職場でダメな後輩の特徴とは?!実はかけがえのない貴重な存在なのです!!
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はじめに
お仕事を初めて数年も経てば、後輩の1人もできると思います。
言葉の使い方も良く、態度も良く、言われた通りに動く。
そんな理想的な後輩を持てる事は、喜ばしい事だと思います。
逆に、ダメな後輩を持った場合、後輩が失敗をすると、そのフォローをするのが先輩の役目となり、大いに振り回される事となるかも知れませんし、既に経験をされている方もいるかも知れません。
しかし、その様なフォローをする事で、「目が離せない」と考えてしまい、いつの間にか、お手伝いをしている自分に、気付く事はないでしょうか?
なんだかんだで、ダメな後輩は、「自分の考え方や指導法」を変えるキッカケを与えてくれる存在なのです。
ダメな後輩は、多くの学びを与えてくれるのです。
ダメな後輩の特徴
「ダメな後輩の特徴」ですが、人によって違いはあるでしょう。
いくつか例を挙げます。
- 口が悪い、タメ口
- 態度が悪い、横柄
- 物覚えが悪い、学習しない
- 人の話しを聞かない、動かない、メモしない
- 勝手にやる
- 口答えをする、言い訳ばかり
- その場しのぎ
- 自分勝手
- 無責任
- 変に前向き
- 落ち込むと何もしない
- 話しかけない
- 聞いているフリをする
まだ、出てきますが、とりあえずはこれくらいにします。
ちなみに、現在、自分が後輩の立場である人で、「心当たりがある」と言う方はいないでしょう。
これは、先輩が思う事であって、後輩が考える事ではありません。
もし、あるなら、直して下さい。
ダメな部分を挙げましたが、そもそも後輩なので、先輩よりも社会人経験、もしくは人生経験が少なく、至らないことがあって、当たり前なのです。
胸を張るのは困り物ですが、一つずつ、「指摘された事を直していく努力」をするしかありません。
その為にも、先輩は後輩に対して、しっかりと指導をする必要があります。
間違っている事は本当に間違いなのか
後輩を指導するにあたり、後輩が行った事で「間違っている事は、本当に間違いなのか?」という疑問を抱く事はないでしょうか?
誰にも聞いた事はないけど、ずっと、そうしてきたから、それが正しいと思っていた。
手順書に書いてあるから、それが正しいと思っていた。
言われてみると、「何でこれが正しいんだろう?」と気づかされる事があります。
あたりまですが、後輩は分からない事は、分かりません。
したがって、分かる様に教える必要があるのですが、「正しさの根拠」がないと、自信を持って教える事はできません。
後輩からの、そうした疑問に対して、適当にあしらうのではなく、自分も分からない事ならば、それは気付きです。
「正しい根拠」を調べる学ぶチャンスとなります。
後輩がうざったいと思う
同じ職場で先輩と後輩の仲になると、行動を共にする事もあるでしょう。
事あるごとに絡まれたりすると、正直「後輩がうざったい」と思うのではないでしょうか?
職場、会社、社会と人との関わりは広がるものです。
そして、人との関わりは、コミュニケーションで成り立ちます。
同僚や先輩や上司、お客様など自分が関わる人は、「自分以上の立場の人」となります。
その点、後輩は「自分より下の立場の人」となります。
これは、差別とか侮蔑の様な意味ではありません。
こちらから、話しかけやすいか、そうではないかのお話しです。
「自分より下の立場の人」である後輩に対しては、「お仕事を教える目的」があるので、コミュニケーションが取り易いのではないでしょうか?
表情や言葉で表現を学べる機会でもあります。
したがって、「後輩をうざがらず」に、自分のコミュニケーション能力向上の為に利用する事を考えましょう。
後輩の視点
「後輩の視点」では、どうでしょう?
「この先輩は信頼ができる」とか、「この先輩はチョロい」とか、考えは色々あります。
しかし、せっかくの「後輩という立場」です。
大いに利用をするべきです。
「先輩から、盗める物を盗めるだけ盗む」事を目的として下さい。
もちろん、悪い遊びは学ぶべきではありません。
そして、「後輩という立場」は、ある程度の「失礼」が許される立場でもあります。
「自分の考え」「自分の思い」をしっかりと先輩に伝えて下さい。
もし、それを聞いてくれない先輩の場合、「使えない奴」と思い、諦めて他の先輩を捕まえましょう。
後輩は少しくらい、ワガママでも許される存在です。
ただし、好き放題が許されるワケではありません。
自分が知っている範囲で構いませんので、社会の常識内での行動を意識しましょう。
simacatより一言
自分は、それほどダメな後輩を持った記憶はありませんが、その後輩の件で、自分の先輩からは、よく怒られる事がありました。
「後輩なんだから、仕方ないじゃん」と思いつつ、先輩から怒られた事をオブラートに包んで、後輩に話しをした事を思い出します。
後輩が怒られる様な事をしてしまった時、先輩は間に入って、緩衝材になるべきと考えています。
間に入って、何かを言うワケではなく、後輩と一緒に怒られて、その後に、怒られた内容を噛み砕いて教えたり、慰めたりするなどのフォローをするべきです。
その様な事は経験として蓄積されます。
その経験は、「自分が職場のまとめ役を担った時」、「昇進をして部下を持つ立場となった時」、この様な時に生かされる事となります。
ちなみに、後輩の面倒をろくに見れない人は、「職場のまとめ役」も「部下を持つ立場」も諦めた方が良いでしょう。
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