複雑なお仕事は苦痛?!楽をする為にはお仕事を簡単にするしかない!!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
担当したお仕事が「簡単」と思った事はないでしょうか?
「簡単なお仕事」に巡り合う事は非常に稀な事です。
もし、「簡単なお仕事」に巡り会えた時、それは以前に誰かが簡単にした物なのです。
そして、もし「複雑なお仕事」に巡り合った時、「簡単なお仕事」になる様に工夫をする必要があります。
もちろん、時間は掛かるでしょう。
しかし、諦めないで工夫を凝らしましょう。
簡単の定義
お仕事が「簡単」だと思う定義は、以下の要素があります。
- 理解がしやすい
- 手作業が少ない
- 考えずにできる
- 時間が掛からない(もしくは自動で行われる)
これらの要素により、簡単にお仕事を習得し、大きな問題を起こさない様にできます。
理解がしやすいとは
「理解がしやすい」とは、簡単な説明で「目的や結果を理解できる」事に繋がります。
短い時間でお仕事を理解する事ができ、また理解をしやすい事から「ミス」を起こす可能性も低くなります。
お仕事を短時間でマスターをする事ができる為、「新しくお仕事に就いた方も短い時間で戦力」となります。
手作業が少ない
「手作業が少ない」とは、「手や体を動かす事が少ない」事に繋がります。
実際に手や体を動かすお仕事は、時間を短縮する事に限界があります。
「手作業が少ない」と言う事は「肉体的な負担を減らす」事となります。
考えずにできる
「考えずにできる」とは、「悩む事をなくす」事に繋がります。
「悩む」事により無駄に時間がかかりますし、「悩む」事は精神的な負担でもあります。
「悩む」事を排除する事により、「時間の短縮と精神的な負担を軽減する」事となります。
時間が掛からない(もしくは自動で行われる)
「時間が掛からない(もしくは自動で行われる)」とは、「集中する時間を減らす」事に繋がります。
そのお仕事につきっきりとなってしまうと、集中力が必要となり、集中力が切れた時に「ミス」が起こりやすくなります。
「時間をかけない」事により、「集中力が切れない程度の時間でお仕事を完了する」事となります。
簡単にする為には
「簡単にする為には」、まずは「お仕事を理解する」必要があります。
お仕事の理解が不十分のまま、「簡単」にしようとすると、必要な部分が漏れてしまう事があります。
また、お仕事の前提条件や後続するお仕事も合わせて理解をしないと、前後の関係が崩れてしまう可能性があります。
「お仕事を理解する」とは、「そのお仕事の内容」はもちろん、「そのお仕事を取り巻く周りのお仕事も含めて考える」事となります。
自分の為ではなく今後の誰かの為に
お仕事を簡単にする事は「自分の為」と考えがちです。
もちろん、「簡単にする」事を考えるキッカケは「自分が楽になる為」と思う事は重要です。
しかし、そのお仕事はいつか、自分の手を離れる物と考えてください。
自分の手を離れる時、そのお仕事を他の誰かが理解をする事ができない場合は、「簡単」になってはいません。
誰でも理解ができ、すぐにお仕事に取り掛かれる様な状態が、「簡単な状態」なのです。
その為には自分だけの評価ではなく、他の誰かにも「簡単」となっているのかを評価して頂く必要があります。
お仕事に関わる人達に意見を聞いて、もっとも理解のできる形とする事で、「簡単」となります。
10年先まで考える
お仕事は時代の流れで変化する事を前提にします。
せっかく「簡単」にしたお仕事も、数年後には役に立たない物となっている可能性があります。
従って、「変化が起こる度に変更」をする様にしておく必要があります。
その為には「仕組みを説明する物」が必要です。
「仕組みを説明する物」を準備しておき、お仕事に変化がある度に「仕組みを説明する物」を変更し、「簡単」を維持し続ける必要があります。
せっかく、「簡単にしたお仕事」が元の状態に戻らない様に、しっかりと修正をして行きましょう。
simacatから一言
「お仕事を簡単にする」仕組み作りで、つい陥ってしまうのが、「余計に複雑にしてしまう事」です。
例えば、「1から100の計算をして、合計を求める」と言う仕組みに対して、「将来、必要となるかも知れないから、1から1000までの計算で合計を出す」など、余計な事を考えてしまいがちです。
今の状態が「複雑」なので、「簡単」にしようとしている筈なのに、余計な事を加えて「さらに複雑」にしようとしてしまうのです。
「せっかく対応するのだから」とか「今後はその様な時間が取れないかも知れない」など、ご意見は様々あると思います。
もし、「余計な事」も含めても対応する時間や労力が同じならば、対応しても良いと思います。
しかし、「余計な事」をすると時間や労力が余計にかかってしまう様ならば、「無駄」と考えるべきです。
まずは現状をベースに考えて、対応し、将来の事はその時になってから考えましょう。
理由は「余計な事」はキリがないからです。
考え始めると次から次へと思い浮かびます。
その結果、対応が進まない事の方が問題です。
まずは現状を変える事を考える様にしましょう。
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