承認欲求とは?!褒める事は承認欲求を満たす事!!上手にお仕事で活用しよう!!
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はじめに
お仕事をしていると、先輩や上司から褒められると「嬉しい」と感じます。
そして、もっと頑張ろうと思います。
「頑張れば褒められ、そして次の頑張りにつながる」「褒めれば、頑張り、次も頑張る」、これは、お仕事をする上で、成果の向上も期待できるため、良い循環と言えます。
「人から褒められる」と「嬉しい」と感じるのは、人には「承認欲求」があるからと言われています。
「承認欲求」にて、お仕事の成果を上げられる可能性があるならば、大いに利用するべきです。
承認欲求とは
「承認欲求」とは、「他人から個人として認められたい」と思う気持ちで、誰でも持っている「欲求」となります。
そして「承認欲求」は、「人から認めて欲しい」と思う「他者承認欲求」と、「自分で自分を認めたい」と思う「自己承認欲求」が、組み合わされた欲求となっています。
人から褒められると、「自分は他人から認められた」と思います。
それが繰り返される事により、自分に「自信」が持てるようになり、「自分が自分を認める」事ができるようになります。
この状態が「承認欲求が満たされている状態」となります。
承認欲求はやる気につながる
「承認欲求」は、やる気につながります。
「褒められると嬉しい」と感じる人が多いと思いますが、これは「承認欲求」が満たされる事による感情となります。
そして、「承認欲求」が満たされると、「心のエネルギー」が蓄えられます。
この「心のエネルギー」により、「自分のモチベーションが高められる」事となります。
「自分のモチベーションが高まる」事で、お仕事に対して、「前向きな考え」ができるようになります。
「前向きな考え」の具体的な例を挙げます。
- お仕事を意欲的に取り組める
- お仕事に対して、やる気が湧く
- お仕事をより良くしようと考えて、行動する
- 表情や表現に現れて、雰囲気が良くなる
「前向きな考え」で、お仕事を行う事により、「自分を成長させる努力」を行う事となります。
その結果、さらに「褒められ」、そして「承認欲求」が満たされ、「自分のモチベーション」を高める事となります。
では、逆に「褒められない」と、どうなるのでしょうか?
「褒められない」事により、「承認欲求」を満たす事ができません。
その結果、「自分のモチベーション」を高める事ができません。
「自分のモチベーション」を高める事ができないと、お仕事に対して「前向きな考え」ができなくなります。
「前向きな考え」ができない時の具体的な例を挙げます。
- お仕事が、単なる作業となる
- お仕事でミスが多くなり、そのミスにより、さらにモチベーションが下がる
- お仕事に向き合えなくなる
- ネガティブな表情や表現で、職場の雰囲気が悪くなる
「前向きな考え」ができないと、「自分を成長させる努力」を行う事ができません。
この状態では、「褒められる」事はありません。
その結果、「承認欲求」が満たされる事がないため、負の連鎖が始まってしまいます。
したがって、「承認欲求」を満たす行為は、そのまま「お仕事の成果」にも結びつくと考える事ができます。
「承認欲求」を満たす事により、「お仕事の成果」に結びつくならば、後輩はもちろん、同僚や先輩、上司に対しても、「承認欲求」を利用をするべきとなります。
承認欲求が強すぎる人
「承認欲求が強すぎる人」が、時々います。
「承認欲求が強すぎる人」の考え方を挙げます。
- 「人よりも優れている」と考えている
- 「つねに注目を浴びたい」と考えている
- 「自分は特別な存在だ」と考えている
- 「他人と深く関わりたい」と考えている
- 「他人から愛されたい」と考えている
一般的に「かまってちゃん」的な考え方となります。
この考えの結果の行動についても挙げます。
- やたらとプライドが高い
- 自分や家族や知り合いの自慢話しや武勇伝が多い
- 嫉妬深い
- やたらと上から目線で他人と関わる
- 目立とうとする
- 他人の話しを聞かない
- 奇抜な言動や行動が目立つ
「承認欲求が強すぎる人」に対して、「承認欲求」を満たすのは、非常に難しい事となります。
「承認欲求」を利用して、「お仕事の成果」に結びつける事を考えた時、この「強すぎる承認欲求」は「邪魔な存在」となります。
「承認欲求」を「お仕事の成果」に結びつけようと考えた時、「承認欲求が強い人」には、想定通りの効果は期待できません。
まずは「強すぎる承認欲求」を抑える行動をとるべきです。
強すぎる承認欲求を抑える為には
「強すぎる承認欲求」を抑える為には、「他人の為に考えて行動する事」が必要となります。
「他人の希望を叶える」「他人の考えを肯定する」「他人の行いを尊重する」などとなります。
「部下や後輩」であるならば、言って聞かせる事も可能ですが、「上司や先輩」に対しては、難しい事となります。
しかし、自分が良いと感じた事については、「褒めたり」「持ち上げて」ください。
「凄いですね」とか、「勉強になります」などの言葉となります。
これは、「自分の成長の役にたちました」という意味となります。
「上司や先輩」からすれば、自分は他人となりますので、「他人の為の行動」となります。
少し、時間はかかると思いますが、自分に対してだけは、「強すぎる承認要求」を抑える事ができるようになります。
simacatより一言
自分は「承認欲求が強い」と感じる事はないでしょうか?
「承認欲求が強い人」は、「強いコンプレックスを抱えている」可能性があります。
そのようは場合は、まずは「そんな自分でも良い」と「自分を肯定」してください。
そして、自分自身の性格や考え方に対する「固定観念を捨てる努力」をしてください。
「自分は、こうだから」と考えるのではなく、「自分には色々な可能性がある」と考えるようにしてください。
そして、「他人の為に考え、行動する」事ができれば、「強い承認欲求」を抑える事ができるようになります。
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