心機一転とは?!自分でキッカケを見つけてポジティブな気持ちに切り替えよう!!
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はじめに
「お仕事が楽しくない」という人がいます。
お仕事を楽しむ事ができないと、「嫌な気持ち」が湧き、「嫌いの感情」が芽生えてしまいます。
すると、ますますお仕事が楽しくなくなり、そして嫌いになり、「働く事」に疑問を抱いてしまいます。
楽しい事をしている副産物が「働く事」や「収入に繋がる事」ならば、これは理想といえます。
従って、理想に近づけるべく、お仕事はできるだけ楽しむべきです。
その為には、「嫌な気持ち」をできるだけ排除する必要があります。
「嫌な気持ち」が湧いた時、「心機一転」をし、楽しむ事ができるようになれれば、「嫌いの感情」が芽生えてしまう事を防止する事ができます。
お仕事が楽しくない、お仕事がつまらない、その様に感じた時は、楽しくお仕事に向きあえるように、「心機一転」を行い、自分の気持ちをポジティブに切り替えましょう。
心機一転とは
はじめに、「心機一転」の言葉の意味となります。
「心機一転(シンキイッテン)」の「心機(シンキ)」とは、「心が変化する機会」という意味となります。
「心機一転(シンキイッテン)」の「一転(イッテン)」とは、「ガラリと変わる」という意味となります。
合わせると、「何かの機会(キッカケ)で、心が良い方向にガラリと変わる事」となります。
例えば、今までは嫌いな上司のもとでお仕事をしており、その上司の言うことの一つ一つに腹を立てていたとします。
そもそも、嫌いな上司なので、その指示に従い、お仕事をする事は楽しくありません。
そして、「楽しくもないお仕事を惰性でおこなっている状態」を上司は見ているので、そのお仕事の評価は、当然、低い物となります。
その結果、お給料などの待遇面も低いままとなります。
そうすると、さらにお仕事は楽しくなくなり、さらに上司への不信感が増していきます。
しかし、ある時、かねてより自分が尊敬する人が、上司となりました。
「この人の言う事なら理解ができる」「この人を裏切らないような結果を出したい」と思い、お仕事を前向きにおこなえる様になりました。
これが、「心機一転」です。
「尊敬する上司に変わった」事がキッカケで、「自分のお仕事に対する気持ちを前向きに変える事ができた」という事となります。
ちなみに、「この後、どうなったのか?」についてですが、「心機一転」は今後、「良くなったのか?」「悪くなったのか?」を表す言葉ではありません。
「心を入れ替える」とか「考え方を変える」などの意味となりますので、結果については別のお話しとなります。
また、似た意味の言葉で、「一念発起(イチネンホッキ)」、「気分一新(キブンイッシン)」、「気分転換(キブンテンカン)」という言葉があります。
自分でキッカケを見つける
「自分でキッカケを見つける」事で、「心機一転」をおこない、自分の心をポジティブに切り替えられるようになりましょう。
「お仕事が楽しくない」と考えはじめた時、そのまま何かが起こるのを待っているだけでは、「嫌な気持ち」が湧き、「嫌いの感情」が芽生えてしまいます。
「お仕事が楽しくない」とは、ネガティブな思考となっている状態です。
この、ネガティブな思考を自分の好きなタイミングで「心機一転」を行い、ポジティブな思考へ切り替える事が、「お仕事が楽しくない」という考えを防ぐ事となります。
「心機一転のキッカケ」が思いつかない人は、参考までにキッカケとなるタイミングを例に挙げます。
- 新しい事を始める
- 新しいものを手に入れる
- 今まで行ってきた事をやめる
- 古いものを捨てる
「新しい事を始めたり、終わらせたり」、「新しいものを得たり、捨てたり」、このようなタイミングに「心機一転のキッカケ」は隠れています。
これは、特別な事でなくても構いません。
例えば、「自己啓発の本を読んでみる(新しい事を始める)」でも構いませんし、「古い資料を捨てる(古いものを捨てる)」でも構いません。
身の回りに「心機一転のキッカケ」は、たくさんあります。
このキッカケを利用して、「心機一転」を行い、ネガティブな思考から、ポジティブな思考へ切り替えてください。
「お仕事が楽しくない」と思った時、どうしても「お仕事から離れる」事を考えてしまいます。
「休憩」という意味で、「お仕事から離れる」なら良いのですが、別の何かを考えて「心機一転」を行っても、「楽しくないお仕事」がなくなるわけではないので、ポジティブな思考への切り替えは行えません。
「楽しくないお仕事」を行う為の「心機一転」なので、「そのお仕事を行う為に、ネガティブな思考を消す」という事を忘れないようにして下さい。
simacatより一言
「心機一転」にて、お仕事に対する向き合い方が変わりますが、心配な点があります。
それは、「頑張り過ぎ」となる事です。
「心機一転」した当初は、気力で体力をカバーする事ができるのですが、体力がなくなり、気力も萎えてしまうと、再び「お仕事が楽しくない」と考えてしまいます。
そして、「心機一転」を頻繁に繰り返してしまうと、その状態に慣れてしまうので、「心機一転」も意味のない行動となります。
何かを行う時は「気力」も必要ですが、「体力」も必要です。
その為にも、「頑張り過ぎ」に気をつけ、「気力」と「体力」を維持する必要があります。
「心機一転」を有効に活用する為にも、「休む時は休む」事を意識するようにしてください。
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