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【ざっくり解説】取引とは?!経済行為ってなに?!原価と利益と販売価格がキーワード!!

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【ざっくり解説】取引とは?!経済行為ってなに?!原価と利益と販売価格がキーワード!!

聞き流し用動画(YouTube)

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はじめに

「お客様と取引を行う」という言葉は、お仕事をする上では普通に使用されています。

「行う行為」はなんとなく、イメージが湧くと思います。

しかし、「その内容を説明してください」と言われた時に、答えられる人は少ないのではないでしょうか?

「取引」という行為は、「小さい頃に、自分のお小遣いでお菓子を買った」など、自分の成長と共に扱う金額は上るものの、大人になるまでに何度も行ってきました。

しかし、「説明」ができないのです。

「行為」として、身についてしまっているからだと思われます。

これを機に、「取引」についてざっくりと知って頂ければと思います。

なお、「現物取引」や「先物取引」などの、投資関連についての内容ではありませんので、予めご了承ください。

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経済行為

「取引」の話しの前に、「経済行為」について解説をします。

「経済行為」とは、「お金(もしくはそれに代るもの)を獲得し、利用、もしくは消費をする行為」です。

例えば、働いて「1000円」を稼いだとします。

その「1000円」を使って、物を手に入れたり、食べたり、マッサージなどを受けたりします。

お金を支払って、同じ価値、もしくは同じ価値と思われる物やサービス(役務)の提供を受けます。(消費行動といわれています)

これが、「経済行為」といわれています。

取引とは

「取引」とは、「商売をしている人同士」、もしくは「商売をしている人と個人」の間で行われる、「経済行為」となっています。

一定の条件を決め、その条件をお互いが認め合った時に、「取引」が成立となります。

そして、「取引」の場面では、「与える人」と「与えられる人」が存在します。

「与える人」は、商売をしている人や会社となります。

「与えられる人」は、商売をしている人や会社、もしくは、一般の消費者となり、「お客様」と呼ばれます。

「取引」とは、成立により「経済行為」が行われ、「与える人」は、「お金」を受け取り、「お客様」は「お金」を払い、「物やサービスを得る」事となります。

原価

「原価」とは、「与える側」の「物やサービスの提供にかかるお金」となります。

「物やサービスを提供する人」も、「経済行為」をおこなって、生活をしています。

お客様からは、最低限、「原価」となるお金をいただく必要があります。

しかし、「経済行為」を続ける為には、「お客様」が「価値を感じる物」の提供を続ける必要があります。

ずっと、同じ機能やサービスのままでは、「お客様が感じる価値」は低下していき、魅力が下がってしまいます。

そうならない為に、「与える側」は「知識、技術、施設など」を取得し、さらに「与える物やサービスの価値向上や施策など」を考え、実施します。

これは「設備投資」や「研究開発」や「販促活動」などと呼ばれています。

そして、その為に必要となるのが、やはり「お金」です。

この「お金」も「原価」に上乗せされます。

利益

「利益」とは、「取引」を行った結果、「与える側」が得られる、「物やお金」となります。

「与える側」の「消費行動」が、生活に困らない程度の「取引」をおこなっているケースはあり、これを「利益の度外視」などと言われています。

しかし、多くの「与える側」は、できるだけ多くの「利益」を得て、「自分の生活の向上」や「会社の価値向上」を目的としています。

その為に、「原価」に「利益」を上乗せして、「販売価格」としています。

「原価」に対して、「利益」が多ければ多いほど、「自分の生活の向上」や「会社の価値向上」に近ずく事となり、逆に、「利益」が少なければ、遠のいてしまう事となります。

販売価格

「原価」と「利益」にて、「販売価格」が決まります。

そして、この「販売価格」は「取引」を成立させる重要な要素となります。

「原価」は変わらないとして、「利益」を多くする為に、「販売価格」が上げると、ほとんどの「お客様」は、その「価格に対する価値」を見いだす事はできないでしょう。

逆に、「利益」を低くすれば、「販売価格」は下がりますが、「販売価格」が安くなってしまうので、多くの「取引」を成立させないと、満足ができる「利益」を得る事ができません。

「利益」を重視して、少ない「取引」でも「利益」を得る事を「厚利少売(コウリショウバイ)」と言います。

逆に「利益」を度外視して、多くの「取引」を成立させて「利益」を得る事を「薄利多売(ハクリタバイ)」と言います。

どちらを選択するのかは、「与える側」に委ねられています。

信頼

「取引」を行う為に、必ず必要なものが「信頼」です。

「取引」を行った結果、「ろくな物やサービスではなかった」場合、「与える側の信頼は大きく失墜」します。

逆に、「すごく良い物やサービスだった」場合、「与える側は信頼され」、「与えられる側」は、今後も「取引」を続けていきたいと考えます。

こうした「信頼」を後押しするもので、「保証」というものがあります。

万が一、不具合があった時は、返金や返品、無償修理などの対応が「保証」となります。

ただし、「保証」については「永久保証」と謳っていても、「与える側」と連絡が取れなくなる場合があります。

大きな金額の「取引」を行う場合は、「保証」の有無だけではなく、「与える側」の売上実績や企業規模なども、確認をするようにしてください。

simacatより一言

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お金を払って、物を買ったり、サービスを受けたりするのが、「取引」となります。

そう言っても、差し支えはないかと思います。

そして、「取引」は、信用や信頼が第一です。

お買い物をする際は、騙されない様に気をつけてください。

あまりに安い物、あまりに高い物は、特に注意が必要となります。

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