自分の声が嫌い？！話したくない？！声はお仕事では重要な要素です？！諦め認め慣れましょう？！
聞き流し用動画（YouTube）
はじめに
「自分の声」を聞いて、違和感を感じる人は多いと思います。
たとえば、スマホなどの動画を撮影したとき、「自分の声」も同時に録音されていると、「え、こんな声なの？！」と思います。
この原因は、「普段、聞き慣れている、自分の声と違うから」となっています。
自分が「自分の声」と認識している音は、「鼓膜の振動」だけではなく、「頭蓋骨の振動」も含まれています。
一方、動画などに録音された音は、「鼓膜の振動」のみで感じる音となっています。
これが、「音の感じ方の違い」となります。
そして、この「鼓膜の振動」のみで感じる音が、「まわりの人が知る自分の声」となります。
お仕事をおこなう時は、この「自分の声」が「重要な仕事道具」となります。
「プレゼン」「ミーティング」「電話対応」など、あらゆる場面で「自分の声」が、利用される為です。
自分自身で「まわりの人が知る自分の声」を理解しないと、「仕事道具」として、十分に利用する事ができません。
「違和感を感じる」「すごく不愉快」であっても、「自分の声」と向き合い、「自分の声」を理解して、お仕事に利用する必要があります。
自分の声が嫌い
「自分の声が嫌い」という人は、珍しくはないのですが、その事により「自分の声に自信を持てなくなる事」が問題となります。
「自分の声に自信を持てなくなる」と、どうしても、声が小さくなってしまいます。
声が小さくなってしまった状態が続くと、それが当たり前の状態となり、逆に「大きな声を出す事」が難しくなります。
「大きな声を出す事」は、「大きな気力を使う」事となります。
「大きな気力を使う」為には意識をする必要がありますが、意識をしてしまうと、余計に疲れを感じます。
すると、さらに「大きな声を出す事」から遠ざかり、普段の声が小さくなり、「人に聞こえる声の大きさで、お話しができない状態」となります。
そして、普段の声が小さい為、人と話すたびに「え？」と聞き返される事が続き、「話している方」も「聞いている方」も、苛立ちを感じてしまう事となります。
すると、「大きな声を出す事」以前に、「人とお話しをする事に苦痛を感じる」「人とお話しをする事を面倒に感じる」ようになります。
そこから、「苦手意識」が生まれ、「人とお話しをする事が苦手」となってしまいます。
自分の声だと諦め認め、そして慣れる
「人とお話しをする事」を考えた時、「自分の声が嫌い」と感じる気持ちを「克服」する必要があります。
「克服」する為には、「自分の声だと諦め認め」、そして「慣れる」必要があります。
そもそも、まわりの人は、「自分が感じている声」を知りません。
自分が好きでも嫌いでも、「声は一つ」となっています。
そして、自分自身で振り返って頂きたいのですが、「純粋に人の声だけを聞いて、好き嫌いを感じるでしょうか？」
人が「声」だけを聞いて、好き嫌いを感じる事は、かなり稀です。
したがって、「声だけにこだわっても、あまり意味がない」という事となります。
また、人が好き嫌いを感じるのは、「声」ではなく、「滑舌」や「口調」となります。
この、「滑舌」や「口調」に自信がない為、お話しが苦手という人もいます。
残念ながら、「滑舌」や「口調」も、「声」を出してお話しをしないと、良くなる事はありません。
「自分の声」を「自分の声だと諦め認め」、「声」を出してお話しをする機会を増やす事で、「自分の声に慣れる」事ができます。
とはいえ、いきなり人とお話しをする事が難しい場合は、本などを声に出して読んでみましょう。
そして、本を読む時は、「自分の声」を録音するようにしてください。
この時、「声の大きさ」にも注意をして、「普通の声」と「うるさい声」を「自分の感覚で調節する事」を意識してください。
「慣れる」までの期間は、「なんとも言えない不快感」を感じるかも知れません。
しかし、問題なく、本を読めるようになり、「自分の声に慣れた」時、人とお話しする事は、それほど苦痛ではなくなります。
声を出すのとお話しをするのは別
「声を出すのとお話しをするのは別」と考える人がいます。
「声」を出す事に抵抗はないのですが、「何をお話しして良いのか分からない」という場合です。
プライベートならば、無理にお話しをする必要はないと思います。
どうしても、お話しをしたいのであれば、「お話しをしたい相手が興味のある事」を調べて、それをネタとすれば良いでしょう。
お仕事の時、「プレゼン」や「ミーティング」など、お話しをする必要がある時は、事前に「お話しする内容」を台本のように準備をしておきましょう。
「雑談」ならば、「お話しをする相手の都合や気持ち」を考える必要があります。
それが、難しいならば、「聞かれた事には答えるスタンス」で問題はありません。
聞かれた事に答えた結果、「相手はどうなのだろう？」と思った時は、それを質問すれば、お話しのキャッチボールとなります。
お話しをする機会は、「声」を出し、「滑舌」や「口調」を「改善するチャンス」でもあります。
「怒られる」「迷惑と思われる」、このような事がない程度に、「滑舌」や「口調」を「改善するチャンス」を作り、利用して頂ければと思います。
simacatより一言
人には「五感」が存在し、それぞれ「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」となっています。
お仕事には様々な職種があり、必要に応じて、五感を駆使しています。
しかし、もっとも多く使われるのが、「視覚」と「聴覚」となります。
「見る事」と「聞く事」です。
「自分の声」は、「聞かせる音」となるのですが、お仕事の中では重要な要素となります。
とはいえ、この要素を持っていない人でも、普通の人よりもお仕事をこなしている人がいます。
このような人を見かけた時は、その「優れている点」を見つけて頂きたいと思います。
「ハンデ」で注目を浴び、「優秀な点」をアピールする事は、かなりの上級テクニックの持ち主と言えます。
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