元気ってなに?!元気な状態とは??元気を出す方法は??
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はじめに
「元気」という言葉を、皆さんはご存知だと思います。
気が付いたら覚え、使っている言葉です。
「大きな声で、はっきりとした会話」「堂々とした態度」「満面な笑顔」、それらが「元気の代名詞」となっています。
この「元気の代名詞」が欠けていると、「元気がないね」とか「元気を出して」とか、言われる事となります。
そもそも「元気」とは、他人が感じる事ではなく、自分で感じる事です。
「元気」について、少し調べましたので、雑学程度に知って頂ければと思います。
元気とは
「元気」とは、どのような事なのか、ご存知でしょうか?
「元気」とは、「人の活動の源となる、やる気やエネルギーなどの、気力が元どおりになる」という事です。
従って、「元」の「気」で「元気」となっています。
元々は、「病気が回復して、元どおりとなる状態」で、「減気や験気(どちらも読みは”ゲンキ”)」などと、言われていたようです。
そして「元気」は、「心」に重点を置いた考え方となっています。
よく、「元気」と「健康」を組み合せて、使用されます。
「元気」は「気力が良い状態」で、「健康」は「体が良い状態」と考える事ができます。
しかし、どのように「元気」でも、「体が悪い状態」では、「気力」を良い状態に保つ事は難しくなります。
また、「健康」も同じで、「気力が悪い状態」では、「体」を良い状態に保つ事が難しくなります。
「元気」である為には、「健康」が必要ですし、「健康」である為には、「元気」である必要がある為、「元気」と「健康」は組み合わせて使用されます。
元気な状態とは
「元気」は「心」に重点を置いた考え方となっていますが、具体的にどのような状態でしょうか?
- 好奇心が湧く
- 希望が膨らむ
- 勇気が出る
などの、「プラスの感情」であり、それが「前向きな思考」となり、その「思考」は「考え方や行動」にあらわれます。
「元気」でいる限り、「色々と考え、その考えに基づいて行動をする」という繰り返しを活発に続ける事ができます。
逆に、「元気ではない状態」では、「前向きな思考」ができなくなり、その結果、「頭が回らない」「行動が鈍くなる」などとなり、それらは「マイナスの感情」が生まれるキッカケとなります。
「元気ではない状態」が続くと、「マイナスの感情」に支配され、徐々に「気持ちが落ち込み」、「気力」が失われていきます。
ただし、常に「元気」というのも、「気力を消耗する」事なので、時には「元気」を抑える必要があるのですが、このコントロールも「元気な状態」でないと、行う事は難しくなります。
元気を出す方法とは
「元気を出す方法」とは、「元気な状態になる方法」となります。
まず、「元気」とは「気力が元どおりになる」という事です。
したがって、「元気」は「増やす物」ではなく、「とりもどす物」となります。
「元の状態よりも元気になる事はできない」ので、ご注意ください。
「元気な状態になれそうな事柄」をいくつか挙げますので、お試しください。
- 音楽を聞く
- 体を動かす
- マッサージを受ける
- 動物とふれあう
- 落書きをする
- 塗り絵をする
- 元気がでる詩を読む
- 妄想をする
- 悩みについて悩む
- 掃除や整理をする
- 焦らない
- 何も考えない
「元気」をとりもどす時、1人では難しい場合があります。
もし、頼れる人がいるならば、甘える事を考えましょう。
頼れる人がいない場合、どうしても「1人でなんとかしよう」と考えてしまうのですが、結局、何もできずに、日々が過ぎてしまいます。
「元気」は「気力」の問題で、「心の問題」でもあります。
そして、「元気がない状態」が続くと、「心の病気」となる可能性が高くなります。
「日々、元気が出ない」「気持ちの落ち込みが続く」、このような時は「厚生労働省のhp」に、相談窓口の案内がありますので、是非、ご活用ください。
もし、あなたが悩みを抱えていたら、ぜひ相談してください。
大切な人が悩みを抱えていることに気づいたら、声をかけてみてください。
そして、その人が悩みを話してくれたら、話をそらしたり、「そんなことで」と否定したり、安易に励ましたりせず、じっくりと話を聴いて、相談窓口を紹介してあげてください。
その後も、「何かあったらまた話して」と寄り添い、温かく見守ってあげてください。
引用元:
厚生労働省 悩み別 相談窓口情報等を紹介するサイト(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000133648.html)
simacatより一言
「元気」が良すぎる人がいます。
これは、「元気を外に向けて出している人」となります。
「元気を外に向けて出している人」は、「まわりの人に求めている人」です。
この結果、振り回され、考えさせられ、そして「元気」を吸い取られてしまいます。
従って、「元気は内に向けて出すべき」です。
「自分が何かをしてあげる人」となれば、動くのは自分ですし、まわりの人にも喜ばれる事となります。
「元気」の使い方には、注意が必要となります。
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