元気付けるとは?!人を元気付ける為の4つの基本の行動とは!!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
失敗をしてしまったり、思い通りにならない時、気分は落ち込み、やる気を失ってしまう時があります。
そのような時、「人から励まされた事」はないでしょうか?
その励ましで、やる気が復活し、「元気を取り戻す」事ができます。
これは、「元気付ける行動」をしてもらった事となります。
「口下手」など、「人と接する事が苦手」で、「ただ、黙って話しを聞く事」しかできなくても、「元気付ける事」はできます。
「人を元気付けられる行動」を一つでも多く知り、一人でも多くの人の「元気」を取り戻す事ができたら、「元気を取り戻した人たちとの結び付き」は、強くなります。
その結び付きは、自分が元気を失った時に、「自分を救ってくれる存在」となるかも知れません。
元気付ける
「元気付ける」とは、「人に元気を取り戻させる行為」です。
「慰めたり」「励ましたり」など、「元気を取り戻させる行為」をおこない、相手を「前向きな気持ちや考えにさせる事」となります。
慰めたり、励ましたりする状況は、「相手が落ち込んでいる状態」です。
その「落ち込んでいる状態」は、「心が傷付いている状態」です。
そんな状態から回復させる為、「元気付ける事」とは、「人の心を癒す事」とも言えます。
しかし、「かなり深く、心が傷付いている」場合は、どれほど「元気付ける行為」をしても、効果を期待する事はできません。
「元気付ける事」にも、限界がある点に注意が必要で、あまりに「ひつこい」場合は、「元気付ける」どころか、逆に相手を「傷付ける行為」となります。
「元気付ける行為」をおこなうにしても、相手の様子をみて、「相手の心の変化」を確認するようにしてください。
元気付ける為の4つの基本の行動
「人を元気付ける」為の4つの基本の行動を挙げます。
- 側にいる
- 褒める
- 現実から遠ざける
- 話しを聞く
それぞれ、掘り下げます。
「1.側にいる」は、「ただ、側にいるだけ」です。
「行動」といっても、「必ず何かをする必要はない」という事となります。
「元気がない状態」は、考えが整理できず、「混乱しているだけ」なのかも知れません。
その状態で、無闇にお話しを聞いても、「混乱が増すだけ」となってしまいます。
むやみに話しかけなくても、ただ側にいれば、それだけで「独りぼっちではない」という「安心感」をいだかせる事ができ、そして、「混乱」から抜け出し、「考えを整理」する事ができるようになります。
相手の「考えの整理」が終わり、落ち着いたら改めて「相手のお話しを聞く」事で、相手が自分自身の状況を振り返り、「どうすれば良いのか?」を考える事ができます。
この「どうすれば良いのか?」と考えさせる事が、「前向きな考え」となりますので、結果的に「元気付ける」事となります。
「2.褒める」は、相手を「褒める」事となります。
「慰めたり、励ます状況」は、「相手が自信を失っている状態」です。
「相手の自信」を取り戻させる事が、目的となります。
相手は「自分の悪い部分ばかりが見えてしまっている状態」で、だから「自信」を失っています。
そのような時に、「相手の良い部分の指摘」が「褒める事」となり、それが「自信の回復」となり、「元気を取り戻すキッカケ」となります。
「3.現実から遠ざける」は、言葉のままとなりますが、「その環境から距離をとる事」で、違う場所に連れ出す事となります。
ただし、この行動は、「相手と親しい関係」である必要がありますので、その点には注意をしてください。
「相手と親しい関係」でもないのに、違う場所へ連れ出そうとすると、その行動自体が「負担」となってしまいます。
あくまでも、「元気付ける事が目的」である事を意識するようにしてください。
最後に「4.話しを聞く」ですが、「元気付ける行動」としては、こちらが一般的となります。
また、先ほどまでの「1〜3」の、どの行動をおこなったとしても、最終的には、この「話しを聞く行動」が必要となります。
ただし、「話しを聞く行動」には、いくつか注意点があります。
- 黙って話を聞く
- 相槌をうつ
- 明るい雰囲気を保つ
- 話しの腰を折らない
- 「分かる」とは言わない
- 相手の話しを否定しない
これらは、「お話しを聞いている姿勢」をあらわし、かつ、「相手の気持ちを和らげる効果」があります。
しかし、あくまでも「お話しを聞く」事に徹してください。
意見を求められたりする事がありますが、例えば「難しい問題ですね」とだけ答え、自分の考えを伏せてください。
「お話しを聞く事」とは、あくまでも、「相手のアウトプットを行うだけの行為」だと、意識するようにしてください。
simacatより一言
「人を元気付ける行動」についてでしたが、「人を元気付ける言葉」というものもあります。
たったの一言で、「人を元気付ける事ができる」場合があります。
「自分が聞いた言葉」や「本などに書かれていた言葉」で、「元気付けられる言葉」があった時は、ノートなどに「書き出しておく」事をおすすめ致します。
自分が落ち込んだ時、その「書き出しておいた言葉」を読む事により、元気を取り戻せるかも知れません。
一つでも多くの「人を元気付ける言葉」を知る事は、自分の使える言葉が増えるばかりでなく、「人間性の向上」にもつながります。
「人間性が向上する」事により、「誰からも信頼され、誰からも頼られる存在」となれる可能性が高くなります。
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