権威性とは?!権威のある者に従うのは人の性?!具体的な実績の確認をしてください?!
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はじめに
「権威性」という言葉をご存知でしょうか?
実は、この「権威性に踊らされている人」が多くいます。
しかし、問題となるのが、「踊らされている事に気付かない人もいる」という事です。
今回は「権威性」について触れたいと思います。
「権威性」については十分に気を付ける必要があります。
これは、「自分が損をしてしまう可能性がある為」となります。
「権威性」に踊らされて「自分が損をする事がないように」、実績をしっかりと確認をするなど、考えて行動をして頂ければと思います。
権威性とは
「権威性」とは、「権威(ケンイ)」に「性(セイ)」がついた言葉となります。
そもそも「権威」についてとなりますが、これは「他のものを従属や服従させる能力や威力」「優れていると認められ信頼をされている」という意味となります。
「非常に力強いイメージ」があります。
「権威性」となりますが、「力強いイメージを持った人」という意味ではありません。
この「性」は「サガ」と読み、「生まれ持った性質」という意味となります。
つまり、「権威性」とは、「権威のある者に従ってしまう人の性」となります。
「権威」には、「肉体的な力強さ」もあれば、「知識的な力強さ」もあります。
人が踊らされる場合は、主に「知識的な力強さに従ってしまった時」となります。
「知識的な力強さ」については、テレビのコメンテータなどで、お馴染みとなっているのではないでしょうか。
例えば、「◯◯大学の教授のお話しを鵜呑みにしてしまう」「専門家と紹介された人のお話しを鵜呑みにしてしまう」などがあります。
「権威性」により、「具体的な実績が不明」であるにも関わらず、ただ「そのように紹介されたから信じてしまう」事が、テレビではよくあります。
もちろん、「正しい事」であれば問題ありません。
例えば、災害時などの緊急時は、その「権威性」により、避難を急ぐ事ができる事もあります。
その結果、人的被害を抑える事ができる可能性もあります。
正しい事であれ、誤っている事であれ、人が従ってしまう事が「権威性」となります。
ちなみに、「踊らされるという表現を使う時は、誤っている事に従った場合となります。
お仕事の現場でも、「権威性」により、従ってしまう場面があります。
例えば、職場で「特定の事柄に詳しい」と、「誰からも認められている人」がいたとします。
「この人の言動や行動はすべて正しい」と誰からも思われていると、この時点で「権威性」が生まれます。
そして、「誰からも認められている人が誤った事をした」としても、「正しい」と信じられてしまいます。
その結果、ミスや問題の発見や対応が、遅れてしまう可能性があります。
この「権威性」は、「人の性」となるので、信じて従ってしまうのは仕方のない事なのかも知れません。
しかし、その結果に「自分が損をするような事」「自分が他人に被害を及ぼす事」がある場合、これは避けるべきとなります。
これに必要なのが、「具体的な実績の確認」となります。
テレビのコメンテータについては、その人が何をしてきたのかを知る必要があります。
そして、同業者の人との比較をおこない、「正しい事をしてきているのか?」を確認する必要があります。
よく、「◯◯を研究している」などの紹介がありますが、これは「実績」ではないので、注意が必要となります。
そして、お仕事の場合となります。
お仕事の場合の「具体的な実績の確認」とは、「過去に何をおこなってきたのか?」となります。
そして、もう一つ、確認が必要なのが「能力」となります。
これは、「特定の事柄に詳しい」でおしまいにするのではなく、実際に教えて頂く事となります。
もちろん、自分には専門外の事柄で、何も分からないかも知れません。
それでも、「分からない事を分かるように教えられる」事で、「能力の確認」をおこなう事ができます。
「権威性」により、自分が損をする事があるかも知れません。
その時、「具体的な実績の確認」「能力の確認」をせず、ただ信じる事を繰り返してしまうと、何の学びも得る事ができない為、「権威性」に流されるままとなります。
しかし、「具体的な実績の確認」「能力の確認」をおこない、「権威性を疑う癖」をつける事で、自分が損をする機会を確実に減らす事ができます。
特にお仕事では、「信じた相手」が悪くても、「成果を出せなかった自分が一番悪い」事となります。
そして、これは「自分の評価に影響を与える事」となります。
このような損をしない為にも、「権威性を疑う癖」をつけて、「権威性から自分を守る行動」を怠らないようにしてください。
E-A-Tについて
「E-A-T」についても簡単に触れておきます。
「E-A-T」は「Google社」が定めている「検索品質評価ガイドライン」の評価基準の1つとなります。
- E:Expertise(エクスパティーズ)「専門性」
- A:Authoritativeness(オーソリテイティブネス)「権威性」
- T:Trustworthiness(トラストオーズィネス)「信頼性」
なお、英語の読みは日本語カタカナ化しておりますので、正確な発音ではない事をご了承ください。
この「専門性・権威性・信頼性」を評価する事により、コンテンツ(Webページ)の低品質化を回避しています。
したがって、「Google社」の検索にて、上位に表示されるコンテンツは、この「専門性・権威性・信頼性」に問題がないコンテンツとなります。
これからブログをはじめようと考えている方で、「Googleアドセンス」をお考えの方は、扱う記事によって、この「E-A-T」を意識する事をお勧めします。
simacatより一言
「権威性」には、「権威性の悪用」という言葉があります。
この「権威性の悪用」の代表的な犯罪が、詐欺となります。
詐欺については、「具体的な実績」も巧妙に作られているため、被害にあう可能性も高くなります。
詐欺の対策として、『警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ 特殊詐欺の手口と対策』という物があります。
現在、なんのトラブルにも見舞われていない場合でも、一度、ご覧頂きたいと思います。
手口や対策を知っておく事は、詐欺被害に対する最大の備えとなります。
また、詐欺被害にあった時の「相談窓口」としても利用する事ができます。
おおいに活用して頂き、詐欺被害にあわないようにお備えください。
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