お仕事で決められない？！迷うとはなに？！悩むとはなに？！決める為の条件を作って備えましょう？！
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はじめに
お仕事をしていると、「決められない」時があります。
これは、「自分が正しいのか分からない」「間違っていたら怒られる」などと考え、「迷ったり、悩んだりしている状態」となっている為です。
お仕事で何かあるごとに、「迷う事」「悩む事」があると、疲れてしまいます。
ある程度、「決める為の条件」を自分の中で考えておき、「迷う事」と「悩む事」に備えて頂きたいと思います。
迷う事と悩む事
「迷う事」と「悩む事」の意味について触れておきます。
「迷う」とは、「進むべき方向が分からない」「区別がつかない」「決断ができない」という意味となります。
「悩む」とは、「決められない事、解決方法が見つからない事で、心を痛める」という意味となります。
意味だけを見ると、「迷う事」と「悩む事」には、大きな違いがあります。
それは、「心を痛める事」となります。
「悩む事」は、考えている過程で「心を痛める」事が起こります。
逆に心を痛めなければ、「悩み」とはならず、単純に「考えている」状態となります。
そして、「迷う事」も、「心を痛める」事はありません。
「迷う事」は考えているものの、「答えとしてふさわしい結果が思いつかない」状態です。
しかし、「迷う事」が続くと、それが「悩み」となる可能性があります。
考える行為は、その内容により精神的に負担をかける事となります。
「迷う事」とは、「進むべき方向が分からない」「区別がつかない」「決断ができない」という意味なので、自分だけでは、「解決させる為の答え」を見つけ出す事ができません。
「調べる」「人に聞く」などをおこなわない限り、永遠に考え続ける事となります。
その結果、精神への負担が積み上げられ、疲れが生まれ、「悩み」へと、変化していきます。
「迷う事」も「悩む事」も、その言葉の通り、良い事ではありません。
時には考える幅を持たせる為に、「迷う事」や「悩む事」は必要です。
しかし、それが日常的となっている場合は、「迷わない為の工夫」や「悩まない為の工夫」を考えて、備えておくべきです。
この「工夫」が、「決める為の条件を作る事」となります。
「決める為の条件」を作り、それに従う事で、「迷い」や「悩み」を減らす事ができるようになります。
決める為の条件を作る
「迷う事」や「悩む事」を減らす為に、「決める為の条件」を作ります。
もちろん、この条件を作ったとしても、１００％、「迷う事」や「悩む事」がなくなるわけではありません。
この条件を作る事により、「迷う事」や「悩む事」をせずに、「他人に助けを求める事」となります。
この「条件」が「ゆるい」と、なんでも「他人に助けを求める事」となります。
逆に、この「条件」が「きつい」と、自分で「迷う事」や「悩む事」をする必要があります。
「ちょうど良い具合」を見つけるのは難しいのですが、はじめは「条件」を「ゆるく」して、「他人に助けを求める事」をおこなってください。
これは、一つでも多くの「答えとしてふさわしい結果」を知る行為となる為です。
これが分からないと、「迷う事」となり、それが続くと「悩む事」となります。
したがって、「答えとしてふさわしい結果」については、記録に残し、いつでも復習できる状態にしておく必要があります。
しかし、いつまでも「他人に助けを求める事」をおこなっていると、上司や同僚からの評判を落とす事となります。
したがって、徐々に「条件」を「きつく」する必要があります。
ただし、どうしても不安な時は、「答えとしてふさわしい結果」の確認なら、許されるはずです。
「こういう考え方、こういうやり方で良いですか？」と、自分の考えを伝え、確認をしてください。
「決める為の条件」とするポイントを４つ挙げます。
- 品質（自信がある⇔自信がない）
- 熟練度（作業内容をよく知っている⇔作業内容をあまり知らない）
- 納期（余裕で可能⇔かなり厳しい）
- 影響（自分だけ⇔会社全体）
その他にも、「人脈」「お金」「経験」などの要素もあります。
これらのポイントを基本とし「条件」を考えてください。
例えば「品質」ならば「程度」となり、「この程度ならできる」が条件となります。
同じように「対応範囲や納期」についても、自分なりの基準を考えて、それを「条件」とします。
「条件」について考えてから間もない頃は、「知っているから、できる」「分からないから、できない」などでも構いません。
慣れてきたら、「あの人が手伝ってくれるなら」「納期を伸ばしてもらえるなら」など、さらに「条件」を膨らませてください。
なお、「決断」をしなくてはいけない場面があります。
この時は、「条件」の中でも「優先順位」を決める必要があります。
「優先順位が高い条件に自信がない」時は、他の条件が可能だとしても、「他人に助けを求める事」をおすすめします。
「決断」は、「決め事」となります。
「決め事」には、「高い確実性」が求められます。
したがって、「必ずできる」と確信が持ていない場合は、「決断」をするべきではありません。
とはいえ、これも「一つの条件」となります。
この「条件」を決めて従う事により、「できたらやる」という気持ちから、「やらなければいけない」という気持ちに変化する場合があります。
この場合は、「条件」を「きつく」するタイミングでもあります。
「迷う事」や「悩む事」をなくす為の「決める為の条件」ですが、この「条件」により、「精神的な成長」ができる可能性があります。
「迷う事」や「悩む事」は、精神的に良くない事です。
「迷う事」や「悩む事」はやめて、「条件」に従って、客観的な視点で、お仕事と向き合って頂ければと思います。
simacatより一言
「決められない」と誰かが決め、誰かに言われるまま、お仕事を進める事となります。
「決められない事」が、「良い事なのか？」と聞かれると、「良い事」とは思えません。
しかし、「理由もなく決める」なら、「決められない方が良い」と思います。
これは、「責任の問題が発生」する為です。
お仕事で「決める」という行為は、同時に「責任」が発生します。
その「責任を負えないから、決められない」という気持ちがあり、だから「迷う事」や「悩む事」となります。
「決める為の条件」は、そのお仕事を引き受けた時の「理由」となります。
「理由」とは、「お仕事を引き受けた時の考え」です。
たとえ失敗したとしても、何の考えもなく、お仕事を引き受けたわけではない事を証明するものとなります。
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