【ざっくり解説】ITソルーションとは??ITを使ってお仕事の悩みや問題を解決すること!!
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はじめに
新しくビジネスを始めたい時、または今のビジネスで問題が発生した時、「知っている人に聞く事が1番の近道」と言う人がいます。
これは、間違いではありません。
そこで出てくるのが、「ITソルーションの提供」となります。
「ITソルーションの提供」は「IT企業」によりおこなわれます。
一昔前までの「IT企業」は、「手作業のシステム化」を主軸においていました。
そして、おおよその企業の「手作業のシステム化」が終わると、「企業の新しい分野への挑戦の手助け」や「企業が抱えている問題の解決」をパッケージとして提供する、「ITソルーションの提供」が「IT企業」の主軸に変わってきました。
「ITソルーション」とはどのような物なのか?
「ITソルーション」を受ける際の注意点はなにか?
現在は一般的となっている「ITソルーション」について、簡単に解説をいたします。
ITソルーションとは
「ITソルーション」とは、「ITによって、問題解決を提供する」サービスとなります。
ボヤってとしてますね。
まず、「ソリューション」の意味ですが、英語のsolutionで、意味は「解決・解明・回答」となります。
「ITソルーション」は、顧客から打ち明けられた問題に対して、「調査・分析」を行い、「対応方法」を検討し、「ITによる対応」を行うまで、一貫したサービスが基本となります。
顧客のご要望や費用により、「調査・分析」のみの場合もありますし、「ITによる対応」の場合もありますが、一般的には「調査・分析」から、「ITによる対応」までを一貫して、パッケージで提供する形となります。
少し掘り下げます。
「調査・分析」は、顧客から打ち明けられた問題について、「現状の洗い出し」や「改善点の有益性」を検討し、顧客に提示します。
「顧客が問題だと考えている事の他にも、問題点はないか?」
「改善した結果は効率的であるか?、改善した結果、維持費がたくさん掛かる事にならないか?」
などが主な内容となります。
次に「対応方法」の検討となります。
「対応方法」は、顧客企業の従業員の作業内容から、利用する機械まで、広い範囲で検討を行います。
例えば、営業を担当する人にはスマートフォン、倉庫管理の人にはタブレットなど、それぞれの作業内容や状況までも、検討の範囲となります。
そして、「どの様に実現をさせていくのか?」といった事を現実的な観点で検討を行います。
この時に、自社で運営しているクラウドサービスがあれば、これを利用をする様な対応を検討しますし、プログラム開発をメインで行っているのであれば、アプリケーション開発による対応を検討します。
そして、「ITによる対応」となります。
これは、一般的なイメージの「システム開発」と言われる部分となります。
そして、この「システム開発」の中には、「開発されたシステムをどの様に利用していくのか?」、一般的に「運用」と呼ばれているのですが、この教育も従業員に対して行われます。
このように、「ITソルーション」とは、「調査・分析」から「ITによる対応」まで、一貫したサービスの提供により、企業の悩みを解決するサービスとなっています。
注意点
一見、「ITソルーション」は優れたサービスなのですが、「注意点」があります。
「IT企業」により、「ITソルーション」が提供され、様々な問題が解決したかのように見えるのですが、企業も社会も、時間が流れると状況は変化します。
そして、その変化がある度に「ITソルーション」の提供を受けなくてはいけないと、その事が「企業の問題」となってしまいます。
したがって、「ITソルーション」の提供を受ける場合は、「どの様な原理なのか?」を知る必要があります。
「原理」とは、「その物を成り立たせる法則や理論」となります。
「提供されたITソルーションは、どのような原理なのか?」を確認する必要があります。
例えば、「クラウドサービスなので、企業の細かなニーズには対応できない」とか、「アプリケーションの開発を行っているので、問題が発生した時はプログラムの改修が必要」などとなります。
はじめの「ITソルーションの提供」を受ける際、この様な事を確認する事で、「ITソルーションの提供」を受けた後の事まで、検討事項とする事ができます。
もし、どこの「IT企業」が良いのか、選定に悩まれている時は、「ITソルーションの提供」を受けた後の事までが、検討事項となっている企業である事を選定条件に加える事をおすすめします。
簡単にいうと「アフターサービスが充実している」となります。
どの会社も「アフターサービス」にお金をかける事を嫌う為、しっかりとした「ITソルーションの提供」を受けられる事に繋がります。
ただし、最近は「IT企業」が乱立しているので、「IT企業」の選定の際は「倒産のリスク」も視野に入れる様にしてください。
simacatから一言
何か「やりたい事」がある時、「知っている人に聞くのが1番の近道」という人がいます。
このような方のほとんどは、お金を払って聞いた結果、「対応」はしてもらえますが、「原理」は教えて頂けません。
「原理」は、「考え方、やり方」となるので、それが広まってしまうと、その人は稼ぐ事が難しくなってしまうからです。
「やりたい事」の結果だけを求めるなら、このような人にお金を払って、教えてもらうのも良いと思います。
しかし、「やりたい事」を広げたいと考えているなら、「原理」を教えていただける人に、お金を支払うべきです。
「なぜ、そうなるのか?」「どうしたら、結果が出るのか?」、「考え方、やり方」を知る事で、「やりたい事」をさらに広げる事が可能となります。
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