されるかも知れません。
このように考える事をポジティブ思考といいますが、ポジティブな思考で考え、少しでも「やる気」に繋げます。
また、「やらなくてはいけない事」が「嫌いな事」の場合は、「やる気」を求めるのは難しい事だと思います。
「やりたくないからやらない事」をやらなくて良いなら、それに越した事はありませんが、やはり「やらなくてはいけない事」です。
少しでも良いので、行う必要があります。
10分でも5分でも3分でも、少しづつで良いので、「やらなくてはいけない事」を行ってください。
やる気を出す
「やらなくてはいけない事」については、なんとか「やる気」を出し、行う必要があります。
「やる気」を出す方法をいくつか挙げます。
- 体調を整える
- 「やる気」が出る環境を整える
- 頭を空にする時間を増やす
- できる事からはじめる、できる事を続ける
4個ほど上げましたが、それぞれ掘り下げます。
体調を整える
直接、「やる気」に繋がる事なのかを疑問に持つ人が多いと思いますが、人が何かを行う時に必要な事は、「体と心」です。
これが乱れてしまうと、行動も考えも狂いがちとなります。
自分自身の体調管理を行う事は、行動や考えの安定に繋がります。
自分自身が安定していれば、「やる気」も安定します。
「やる気」が出る環境を整える
「形から入る」という言葉があります。
ジョギングを始める時、新しくウェアやシューズを買うなどです。
これは、自分の気持ちを高める効果があるのですが、もう一つ、「気持ちの切り替える」効果もあります。
新しく買ったウェアやシューズを身に付けたら、ジョギングを行う。
この様に意識をする事ができます。
「やらなくてはいけない事」を行う時の環境を整える事で、「やらなくてはいけない事」に対する「気持ちの切り替え」を行う事ができます。
それは、「場所」でも「道具」でも、自分が「やる気」を出せるなら何でも良いでしょう。
「やる気」がでる環境を自分で探しても良いですし、自分で作っても良いでしょう。
頭を空にする時間を増やす
「悩み事や考え事」をしていると、考える能力はそちらに割り当てられてしまいます。
そして、「やらなくてはいけない事」を行う「やる気」がなくなってしまう事があります。
この「悩み事や考え事」は、お仕事に関係する事もそうですし、プライベートでの人間関係なども同様です。
一番良いのは、「悩み事や考え事」を長引かせない事となります。
なにか問題が起きても、その場で解決できる事が理想となります。
しかし、ほとんどの場合、それは難しい事となります。
もし、その場で解決ができず、「悩み事や考え事」で「やる気」が出ない場合でも、「やらなくてはいけない事」を行う必要があります。
このような時は、「悩み事や考え事」など、一旦メモやノートに書き出して、頭から排除してください。
一旦、「悩み事や考え事」から解放され、「やらなくてはいけない事」が終わってから、メモやノートを見返して、再び「悩み事や考え事」を抱えましょう。
できるなら、普段から「悩み事や考え事」は、メモやノートに、書き出す癖をつけておく事をおすすめします。
その方が、「頭を空にする時間」が増えます。
「頭を空にする時間」が増えるという事は、「考えを整理する時間」を増やせるという事です。
この「考えを整理する時間」には、「悩み事や考え事」はもちろんですが、「やらなくてはいけない事」に対する考えも含まれています。
人は、お仕事や生活を送る為に「やらなくてはいけない事」以外にも多くの事を考えて、行う必要があります。
「考えを整理する時間」を多く持つ事で、お仕事や生活を効率的に行う事ができるようになります。
できる事からはじめる、できる事を続ける
「やらなくてはいけない事」が難しい事柄だと、やる前から「やる気」は出ません。
「やる気」が出ないと、集中力も散漫となり、無駄に時間だけが過ぎていく感覚となります。
そして、この様な時間を過ごしていると、さらに「やる気」を出す事が難しくなっていきます。
この様な時は、「やらなくてはいけない事」を「どこまでやるのか?」を決めてしまいましょう。
時間で決めても良いですし、本ならページで決めても良いでしょう。
できる範囲で「目標」を立て、「ノルマ」とします。
「やらなくてはいけない事」が難しい場合、自分が理解できる部分から行うのも、「やる気」の維持につながります。
気分が乗らない時もありますので、その様な時は無理をせず、「ノルマ」を半分にするなどしても構いません。
まずは、向き合ってください。
そして、毎日続けてください。
「やらなくてはいけない事」を止めてしまう事は最悪の事態です。
なんとか「やる気」を維持して、続ける事を心掛けてください。
simacatより一言
例えば勉強は「やらなくてはいけない事」ですが、「やる気」が出ない事が多々あります。
勉強とは「無理をする事、努力をする事」という意味です。
「やる気」が出るわけはありません。
しかし、自分の成長に役立つと信じて、「無理をする事、努力をする事」も必要です。
「やる気」が出ない時は、絞り出すしかありませんが、くれぐれも無理をして、苦手意識が芽生える事のないように気をつけてください。
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