できない時、伝わらない時、理解できない時?!そんな時のイライラ?!自分を落ち着かせる考え方とは?!
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はじめに
「イライラ」する場面は、たくさんあります。
基本的に、「自分の思った事ができない時」に、「イライラ」します。
この「イライラ」により、「ストレスが溜まる結果」となります。
ちなみに、「常にストレスを発散している人」や「発散のやり方を知っている人」は、「イライラの耐性」があり、「イライラを短時間で解消」する事ができます。
これは、「イライラ」が「外に伝わりづらい事」となります。
しかし、「ストレスの発散方法」に問題があり、「人に迷惑をかける人」もいます。
「人に迷惑をかけるような、ストレスの発散方法」は、「イライラを別の人に押し付けているだけ」となるので、行うべきではありません。
そして、「ストレスの発散」については、「肉体的な制約や時間的な制約」がある人もいます。
「ストレスの発散」が難しいならば、「イライラ」しそうな事柄を予め想定して、「考え方」を準備しておきましょう。
予め、「考え方」を準備しておく事で、「イライラの耐性」を身につける事ができます。
今回は、「自分のやりたい事ができない時」「自分の言いたい事が伝わらない時」「相手の話しが理解できない時」、「イライラ耐性をつける為の考え方」について、ご紹介いたします。
自分のやりたい事ができなくてイライラ
「自分のやりたい事ができなくてイライラ」するのは、「諦める事ができない状態」だからです。
「イライラ」する時のほとんどが、この時となります。
例えば、「順番待ち」は目的が目の前にあるのに、「そこに辿り着けない」「手にいれられない」でも、「諦める事ができない状態」です。
本来は、「諦めてしまえば良い」のですが、それができないので、「イライラ」してしまいます。
自分の為に行列に並んでいるならまだしも、人の為に並んでいるなら、なおさら「イライラ」します。
また、お仕事でも、自分は準備ができているのに、「他の人の作業待ち」なども同じです。
お仕事なので、「諦める事ができない状態」となっています。
道を歩いている時も、前の人が横並びに歩く事によって、自分の行く手が塞がれているなど、目的があるから歩いているので、「諦める事ができない状態」です。
できるだけ、「イライラ」する前に、「諦める事」を意識するようにしましょう。
そして、「どうしても、諦める事ができない」場合となりますが、「イライラ」している時は、「目の前の事に集中している状態」となっています。
「集中」をしてしまっているので、その事しか考えられない状態となっています。
したがって、「集中を解く事」を試してください。
勉強やお仕事で「集中」する事は、「大切な事」なのですが、「イライラするほどの集中」には、良い事が一つもありません。
「他の事を考える」などして、「集中を解く」ようにしてください。
自分の言いたい事が伝わらなくてイライラ
「自分の言いたい事が伝わらなくてイライラ」するのは、「自分の気持ちを表現する言葉が見つからない」からです。
「自分の気持ちや考えを自分の思い通りに表現する事」は、実は非常に難しい事となります。
まずは、「言葉の知識」が必要となります。
これを「語彙力(ゴイリョク)」と言います。
「語彙力」とは、「多くの言葉を身につけ、的確に使いこなす力」となります。
「語彙力」を使って、自分の考えや気持ちを「的確に表現する」必要があります。
そして、自分だけでなく、相手にも「語彙力」が必要となります。
自分にどれだけの「語彙力」があっても、「相手が理解できない」なら、伝えた事にはなりません。
「伝える側」も「伝えられる側」も、同じかそれ以上の「語彙力」が必要となります。
そして、そこで「イライラ」しても、「語彙力」を身につけるまでには、時間がかかります。
「伝える側」と「伝えられる側」の双方が、ずっと「イライラし続ける状態」は、精神面で考えても非常に問題があります。
したがって、ここでも「諦める」必要があります。
しかし、「全てを諦める」必要はありません。
自分の気持ちや考えを整理して、利用できる言葉があれば、それを使用して、相手に伝えてください。
もちろん、「相手の語彙力」の問題もあるので、100%を求めるのではなく、20%くらいで十分だと思うようにしてください。
相手が理解できる言葉を使用し、なるべく「自分の気持ちや考えに近い事」を伝えるようにしてください。
人の話しが理解できなくてイライラ
「人の話しが理解できなくてイライラ」するのは、「その人の考え方が分からない」からです。
「態度でイライラ」「口調でイライラ」「言葉遣いでイライラ」「そもそも嫌いでイライラ」な、場合があります。
これは、「その人の存在を受け入れられない」事が原因となっています。
対処は簡単です。
メールなどの文章で、やり取りをおこなってください。
ここでは、前向きに「お話しを理解したいのに、それができなくてイライラする」という事を想定します。
「その人の考え方が分からない」とは、「自分には無い考え」の時となります。
この場合の「イライラ」ですが、「自分がイライラした状態」になると、「相手もイライラした状態」となります。
その結果、さらに「相手の話しが理解できない状態」となり、さらに「イライラ」が増していきます。
「非常に悪い状況」となる可能性が高くなります。
「人の考え方」の全てを理解する事はできないですし、その必要もありません。
しかし、その「お話しの考え方」だけに絞り込む事で、理解ができる可能性があります。
それは、「なぜ、その考え方となったのか?」、根本的な部分から、お話しを聞く事です。
「人の話しが理解できない」時のほとんどは、その「経緯」が分からないからです。
「人のお話しを理解する」時は、必ず「自分の考えに置き換える事」をおこなっています。
これが、「理解をする事」となります。
しかし、「キッカケも不明」「状況も不明」では、「自分の考えに置き換える事」ができません。
お話しを聞いていて「イライラ」する時は、「根本的な部分から、探るように」、お話しを聞いてください。
そして、探りながら、「自分の考えに、置き換える事」をおこなってください。
なお、本来であれば、「お話しをする人」が「お話しを聞く人」に「理解をさせる工夫」が必要です。
しかし、経験不足や不慣れなどが原因で、うまくお話しができない人もいます。
したがって、人のお話しが理解できなくても「イライラ」せずに、「探る考え方」をして頂ければと思います。
simacatより一言
自分の為にも、「イライラ」は避けるべきです。
「イライラ」は、「思考停止」の状態です。
そして、「ストレス」も溜まります。
したがって、「イライラ」しても、良い結果とならない場合がほとんどです。
しかし、自分自身が「イライラ」している事に気づいていない時があります。
まずは、「自分自身で自覚する」必要があります。
自覚をしていないと、「考え方でイライラを防ぐ事ができない」ので、その点は注意が必要です。
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