【ざっくり解説】積立投資?!メリットとデメリット?!向いている人と向いてない人?!簡単にご紹介?!
聞き流し用動画
はじめに
「積立投資」という言葉をご存知でしょうか?
最近は「積立NISA」が有名です。
今回は「積立投資」についてざっくり解説を致します。
安定の「ざっくり解説」になります。
「投資の方法のひとつ」として参考にして頂きたいと思います。
積立投資とは
「積立投資」とは、「定期的に一定額を特定の金融商品に投資する方法」になります。
一般的には毎月決まった日に一定額を「投資信託」や「株式」などに投資します。
「積立投資のメリットとデメリット」をご紹介します。
平均購入価格を抑えられる
「ドルコスト平均法」とも呼ばれています。
定期的に同じ金額を投資することで、購入価格の平均を下げる効果があります。
「相場が高いときには少なく」「相場が安いときには多く」、その時の状況により「購入量」が変更される為、リスク分散になります。
これは「為替相場の変動リスクの対策」にもなります。
手軽で継続しやすい
毎月自動的に決まった額を投資するため、投資を続けるのが容易です。
一度設定すれば、自動で積立が行われるので手間もかかりません。
少額から始められる
初期投資額が少なくても、毎月少額から積み立てていくことで、時間をかけて資産を形成できます。
リスクが分散される
長期的に見れば、相場の変動に影響を受けにくくなり、リスクを分散できます。
以上、「積立投資のメリット」になります
次は、「積立投資のデメリット」をご紹介します。
短期的に大きな利益は期待しにくい
長期的な投資が前提のため、短期間で大きな利益を得るのは困難です。
市場の暴落時には損失もある
市場全体が暴落した場合には、積み立てた資産が一時的に減少することもあります。
資金の拘束
毎月一定額を投資に回すため、自由に使える資金が減ることがあります。
すぐに現金化ができない
積立投資により積み立てた投資信託は、すぐに売却(現金化)ができない場合があります。
手数料がかかる
証券会社などの金融機関によっては、手数料がかかる場合があります。
以上、「積立投資のデメリット」になります
「投資」には「損失を被るリスクがある」ことを忘れないようにしてください。
とはいえ、それでも「将来の為に、はじめてみたい」と考える人もいると思います。
基本的な「投資信託のはじめかた」は以下になります。
この中で、悩むのが「どのような金融機関がよいのか?」になります。
「金融機関を選ぶポイント」をご紹介します。
手数料
「手数料の低さ」は見逃す事ができません。
手数料には「管理費用」と「取引手数料」があります。
「管理費用」とは「投資信託の管理費用(信託報酬)」になります。
「取引手数料」とは「購入手数料や売却手数料」になります。
これらの手数料が「低いこと」、もしくは「無料」の金融機関がオススメになります。
商品
「商品」とは「投資信託の種類」になり、多ければ、それだけ選択肢が増えます。
特に「インデックスファンドなどの低コスト商品が充実している」などがオススメになります。
ちなみに「インデックスファンド」とは、「指数に連動した成果を目指す投資信託」になり、代表的な指数として、「日経平均」や「NYダウ」などがあります。
そして、「積立投資プランがあること」は言うまでもありません。
信頼性
金融機関の信頼性の尺度として「運営歴」と「金融ライセンス」があります。
「運営歴」では「長い運営歴」と「信頼できる実績」が尺度になります。
「金融ライセンス」は「適切な金融ライセンスを保有していること」が尺度になります。
「一般的な日本の銀行」の「信頼性は高い」です。
「ネットでしか見かけないような金融機関」は「信頼性は低い」です。
しかし、これが前述の「手数料の違い」にあらわれます。
なお、「はじめての投資」の場合は少々手数料が高くても「安全を優先する」ことをオススメします。
使いやすさ
使いやすさとは「取引や資産管理を簡単におこなう」「変更手続きが容易にできる」などになります。
例えば、「オンラインによるサービス」や「スマホアプリの利用」になります。
「オンラインサービス」では「使いやすいオンラインプラットフォーム」があること。
「スマホアプリ」では、「利便性の高いスマートフォンアプリが提供されている」ことになります。
「思った時に思ったことをすぐにできる」のは必須条件にするべきです。
カスタマーサポート
自分の大切なお金を預ける為、「カスタマーサポートの充実」も必須条件になります。
「カスタマーサポートの充実」には「サポート体制」と「アドバイザーの質」があります。
「サポート体制」は「問い合わせに迅速かつ適切に対応してくれる」ことで、特に「初心者に対して親切なサポートがあること」になります。
「アドバイザーの質」は「資産運用に関する専門的なアドバイスを提供できるアドバイザーがいること」になります。
また、「初心者にも分かりやすく解説ができること」も「アドバイザーの質」になります。
いずれも、「投資信託の初心者」には重要なポイントになります。
情報提供
金融機関側から「教育コンテンツ」や「マーケット情報」などの情報提供がある事もポイントになります。
「教育コンテンツ」は「投資に関するセミナーやウェビナー(Web上で開催されるセミナー)が定期的に開催されていること」になります。
「マーケット情報」は「最新の市場情報や分析レポートが提供される」などになります。
「知識や情報を得る」ということは「投資リスクを減らす」ことになります。
セキュリティ
金融機関である以上、「セキュリティ対策」は必須事項になります。
「取引情報や資産情報を守る為に二段階認証などの安全対策が導入されていること」になります。
顧客の口コミや評判
「ユーザーレビューなど、他の顧客の口コミや評判を参考にする」ことで、「信頼性や使い勝手に関する情報」を得る事ができます。
以上、「金融機関を選ぶポイント」になります
最近は「ロボアドバイザー」と言われる「投資信託の選定や運用を自動でおこなうサービス」もあります。
細かな運用が苦手という人は、こういったサービスのある金融機関を選ぶことをおすすめします。
「積立投資」とはいえ「投資」です。
できるだけ「利益がでる投資」を目指してください。
向いている人、向いていない人
「積立投資をはじめたい」と思っている人でも「続けられるか不安」と思う人もいると思います。
「積立投資が向いている人」と「積立投資が向いてない人」をご紹介します。
はじめに、「積立投資が向いている人」をご紹介します。
投資の初心者
少額から始められ、リスク分散も図れるため、「投資初心者」に適しています。
長期的な視点を持っている人
積立投資は「時間をかけて資産を増やす方法」になります。
長期的な目標を持ち、「短期的な市場の変動に一喜一憂しない人」に向いています。
規律を持って投資できる人
「積立投資」は「毎月定期的に一定額を投資すること」が必要です。
「規律を守り、計画的に積立を続けられる人」に向いています。
リスクを分散したい人
「市場の上下動に対して分散投資の効果を得たい人」に適しています。
定期的な購入で「購入単価の平均化」ができます。
大きな初期投資額を用意できない人
一度に大きな金額を投資するのではなく、少額から始められるので、「初期投資資金が限られている人」に向いています。
以上、「積立投資が向いている人」になります
次は、「積立投資が向いていない人」をご紹介します。
短期的な利益を求める人
積立投資は長期的な資産形成を目的としているため、「短期間で大きな利益を得たい人」には向いていません。
高リスク・高リターンを好む人
積立投資はリスクを分散しながら安定したリターンを狙う方法です。
よって、「高リスク・高リターンを追求する人」には向いていません。
資金流動性を重視する人
毎月一定額を投資に回すため、自由に使える資金が制限されます。
「資金の流動性を重視する人」には向いていません。
市場の変動に敏感な人
「市場の短期的な変動に対して敏感に反応し、頻繁に投資戦略を変えたい人」には向いていません。
「積立投資」は長期的な視点で見守る必要があります。
定期的な投資が難しい人
毎月定期的に一定額を投資することが求められるため、「安定した収入がない人」や「定期的な投資が難しい人」には向いていません。
以上、「積立投資が向いていない人」になります
「積立投資が向いている人」と「積立投資が向いてない人」をご紹介しましたが、あくまでも一般論です。
「向いている人」でも「やらない選択肢はあり」ですし、「向いていない人」でも「やる選択肢はあり」です。
どちらにしても「利益とリスク」を意識するようにしてください。
simacatより一言
「積立投資のざっくり解説」でした。
ひと昔前までは「財形貯蓄」が一般的でした。
最近、社会人になったという人はご存知ないかもしれません。
これは「給与天引き」の為、言い換えると「積立」です。
しかし、「低金利」の現在「普通預金よりマシ」といった感じです。
リスクはあるのですが、「財形貯蓄」をやるくらいならば「積立投資」をおすすめします。
話しは変わりますが「確定拠出年金(個人型はiDeCo)」という物があります。
これは「年金制度」ではありますが、「積立投資」になります。
この「確定拠出年金」では「運用商品を選択するのは自分」です。
よって、この「運用」によっては「将来もらえる年金額」が変わります。
「確定拠出年金の制度を利用している」場合は、しっかりと運用する事をおすすめします。
コメント