何を考えているのか分からないと言われる?!伝える努力をしてみませんか??
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はじめに
同じ職場でお仕事をしている人が、「何を考えているか分からない」と思った事はないでしょうか?
もし、自分に対して言われた場合、なにか対策を講じるべきです。
「何を考えているか分からない」と言われる人は、「表情から推測される考えが分からない」、または「口にする言葉から推測される考えが分からない」、もしくは「そのどちらも」という人です。
当の本人は、それが普通なので別に気にはしないと思いますが、相手をしている人は「愉快なのか?」「不愉快なのか?」「分かっているのか?」「分かっていないのか?」を推測する事ができません。
したがって、一つ一つを確認する必要があります。
「怒ってる?」「理解した?」など、話しの節々で確認をしますが、その「気遣い」に疲れてしまいますし、「何を考えているか分からない」と言われる人も、いちいち聞かれるので、苛立ちを感じてしまうでしょう。
「何を考えているか分からない」事は「無駄な労力」を生みます。
「何を考えているか分からない」と言われる人は、「自分の考えや感情」を伝えられる様になりましょう。
「何を考えているか分からない」とは?
「何を考えているか分からない」とは、「何を求めているのか?」「どの様にしたいのか?」を想像したり、理解する事ができない状態です。
「何を考えているか分からない」には大きく分けて、「考えが分からない」「感情が分からない」の2つに分類されます。
「考えが分からない」とは、相手が「何を考えているか分からない」と感じた時、自分が考えて出した答えに、何一つ、正解がない場合です。
自分の考えが及ばない、自分には理解をする事ができない、その様な時に「何を考えているか分からない」と感じます。
「感情が分からない」とは、相手の「表情から感情を想像する事」ができない状態です。
「気がたっている」なら、下手に出る。
「嬉しそう」なら、遠慮なく。
「相手の状態」によって、こちらの行動を変えたい所ですが、「感情が分からない」事により、「なるべく穏やか」に、お仕事をお願いしたり、請け負ったりする時に、「相手の状態」が確認できないと、少々、「やり辛い」と感じるのではないでしょうか。
もし、お仕事の場にて、相手が「自分に理解できない事」を訴えてきた場合は、「とことん追求」をして、自分が確実に理解をする様にして下さい。
理解ができないのに、理解をしたフリをしてしまっても、次々と「何を考えているか分からない」事柄が投げかけられます。
それを繰り返していくと、「何を考えているか分からない人」から「何を言っているのか分からない人」となり、相手への不信感だけが募ってしまいます。
人と接する時、「考えが分からない」「感情が分からない」状態をなくす事で、お互いがお互いの事を理解し易くなります。
考えを伝える為には
「考えを伝える」為には、自分が何を考えているのかを整理する必要があります。
自分が考えている事を整理する能力は、文書を書く事で向上します。
「何を伝えたいのか?」「どの様に伝えるか?」
実際に、アウトプットをしないと、上達をする事はありません。
自分の考えを文章にして、「読み返しと訂正」を納得ができるまで繰り返します。
初めは、短い文章でも構いませんし、テーマは日記でも良いですし、お仕事のまとめでも構いません。
まずは、自分の考えをアウトプットしましょう。
そして、文章を書く事により、自分の気持ちを表現できる「言葉」も同時に学ぶ事ができます。
自分の考えている事を整理し、それを表現できる言葉が身に付けば、あとは実際に口に出すだけです。
感情を伝える為には
「感情を伝える」為には、自分の「喜怒哀楽」の表情を知る事です。
自分の顔を鏡で見て、「喜び」「怒り」「悲哀」「楽しみ」を表現して下さい。
時間が掛かるかも知れませんが、まずは「自分の顔」を知る必要があります。
そして、その時の感情に「喜怒哀楽」のうち、「一番馴染む顔」を表現する様にしましょう。
「一番馴染む顔」としているのは、「嬉しい」感情の時に、「怒っている顔が馴染む」と感じるのであれば、「怒っている顔」をしても良いと言う意味です。
ただし、自分が、その表現をした事により、相手が不快な表情をした時、「間違えた」と感じて下さい。
そして、素直に自分の気持ちを伝えて、「感情」と「顔」の答え合わせをして下さい。
「何を考えているか分からない」は悪い事?
「何を考えているか分からない」は悪い事なのか?と疑問が浮かびます。
敢えて、こちらの考えを伝えないという「テクニック」があります。
お仕事に於いては、「かけ引き」が必要な時があります。
その際、ポーカーフェースで淡々と話す事により、こちらが何を考えているのか、どの様な感情なのかを隠す事で、その場を有利に進める事ができます。
例えば、「値引き」を求めるお客様に対して、お話しを合わせ、笑顔で接していると、「もっと値引きは可能」と受け取られ、さらに、大幅な値引きを求められる場合があります。
逆に、こちらの「考え方」や「感情」という情報を一切、表に出さない事により、「値引きすら難しい」事を印象付ける事ができます。
「何を考えているか分からない」状態をテクニックとして使う事により、「かけ引き」に強くなれます。
simacatより一言
「何を考えているか分からない人」に対しては気を遣わない様にしています。
特に、こちらにメリットがない人なら、気を遣っても疲れるだけですので、こちらも「何を考えているか分からない人」に徹する様にしています。
使い分けができると、非常に便利なテクニックです。
そして、「本当の感情」とは違う表現をする事もできる様になります。
ただし、あまり「本当の感情」と違う表現をし過ぎると、自分を見失ってしまう事もあるので、注意が必要です。
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