口コミや評価は信用できますか?!レビューや星の数を信用し過ぎるのは危険です!!
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はじめに
「失敗をしたくない」「後悔をしたくない」との思いから、ネットの情報を利用して調べる事はよくあります。
そして、良いか悪いのかの判断基準として、「口コミ情報」が利用されます。
「口コミ情報」はレビューや評価といった、「実際の経験に基づく情報」として、利用者にとっても有用な情報と思いがちです。
しかし、その「口コミ情報」のレビューや評価は「本当に正しい物」なのでしょうか?
最近では、あまり信用できない情報が多く存在していますので、注意が必要です。
口コミとは
「口コミ」とは、ある物の「評判」や「感想」、そして「噂」などです。
それは、「お店の情報」や「商品の情報」など様々あります。
元々は、人の口から口へ、情報の伝達が行われる事から、「口コミ」と名付けられたようです。
現在では、口から発せられる事は少なく、ほとんどがインターネットの情報となります。
「口コミサイト」や「ブログの記事」、そして「動画」などにも、情報は挙げられています。
多くの情報が挙げられている為、ネットを利用すれば簡単に調べる事ができます。
口コミや評価を行う仕事
最近、問題になっているのが、「口コミや評価を行う仕事」です。
本来の「口コミや評価」は、「利用した結果」や「購入した結果」に対する感想を記載しています。
その内容は「良い事も、悪い事も、事実に基づいて、正直に記載する」事が常識でした。
しかし、この「口コミや評価を行う仕事」が横行しはじめ、「良い事しか記載しない」「良い評価しか付けない」といった行為が多く発生する様になりました。
その結果、「口コミ情報」には「信用できない情報」も多く存在する事となってしまいました。
信憑性のない「口コミ情報や評価」は、それを利用する人にとっては、本当に厄介なのです。
ネットが普及するまでの口コミ
それでは、ネットが普及するまでは、どの様に「口コミ」が広まっていたのでしょう?
それは、「人伝」であったり、「宣伝ポスター」であったり、「雑誌などの書籍」などでした。
これらは「情報の発信元」が明らかになっているのです。
「情報の発信元」が明らかになっている事で、「利用した結果が悪かった」「購入した結果が悪かった」、そうした時、「誤った情報」として訂正をさせる事ができました。
従って、「情報の発信」をする方も慎重になり、「信頼ができる情報のみを発信する」事となっていました。
しかし、現在のネット上の情報は、誰が発信したのか、特定をする事が非常に困難となっています。
従って、「誤った情報」にて「利用した」、もしくは「購入した」場合、結果が悪くても泣き寝入りをするしかないのです。
そもそも、ネット上の情報を、無料で利用している為に起こる出来事なのかも知れません。
お金をかけて、「発信元」が明らかになっている情報を利用するか、お金をかけないで「発信元」が不明な情報を利用するかは、利用する人の考え方次第なのです。
口コミで注意をする点
「口コミ」は以下の点を注意をする様にしましょう。
- レビューや説明が日本語として正しいか?→日本人が書いていない場合は、ほぼ偽情報です
- 評価が良い方に偏っていないか?→良い評価しかないのは怪しいです
- 他の口コミ情報のサイトと同じ文章か?→同じ文章であれば、コピペの可能性があります。コピペなら偽情報です。
- 「絶対に買い!」「絶対に行かなきゃ損!」とかいてある→自分なら、口コミ情報でそこまで推しますか?
ただし、本物の情報もありますし、逆に悪い方へ印象操作を行っている場合もあります。
「口コミ情報」はあくまでも「口コミ情報」です。
あまり信用し過ぎるのも問題があります。
「口コミ情報」に左右されず、自分で納得のできる理由を見つける事が、一番良いのです。
simacatから一言
「口コミ情報」をよく利用します。
特に、レストランの情報や電化製品の情報で利用するのですが、胡散臭い情報はたくさんあります。
そして、失敗した事も何度もあります。
例えば、「また行きたいと思います」なんて思わせない様な、すごく無愛想な対応をするレストランが、高評価な訳がありません。
「これ無しでは生活できません」と書いてあるのに、すぐに壊れてしまう電化製品が高評価な訳がありません。
その様な場合、お金を出して評価を買っていると想像ができます。
やはり、最終的には自分で出向いて、見たり聞いたりするのが一番です。
自分で決めれば、失敗をしても納得ができます。
そして、そもそも、口コミは他人の感想なのです。
知人に「良かったから行ってみれば?」とか「良かったから買ってみれば?」と言われたとしても、自分も同じ様に思えるのかは、分かりません。
したがって、そこまで「口コミ情報」に頼るのも、問題があると思います。
本物の情報と偽物の情報で混乱している中、自分で決めて、自分で行動する事が求められている世の中なのかも知れません。
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