文章には構成が重要ポイント?!文章を書く為の構成について解説!!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
人に伝わる文章を書く際に構成は、重要なポイントとなります。
構成と言われてしまうと、難しく考えてしまいがちですが、基本の4つをマスターすれば殆どの場面で利用できます。
今回は構成について、投稿を致します。
構成には種類がある
- 三段構成
- 四段構成(尾括型)
- 頭括型
- 双括型
構成は文章の流れを表します。
そして表し方によって、自身の個性を表現する事ができます。
しかし、慣れない間は上記4つの構成を使いこなす事さえできれば、問題はありません。
無理に個性を出そうとせず、まずは上記4つの構成をマスターしましょう。
それぞれの構成について
三段構成
- 序論
- 本論
- 結論
3段の構成となっています。
序論
この「序論」の記載内容は、そのまま文章のテーマとなります。
文章で自身が伝えたい事を記載し、後の「本論」に繋げていきます。
本論
伝えたいテーマについて、深掘りをします。
伝えたい事を示すデータや根拠を表現する事により、伝えたい事の信憑性があげます。
なお、この「本論」で示すデータや根拠などの情報が、主観的な物では「誰もがそう思う」とは限らない為、客観的な情報である必要があります。
尚、数字の羅列など、極めて詳細なデータは、文章を読むにあたり邪魔な物となる可能性があります。
この為、詳細なデータは別に用意をし、別紙参照などとしましょう。
結論
「序論」の伝えたい事を本論で論説し、「結論」にてまとめとなります。
「序論」で自身が伝えたい事を汲み取れるような文章としましょう。
三段構成は小論文や提案書などに使われます。
四段構成(尾括型)
- 起
- 承
- 転
- 結
起
始まりを表します
何が起きたのか、自身の伝えたいテーマやその背景を記載します。
読み手に興味を引かせる部分ではありますが、あまり細かすぎると読み手が離れてしまう点に注意が必要です。
承
「起」で伝えたい事を具体的な情報や知識で深掘りをして、ここに記載します。
転
この「転」については、様々な使われ方がされます。
例えば逆説で「承」にて記載した内容が本当に正しい事なのかを逆説にて立証します。
しかし、どの様な使われ方をしたとしても、「承」の記載をさらに裏付ける様な記載をする必要があります。
結
まとめの部分となります。
「起」で定義した事が「承」と「転」にて内容が膨らみ、「結」にてまとめられます。
この「結」の部分では、簡潔に「起」で定義した事を主張する事がポイントとなります。
四段構成は主に小説や作文などに使われます。
頭括型
自身の主張を初めにします。
最初に結論を記載し、詳細を後述する構成となります。
頭括型は主に新聞やBlogの記事など情報系の文章に使用されます。
双括型
自身の主張したい事を初めと終わりにします。
初めに主張したい事を記載したのですが、具体例が情報が多い時、読み手が何を主張したかったのかを見失ってしまう事を想定し、最後に再度、自身の主張を記載するのです。
双括型は主に商品紹介などで使用されます。
実際に会社で使用されるのは、どの構成?
お仕事の内容にもよりますが、報告書や提案書などは「三段構成」や「頭括型」がよく使われます。
最低限、2つをマスターしておきましょう。
この構成を頭に入れて、自身の伝えたい事を当てはめて行けば、文章として成り立ちます。
しかし、日本語を知らないと、言葉を連ねる事は難しいので、正しい日本語もマスターする様に心がけましょう。
また、構成には流行りがあります。
「頭括型」はアメリカから流れてきたと言われています。
先に結論を述べるあたりは、アメリカらしいと思います。
流行りを受信するアンテナを張っておきましょう。
「三段構成」や「頭括型」はマスターしましょう。
構成にも流行りがあるのでアンテナを張っておきましょう。
simacatから一言
私自身、文章を書くのに頭を使います。
日本語は難しいですね。
しかし、ある程度の構成を頭にいれる事で、話す時も論理的に話す事ができる様になります。
特に、プロ同士がお話しをする時は「頭括型」の様に伝えたい事だけ話して、細かい事は省略しても話しは通じます。
これで時間と労力を省く事ができるのは、大変有効だと感じます。
文章の構成は慣れなので、多くの文章を書く様に心掛けて下さい。
コメント